劇場公開日 2012年7月14日

「ここの評価は良くないけど」ヘルタースケルター るろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ここの評価は良くないけど

2019年3月2日
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この沢尻さんが美し過ぎるのでずっと気になってはいたけど、暴力的なのに中身の無い映画なのかな、だとしたらトラウマになるだけだからずっと敬遠してた。でも私には合ってた、最後まで釘付けで見てた。第1にリリコが美し過ぎる。全身整形してもあんなに綺麗になれるのなれるのは一握りじゃん、と思いながら見てたけど、これは沢尻エリカさんという実在する女優さんなんだと思って鳥肌立った。めちゃくちゃかわいい、綺麗、それだけで価値がある。顔が良過ぎる。最後までリリコはかっこよかった。なんだずっと綺麗じゃん。マイナスから目覚めた美への執着は地獄。最悪を知っている者が、少し綺麗になれたとき、周りからの対応の違いを味わってしまったらもう前には戻れない。絶対無理。だって全然違うもん。ずっと綺麗な人には分からないし、ずっと不細工な人にも分からないよ。中途半端な人がいちばんもがく。リリコは中途半端じゃないけど…。
愛されなくなっちゃう、忘れられちゃうっていう恐ろしさも見てて苦しかった。
オカマのメイクさん、ずっと優しくて良かったな。羽田さん、せつねえが、どっから湧いてきてるんだその大き過ぎる愛情は。リリコがいちばん恐れていることを避けるための切り返し、愛で溢れてるな凄い人だなって思った。芸能人に対する一般人からの評価ってめちゃくちゃだしめちゃくちゃに怖いよね、勝手すぎて。見られて良かったです。

るろ