トガニ 幼き瞳の告発のレビュー・感想・評価
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小さな手を救う大きな手を
2度と見たくない最も素晴らしい映画という称号を与えていいと思うくらい素晴らしい作品だったのと同時に、
見ていてあまりにも辛くもう2度と見たくないと思ってしまうような作品。
トッケビでは939歳のくせに恋愛下手で、それでも大人の渋さとカッコよさと無駄なユーモアを持つトッケビを演じ、大傑作の新感染では頼りない男がゾンビとの戦いを通してどんどん成長していく姿がかっこよかった彼は今回、珍しく前髪を下ろし刺激のない人生に日々落胆しているような役柄。
役としてはトッケビが1番好きだが、今回のコン・ユはまた違った魅力があってかっこよかった。
2回目だが同じように胸糞悪かった
・ろう学校の校長と行政室長の映画史上最悪の双子おじさん
・子供への性的含めた虐待のシーンのエグさがちょっと類を見ないほど気合い入れて描写されてるのに、実社会への警鐘を強く感じた
・裁判のシーンで被害児童本人の犯人を目の前にした供述に再現シーンも挿入されて心臓をつかまれるほど辛い
・被害者三人のうちひとりまたひとりと示談となり、ついに最後のひとりミンスの示談が決まったときの叫びがまた辛すぎて…
・加害者の懲役が6ヶ月という結末の事実、そしてミンスの死と救いのない展開にすっかりうちひしがれて映画は終わる。現実は今も続いている
変わるな
オトナのエゴのために何故幼き子供達が犠牲にならなくてはいけないのか。
どこまでが実話だか分からんが、あそこまでの証拠があって、何故。権力やお金に屈する大人のクズさよ。とは言いつつも、実際に例えば主人公のような立場だったとして娘や家庭よりあそこまで被害にあった子供達を擁護できるのか。優先できるのか。絶対できるとは言い切れない部分がある。
脚色されていてくれ、と望んだ程に腐った大人たち。子供達の運命。敵の多さ。
ラストシーン。「霧の街へ是非お越し下さい」の広告。立ち止まる主人公。結局自分も家庭に戻り子供の為に尽くすのみ。正しさとは何か。何をすべきなのか。あの姿はまるで弱いわたし達ですね。
主人公の母親が言ったセリフ。「善悪の区別がつかなくて、見て見ぬフリをしてる訳じゃない。分かってて、ああしてる」この世の大半の大人がそう思っているとしたら……。もう私達は世界を変えることは出来ない。世界に変えられないことしか出来ないのだ。
余談
ああいうことする人の気持ちが全く理解出来ません。嫌がってる人を見てるのが楽しいのか。狂ってるのか。権力の誇示なのか。
「きっと、いい日が待っている」を思い出しました
見なければ行けない映画
観賞前からこの映画は
「人として必ず見なければいけない映画」
と思っていた。
実際に見た後は、さらにその思いは強くなった。
少しでも興味があるのなら、見るべきである。
そして見たとき、どんなにきつくても
目をそらしてはいけない。
この話が
実話と聞いて愕然とする。
幼くか弱い子供たちの人生を汚し人生を奪ったゴミのようなオトナたちを許すことはできない。
再び裁かれ10年の刑を言い渡されたと聞いているがそれでも甘過ぎる。
どうかこの世界で2度と同じような事件が起こらないことを祈ります。
見るべき映画
うたまるさんがいい評価してたのを聞いて、あわててみにいったけど、見て良かった
ひどい事実をしれたこと。
何か応援できることがあればしたい。
心に響いたセリフ
『私も他のみなと変わらず、大切な存在だということ。
この戦いは私達が世界を変えるためのものではなく、私達が世界に変えられないためのもの』
これぞ、世界映画! 映画史上最高の一本。
児童虐待を糞リアリズムで描いた作品です。双子の理事長など、なかなか趣向が凝らされています。今後、韓国映画はますます評価され、2020年以降は韓国映画の黄金期となるでしょう。
尚、当サイトの管理者からきつーいお達しがあり、映画本編以外のことに言及してはならない、この命令に背いたレヴューは問答無用で削除する、とのことでした、映画本編を映画史と関連づけて語ったり、今後の展望を語るのも厳禁なのだそうです。サイトの管理人が日夜、目を光らせているのです。まるで、旧ソ連のKGBか韓国のKCIAです。
今まで、まじめに私なりの誠意をもってレヴューを書いてきましたが、ほとほと馬鹿らしくなりました。ま、この文章もいずれ削除されるんでしょうね。特定アジアとなんら変わらない専横ぶりです。
そう云う訳で、私は二度とレヴューを書きません。良かったな、安心しただろう、上田さんよ。
追記 2014.12.12
今まで、私のレヴューを読んで、「共感した」をクリックしてくださった方、有難うございます。一人でも共感した、と云ってくださる方がいると、なんだかんだ云っても、やはり、嬉しいものです。この場を借りて、厚く御礼、申し上げます。
怒りと悲しみのトガニ(るつぼ)…しかし、必ず、正義は下される
韓国の聴覚障害学校で起きた実話を描いた衝撃作。
ソウルから田舎の聴覚障害学校に赴任して来た教師イノは、そこで、障害児童たちが校長や教師から日常的に性的虐待を受けている事を知る。被害児童たちと共に、この事実を告発しようとするが…。
この込み上げる怒り!
許せない!
こんな事があっていいのか!?
これは躾でも行き過ぎた体罰でもない。
許されない犯罪だ!
幼気な子供たちに性的虐待をする事自体、言語道断。
ましてや、言葉で訴える事が出来ない障害児童をいたぶるなど、悪質極まりない。
言葉は悪いが、このクズ共、クソ野郎共。
もう一度訴えたい。このクズ共!クソ野郎共!
劣悪な現状は何も校内だけではない。
校長らと癒着のある地域団体や教育庁、警察の我知らずの隠蔽。
正義は無いのか。
裁判が始まった。
優勢だと思った矢先…、
立ちはだかったのは、社会の不条理。
映画は後味の悪い、モヤモヤとした行き場の無い怒りのまま終わる。
もしこの映画を劇場公開時に見ていたら、ずっとしこりが残ったままだったろう。
本当のドラマは、映画が公開されてから起きた。
正義が下されたのだ。
後味悪いよ (。>д<)
韓国のある
聴覚障害者学校で
2005年に
実際に起こった
性的虐待事件を映画化
見ていて
すごくかわいそう
味方のはずの
警察や市役所も
信用できない
最後は強いものが勝つ
やりきれない
後味悪いよ
(。>д<)
あのさ
あのさ、日本映画でのみ韓国映画が過大評価されるって言っている方がいるが、『新しい世界』『オールドボーイ』『箪笥』とリメイクが決まっているということはどうなるんだ?
それに『オールドボーイ』に関しては、カンヌで審査員特別グランプリで受賞してますし、『渇き』という作品もカンヌで審査員賞をもらってます。だから、日本だけではない。あと、韓国映画が注目されたのは2000年代と言ってもいいので昔に入ってないのは当たり前。というか、それほどその作品が好きなだけで別に評価されてないわけではない。
韓国映画が嫌いなのは勝手ですが、ちゃんと考えてからレビューすれば…
さすがに黙ってられないレビューだったので書かせていただきました。
今作はとにかくこの酷い事件を素直に描いた作品で胸糞が悪いですが、映画の力を見れた素晴らしい作品。
オススメです。
ショッキング
他国映画はやはり文化が
違うので、たまにカルチャー
ショックを受ける(笑)
冒頭の車でブツかってきた
のに逆ギレ!飲酒を指摘
されたら、急に態度を変え
さらに、脅すという…
始め、ヒロインが怖かった!
そして、学校に赴任するなり
普通に賄賂請求∑(゚Д゚)
さらにこの事件>_<
実話なんてひどすぎる!
悲しい話しでした。
最後の最後で絶句!
本当に酷い話。しかもコレが事実を題材にした映画で現在進行形の話だってんだから、笑えなくなる。本当に『事実は小説より奇なり』だ。
この映画のおかげで韓国の制度が改正されたらしい。映画が実世界を動かしたのだ!映画って、スゲー!
同じ人間がしてることと考えたくもない作品
実際の事件を元に映画を製作してるだけあって、内容が生々しく目を背けたくなるようなシーンも多々。
しかし、訴えるものの大きさは計り知れなかった。
障害のある子供たちと分かっておきながら虐待を繰り返す学校があるという事実を明るみに出すのも難しいのに、これを世に出したのがその子供たちと思うだけで胸が痛くなる。
後味の悪さは中々拭いきれないが、これを観た後は必ずこの事件のその後を調べてもらいたい。
後味の悪さは・・最高
相変わらず、この手の韓国映画は「本気」を感じる。徹底した人物描写には日本映画のような生温さが、そこにはない。特に、コン・ユ扮する主人公の「無作為」「無力」こそ、我々が持つ中途半端な「良心的傍観者」感を増幅させる。見た後の、後味の悪さ、やるせなさ、これが映画たるものが我々に突きつける「刃」であろう。
映画の力を再確認。
韓国の聴覚障害者学校での実際に起きた性的虐待問題を元に映画化。
衝撃的な内容にサスペンス要素を取り入れ、社会の不条理さを映し出す。皮肉を込めたカットも良い。そして、大きな存在を動かすには衝撃的な事が1つや2つ起きただけでは充分ではないという事実を突きつけられた。
エンドロールの最後の言葉が救いになるが、同時に韓国公開時にはまだ問題を抱えてたという事。
圧力もあったと思うが本作のスタッフには限りない賞賛を。映画の力を再確認させられた。
子供が健気
子供が健気に頑張っている様子を見るだけで泣けてくる。そこがリアルなのかもしれないのだが主人公のイケメンがさっぱり活躍しないのでイライラした。
ずっしり、げんなり来る映画だった。世の中には本当に悪い人間がいるので油断できない。
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