「そこはローテクとハイテクの世界だった。」パシフィック・リム 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
そこはローテクとハイテクの世界だった。
この映画の内容にオリジナル性は少なく
設定や美術デザインに新しさは見えない。
人型ロボット(イェーガー)本体はかなり弱く
1000体は無いと地球は守れないのではと感じた。
人間ドラマとしての表現は薄く感情は動かない。
スゴ〜ク強そうな乗組員の乗る人型ロボットも「あれ?」って思うほど、呆気なくやられてしまい、同じく環太平洋防衛軍の危機管理は薄く「あれ?」っていう間に危機に陥る。ローテクであってハイテク、その地球の文明は進んでいるのか進んでいないのか中途半端な表現をしている。観ていて20世紀のSF映画の集大成の印象を感じた。加えて「勝利の後には晴れた地球になる」お約束まで用意されている。とはいえ中高生はかなり楽しめると思う。
あえて何の映画とは書かないが、
かなり多くのSF系映画の要素が見える。
見える人ほど純粋に楽しめないと思う。
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