ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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GRAVITY
この映画は観方によって大きく評価が分かれる作品の一つである。
純粋に素直な気持ちで映画を観る事ができる人はかなり楽しめると思う!
しかし最初から
「この映画は優れた作品か否か?」
という姿勢で観てしまう人はどうしても内容の様々な点において気になってしまい、批判せざるをえない。
自分もしっかり物理学を学んでいるので、理論的にあやしい所が多々みられた。
しかし自分の中では気にせず楽しめる範囲内だったので、十分満足行く作品だった!
これには人それぞれ個人差があるから、満足できない者は満足できないだろうし、満足できる者は満足できる。
なのでこれから観ようと考えている方は、自分は上記の前者か後者かを考えてみるとよいと思う!
そしてこの映画全体として
迫力のある映像と音響は圧倒的で
改めて宇宙への関心を引き立ててくれた作品でもあり、
またどんな逆境でも諦めてはならないというテーマもあってなかなか良かった!
一度、重力のない世界から重力のある世界へ戻って、重力の重みをしっかりと味わってみたいものだ!
地球そのものを感じ取れるのだろう…
別世界を彷徨っていた私でした・・・残念
この映画特殊効果映像を駆使した映像表現が大好きな映画ファンの方には、超お薦めの映画だと感じたが・・・・・
しかし、「アバター」を3回観て、3回寝てしまった私にはやはり「アバター」同様に退屈な映画にしか思えなかった。
サンドラブロック演じるライアン博士の名前が、女性の名前でなく男性名なのも何故か気になって違和感が最期迄有った。その後私は遂に寝てしまった為に、名前について説明があったのかもしれないが、その事に付いては解らないので、それは脇に置いて続きを観た。
遂にジョージ・クルーニがフェイドアウトして、ライアンが一人残されるころから、退屈さはピークに達して、思わず50分を過ぎたのを確認すると私も、別世界を彷徨い始めたのだ。そして、ラストシーンへと向かう迄の15分程は寝てしまったと思う。
映像的には、リアルに宇宙空間を疑似体験出来た人には、本当に感動出来る作品なのだろう。
しかし、殆んど一人で宇宙空間を、彷徨シーンの連続を観るのは、自己に投影して物事を考えると、形容し難い恐怖に襲われる作品なのは、分かるのだが、その事自体に感情移入が出来なかったのだ。現実的に自分の人生とは余りにかけ離れていて、想像の範疇を越えていてイメージが自己とシンクロしなかった。
しかし、ライアンに感情移入を巧く出来る人には最高に恐い、不安で胸が潰れる想いがする最高のエンターテイメント映画になるだろう。
そして貴方は、正に彼女同様、正常な呼吸をするのが困難になる程のリアルさを憶えるだろうが、このような状況に何も反応出来ない私などは中々馴染めない苦痛の連続の作品だった。
この物語は、一体西暦何年頃に起きている話になっていたのかも、私は見逃していたが、この様な宇宙探査を出来る時代ともなれば、もう火星移住をしている人も少なくないだろう?とそんな事の方が気になり、何処かに、簡単に非常時には退去出来る場所が確保出来る様になっているのではないか?
そんな馬鹿げた余計な事が脳裏にあって、物語に集中出来なかったと言う訳です。
「2001年宇宙への旅」「アポロ13」「カプリコン1」そして「月に囚われた男」など宇宙がテーマになる作品を観てきたけれども、これらの作品の面白さを本作は越える事も無く、映画を観ていても、何故か、物語の背後に存在する人物の心理に興味が湧かなかった。
サンドラはやっぱり、「スピード」しか魅力を感じない。しかも「スピード2」は面白く無かったし、単に彼女に女優としての魅力を見出せないから退屈したのだろうか?
そう言えば、プラネタリュームへ行くといつも寝ていた私だもの、やっぱり違う空間を彷徨うのは個人的な問題なのだろうか?
貴重な疑似宇宙空間体験とネバーギブアップ
無理してでもIMAX 3Dで
アルフォンソ・キュアロン監督の「トゥモロー・ワールド」が好きなだけに期待しまくって観た本作。
キャストと舞台、そして91分という上映時間を聞いていたのでシンプルに来るなと予想してたがその通り。
しかしこれは予想を遥かに超えた凄い作品だった。
3Dで観なければ意味は無い、とまでは言わないがこの映画を体験したとは言えないかもしれない。
(できればIMAXの劇場に行くことを薦めます)
映画表現・映画体験はここまで進んだという感動。 宇宙空間・無重力・極限状態という映画的シチュエーションを新しいレベルで表現するのに成功したと感じました。
サンドラ・ブロックの素敵な姿を大画面で観れたのも良かったです。
まるで宇宙遊泳&マニアック
宇宙的恐怖と人間賛歌
広大無限の広がりと果てしない時間の宇宙と、塵芥のような人間個体の生命。個人的な話をさせてもらうと、小さい頃木星や土星が巨大な冷たいガスの塊であることを何かで読んで、震えるほど怖かった。ありえないけど、もし万が一その塊に放り込まれたらどうなるのかと想像をたくましくして恐ろしくてしょうがなかった。そんな宇宙に対する畏敬の念をよくも映像化してくれた、という感想を抱きました。
窮屈な宇宙服のすぐ外は空気もない極寒の宇宙、そんな極限状況で作業をするライアン博士が事故で放り出されるシーンから緊張と恐怖が飽きさせることなく続いていきます。僥倖にも等しい帰還への可能性を探る執念は、人間賛歌のように思えました。
ラストの大気圏突入シーンは圧巻で、そのためだけにもう一回劇場へ足を運んでもよいと思ったぐらいです。
試練、また試練…
最初から最後まで出演俳優はたったの二人だけ。
変に複雑な人間関係をストーリーに織り込まず思い切って単純化。
極端に単純なストーリー故に逆に色々と考えさせられてしまう。
これはなかなか悪くないアプローチだと思う。
ここまで到達した映像技術には開いた口が塞がらない。(驚)
自分自身も彼等と同じ目線で同じ体験をしている錯覚さえ覚える。
地方の単なる3Dシアターでの鑑賞だったので、
残念ながら「驚くほどの臨場感…」とは行かなかった。
私の場合は眼鏡の上に3D眼鏡となるので、効果は半減なのかも。
アバターの時はそれなりの3D効果を感じたんだが。。。
3D眼鏡を必要としない3D映画技術の登場を熱望。
他のサイトでは「2001年宇宙の旅を超えた…」
との評価が複数見られたので、懐疑心抱えて映画館に飛び込んだ。
だが安心した。
あのキューブリックのシュールな名作をとても超えてはいない。
リアリティーでは比較にならぬ程の進化を遂げているが、
作品トータルとしてのパンチ力は圧倒的に2001年…だ。
一通り目まぐるしいストーリーが展開して、今迄のストーリーの意味するところは貴方が勝手に考えろとばかりにスパッと突き放されてしまうあの映画… 私は愛してやまない。
本作も決して観て損はない、映画館で観るだけの価値ある映画だ。
ストーリーを徹底的に単純化したのはいいアイディアだ。
しかし、エンディングまで単純に終わってしまった点は?(焦)
地球デッカイ!!
宇宙遊泳体験映像
原題はグラビティなんですね
IMAXおすすめ
是非ともIMAX版で…
映像美
見事な無重力の恐怖‼︎
2人だけのキャストでよくここまで終始、手に汗にぎるスペース・スペクタクルが作れたものだ。
多少リアリティには掛けるがそれを感じさせないテンポ良い展開と迫力ある映像と音響!
最近の無駄に長いハリウッド映画からすると時間も1時間31分と程良い。
途中、一瞬宇宙船越しの背景に火に包まれている地球のエリアが見えるが、火山帯なのか?紛争地なのか?もしかしたらこの事件が原因で地球ではすでに…
などと想像すると一段と深い作品になると思います。
34年前始めて“エイリアン”を観た時の閉塞した宇宙での緊張感を思い出した。
重力
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