劇場公開日 2013年12月13日

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「映画館で、3Dで、体感。」ゼロ・グラビティ うえきんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画館で、3Dで、体感。

2014年4月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

この映画は、劇場で観てこそ楽しめるということをまず断言しておく。

出演者は、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのみ。景色は90分間宇宙空間。
この限られたモノで、これほどまでに素晴らしい作品が作れるとは…、
こちらが穏やかな気持ちで観れるのは初めの5分のみ。あとは息さえ出来ないような緊迫感。だからこそ、最後の、大地を踏みしめる瞬間…彼女が"Gravity"を実感する瞬間、無意識に落涙するのだろう。

実は宇宙には、発見されることのない亡骸が浮遊しているという。この作品で、宇宙・飛行士に対する見方、私たちがgravityのあるこの地球に"生きる"ことの意味を考えさせられる。

うえきん