「次々襲う困難を乗り越えて」ゼロ・グラビティ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
次々襲う困難を乗り越えて
今年(2013年)最後の映画鑑賞。一本目め。実は今日は、二本鑑賞する予定です。
画面への出演が、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーだけという、非常に斬新な作品。先週末公開だったが、時間の都合で、一周遅れで鑑賞してきました。
なるほど、そうきますか。最初、出演者が二人だけと聞いた時は、映画として成立するのかと心配したんですが、逆に、宇宙空間での遭難と言う事であれば、逆に、こう言う描き方のほうが良いのかもしれませんね。“孤独”と言う事が強調されて、非常に印象深い描き方になっています。
実際に宇宙空間で撮影するわけには行かないので、スタジオ撮影にCG合成という作品になるわけですが、これがリアル。あたかも宇宙に行って来たかのような作品になっています。
興味深いのが・・・、若干ネタバレ気味ですが、サンドラ・ブロック演じるストーン博士が地球に帰還するために使用した宇宙船がアジアの成長著しい某国のものであるということ。なるほどねぇ。アメリカの、某国感が何となくわかった気がします。アメリカの中で、その国は、そう言う風に意識されているということなんですねぇ。その某国がそれ程意識する必要がない国なのであれば、ISSで充分なわけで。それと、この漂流感が、アメリカの意識なんだなぁと言ったら、言い過ぎでしょうか?非常に興味深かったです。
極限状況の作品。非常に良かったです。
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