「是非!アカデミー作品賞受賞してほしい」ゼロ・グラビティ しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
是非!アカデミー作品賞受賞してほしい
さて、今日は・・ちょいと先行して見に行ってしまった
★★★『ゼロ・グラビティ』の感想。★★★
先行というのは・・
この映画・・みなさんの感想では断然「IMAX」押しなんですよねぇ~^^;
なので・・このお正月休みを利用して~の福岡の「キャナルシティ博多」の「IMAX」シアターの3Dで見る気いっぱいだったんですよ~( ̄ー ̄)ニヤリ
しか~し・・。っといろいろありまして
今日、観てきましたぁ~w
この映画の代わりになり得る作品がないんですよね~w
「キャプテンフィリップス」は・・先週観てしまったしね^^;
さてさて・・この『ゼロ・グラビティ』
なにやら、アカデミー賞候補作と、騒がれております。
結論からいうと・・是非とも受賞してほしいですね!!
作品としてのパワーは、ものすごいです!!
監督のアルフォンソ・キュアロン。
ものすご~く、坦々とした感じのタンパクな演出かなぁ~^^;って前作の「トゥモローワールド」の時に感じてたのですが・・。
逆に、その冷徹なまでの客観視が、むちゃくちゃ生きてると思いました。
宇宙空間の無慈悲さ。
そして、何事も、簡単に思ったとおりにいかない・・むしろ、それが当たり前でしょ?
っと坦々と語られる演出に・・・
逆に、広い宇宙空間なのに・・なんとも、人が存在できない息苦しさが全編にギュッと存在し
観てる僕たち観客は・・その中に、強制的に連れ去られてしまう。
地球上だと、普通に・・足を動かせば前にすすめるし・・一般的に、手足を使ってコントロールが効く。
ただ・・宇宙空間では、なんの役にもたたない手足。
この・・頼り無さの怖さ。
そこに、抗えない力が・・次々に襲いかかる。
自力で動けないとこに・・破壊された人工衛星のデブリが機関銃の弾のごとく・・襲いかかる。
去年の今頃・・見た
「ライフ・オブ・パイ」の時に感じた以上の・・
ある意味・・宗教観って感じの部分。
生きる意味や・・生きてる事の大事さ・・
また・・実際に 死 に直面した時の、どうしようもない・・絶望感の強烈さ。
そういったものが、ごっそり詰まった映画です。
で・・George Clooneyがかっこいい!!
Sandra Bullockって、こんなに演技うまかったっけ?ってくらいに・・Sandra Bullockの演技全開です!!
去年の「レ・ミゼラブル」のAnne Hathawayに匹敵します!!
『ゼロ・グラビティ』まじで・・泣きました。
あと・・音楽がいいです!
音のない宇宙空間を絶妙に表現してる音楽は・・本当に引き込まれます。
あ・・一応、3D で観るべき映画です。
あと・・3D酔 に注意かな?
かなり・・無重力体験できます。
本気で入り込める人にとっては・・・これほどの現実逃避映画は、なかなかないかもw
今シーズン、一番のオススメですね!!