シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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全ての終わりと始まり
留学生だから、まだ全てのセリフを理解しきれなかったとしても、今作は「見たい聴きたい、見たくない聴きたくないの全部」をきちゃんと収束する真の意味の完成編と思います。
エンディングを聴き、エヴァ余韻に浸って名残惜しいと思うながら、泣いて満足しました。
庵野さん、本当にお疲れ様でした。自分もこれから真っ先にの始まりに歩き出します!
訳分からんが、大満足(笑)
全体に感動、小ネタで爆笑
スタッフの皆さま、お疲れ様でした。
やりたいこと全部入りで、感動のラスト。
しかし、緊張感が高まったところにところどころぶち込まれる小ネタで爆笑しました。
少年の日が帰ってこないように、綾波もアスカも帰ってこない。
人は言う。
エヴァは碇シンジの心の中を走った青春という名の列車だと。
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。
今、万感の想いを込めて汽車がゆく。
さらば碇シンジ。
さらばすべてのエヴァンゲリオン。
そして少年は神話になる。
====【↑初日の感想(ネタバレ回避)/↓3度ほど観ての追加感想】=====
まずは、見事に完結していて嬉しかった。
テレビシリーズ、劇場版、新劇場版すべてのエヴァンゲリオンに対する誠実な回収を行っていました。
いかに面白く新しい表現に挑むか、普通じゃない既存の方法ではなく、これが今できる最高の表現なんだと挑んだ結果に見えてきました。
作画、演出、レイアウト、編集に至るまで、執念と苦悩と情熱によって作られたように感じました。
エヴァ風の難解な用語などは、ペダントリー(気どって学者ぶる知ったかぶり)による雰囲気作りにすぎず。
そんな飾りつけの部分を取っ払うと、物語…いや、登場人物のキャラそのものはわかりやすく普遍的な構造であるように作っていて。
変に、答え合わせ的なことはしなくていいんだと。
勝手なサブカル的解釈などは不要なんだと。
フィルムとして、観て面白いと感じるままに身を任せるのが正解に思えました。
監督、スタッフの皆様。
ありがとう。
おめでとう。
全て回収、関係者の皆さまお疲れ様でした
公開初日の11:15の回で観賞
事前公開パートを過ぎると思わぬ展開
こんなのも楽しい
劇中セリフにヤマ◯、99◯が登場し、音楽も出典わからずも何かのオマージュのBGMがあり、シンジとゲンドウは帝国の逆◯からのビューティフルドリー◯ーばりの場面展開をみせ、最後のジェネシス生成シーンはもののけ◯のシシガミか?など初老の特撮・アニメファンにはネタ満載
ストーリーは大団円に向けて着々と進んでいき良心的でわかりやすく、丁寧にTV版、旧劇、コミック版、新劇の伏線を回収していくので最終盤はやや冗長と感じるも永年引っ張り回した観客へのご褒美と受け取っておきましょう。
新劇から入った観客には理解不能なシーンも多かったようにも思うが、これはもっと知りたい人はもちろん、重篤なファンも含めて関係コンテンツを改めて総ざらえさせるような仕掛けづくりということで、ビジネス的にも抜け目なし?という訳ですね。
20世紀末から始まったこのお話もようやく幸せに終わることができ個人的には非常にスッキリ、良い終わりかたでした。
製作に関わった全ての皆さま、感謝です。お疲れ様でした。
さあ、あと何回観ようかな!
「さよなら」はまた会うためのおまじない
26年間エヴァンゲリオンとは無縁でした。一度も見たことがなく、中田敦彦のYouTube大学で予習してからの今回初めて劇場での鑑賞。初めて鑑賞したという人のレビューとして読んでいただけたらと。
まず、創造、神、人類、愛といった普遍的なテーマ、とても深い深いそして知的な作品であることは言うまでもない。
また、哲学的な要素も含んでいて、セリフ一つ一つも深い。
【生きることは辛いことと楽しいことの日々の繰り返し】
タイトルの楽譜のリピート記号は、上記の意味を含んであるのかと個人的に感じた。
父と息子の愛対して母と息子の愛
父と息子って女の私にはとうてい理解できないけれど母とは愛情表現が違うのよね。
なんせ音楽のチョイスが秀逸。主よ人の望みよから始まりエンディングの宇多田ヒカルで終わる。クラシックからオペラ、オーケストラに洋楽、J-POPとバラエティに富むラインナップ。
アニメ×オペラってちょっと新鮮。
ストーリーや内容については私のようなエヴァンゲリオン超ど素人が語るのもおこがましいので控えるが、エンディングの長さと本作に関わる会社、人たちの多さに圧倒。監督はじめ多くのスタッフの想いと汗と涙の集大成、本作に携わった全ての人たちに拍手を送りたい!
もう少しエヴァンゲリオンを勉強して再度観に行こうと思います!
それにしても平日月曜日の11時でも劇場は満席、立ち見客も出るほど。
休日じゃないかというほど劇場は混み合っていた。エヴァンゲリオンを心待ちにしているファンの多さを実感した。
点数はこれ迄の旅路諸々をを含めて
さようなら、そしてありがとうエヴァンゲリオン
そしてすべてのエヴァにおめでとう
まずは庵野監督、すべてのスタッフにありがとうと言いたい。
すべてのエヴァンゲリオンが終わる
その通りすべてのエヴァが終わった。もうエヴァを観ることができないという虚無感が押し寄せる。
失速したTV版、それを補完しながら迷走した映画版、そしてリビルドした新劇場版もふくめて、庵野監督が置き忘れてきた忘れ物を第一話から別の解釈でトレースしなおし、またおなじ過ちをあえて繰り返すことで、すべての次元のエヴァに解答を与えてくれた。
衝撃のQは血迷いごとではなかった。このシンのための壮大な露払い。おおいなる伏線。
いや、TVの一話ですら、そのタイトルすら、このフィナーレのための伏線だったのかもしれない。
シンジ君がニア・サードインパクトの落とし前をつけなければならなかったように、このエヴァに落とし前をつけるという不退転の覚悟がそこにあった。
あいかわらず難解かつサービスしすぎのとてつもないクォリティの作画と演出には息を飲むし、新劇場版で仕掛けられていたどんでん返しが詳らかにされるたびに、マスクの下ではずっと口があんぐりあいたままだった。
25年間、ジャパニメーションのトップに君臨し、ようやく幕を降ろしながら、さらなる高いハードルを若いクリエーターにつきつけたような凄み。
またいつか世界はエヴァを渇望するときがあるかもしれない——。
そんな思いを抱きながら、エヴァとの旅が終わったことをじっと噛みしめさせられる。
まさにグランド・フィナーレ
若造ども、この映画をリアルタイムで体感しておけ!。
丁寧に説明していただき ありがとうございました
この年になって何をいまさらと思うが。
やり直しに必要なことは自分探しから。
何をすべきかということは、自分と他人との縁から。
背負って繋いでいくことの大切さは、鬼滅の刃とも重なるテーマかもしれない。
バンダナもミサトさんも、ゲンドウも みんなわかりやすかった。
わかりやすく丁寧に、しっかりと説明された印象だが、
嫌みなご高説にはなっていなかった。
大切なことを再認識させていただいた。
(わかりやすいエヴァ という印象に違和感が残るが、それは仕方がない。)
今後の人生で、くじけた後、やり直す必要があるときには
まず、この映画を観て 自分の信じた使命を掲げて、助力を得ながら達成していく
主人公、シンジさんを思い出すようにする。
【幸せのおすそ分け…】
…ゲンドウくん、認めて楽になった、救われた、解放された。
この話をSF、作り物語、別世界と侮らないこと。
…ワンネス、心理学、NSL(神経言語プログラミング)…
…幸せになるための、ごまかさない、自分が主役で
生きるための知識です♪
ちゃんと完結します
初見の時何が起きてるのか初めから最後までよく分からなかったQと違ってみんな割と親切に説明してくれます。
終盤は相変わらず理解しきれませんが、とりあえず何が起きてるかは理解できます(笑)
なんかシュールな画面がチラホラあってシリアスな場面なのに笑えてしまう所もありましたが、それも一興。
シンジくんがやっとゲンドウと向き合えて良かった。
序盤から泣きそうになりました。
最高の完結編でした。お疲れ様でした。
全てのチルドレンの開放が成された作品です。
初日7時40分〜組です。個人的に今作で最も気になっていたのが、エヴァのようなたくさんのファン、大きな人気を抱えた「死ねないコンテンツ」(数々の続編、メディアミックス、コラボ等)の終わりの形です。その点で、今作の庵野監督の出した答えは素晴らしいものだったと思います。
彼らはもう戦わずとも生きていける。
誰かが作品を作らなくとも生きていける。
万が一、エヴァを思う者が1人も居なくなろうとも生きていける。
パイロット、登場人物、制作チーム、そして我々が、(一旦は?)感じ方は人それぞれでしょうが、エヴァから開放された訳です。
誰もが思い思いに自らの力で明日の世界を生きていくことができる素晴らしいラストでした。
長年エヴァを支え続けてきた全てのチルドレン(もうそんな年齢でもないかもしれませんが!笑)たちも、我々の世界を精一杯に生きていくことで、どこかで彼らとすれ違う日も来るのかもしれません。
終劇。さ、みんな大人になろうぜ!・・・と思える爽やかな別れ
まさかのマリ!
まさかのアスカ!
まさかのケンスケ!
でもそれが逆にリアル。
この作品に関わった全ての人、
みんな大人になったなぁ。
この感動は作品の歴史がなせる技。
ぽっと出の作品じゃあ醸し出せない醸造感。
よい味わい&余韻に浸れました、ありがとう全てのエヴァンゲリオン!
日本を代表する作品
ついに、終わってしまった❗️
しっかりと「A.(アンサー)」してる大団円
しっかりとアンサー。『Q』ハマらなかった人にもオススメできる、むしろそういう人にこそ見てほしい大団円。最後の最後までエヴァはエヴァでしかなかった。尺はアニメ映画としては長いけど、その価値はある。長い長い旅路の終わりに相応しい。「おめでとう」に対する「ありがとう」、そしてさよなら。
エヴァってなに?そうね、庵野監督の作家性を決定づけたライフワークで日本国民を熱狂させるイベント"おまじない"。そんなの無理だよ、分かりっこないよ!前作同様冒頭からフルスロットルのアクションで見せてくれる。構図や大胆なカメラワーク撮影で、力入りまくり、凝りに凝っている。映像表現がすごい。また一貫した性の描き方、エロさエグさ。ところどころグロかった。結局のところ気持ちの問題か。
朝イチの回だったけど、おじさんを中心に沢山の人々がいた。正直、コロナ自粛期間始まってから初めてエヴァを見た人間として本作が「ありがとう!最高!!」と熱弁できるほどの知識も思い入れもないけど、恐らくではあるが、エヴァ大好きな多くの人々にとって、本作は満足のいく答えを与えてくれるものになっていると思う。
おはよう
こんにちは
ありがとう
さよなら
※以下、人によってはネタバレかもしれません※
『Q』の鬱映画的重苦しさ、その延長線上 = 赤い世界から始まる本作は、「おめでとう!」スピリットに満ちたエヴァ的 = 庵野節としか形容し難い独特な、非常に"らしい"内世界から外向きに開かれた僕たちの世界へのつながる結末フィナーレに帰結していく中で、数多くの再訪を経るエモーショナルさ。どのキャラクターにもしっかりもスポットが当たる瞬間が用意されている。宇多田ヒカルによるエンドロールまで(近くの人がめっちゃノッてた)。
終劇
全てのエヴァに決着を。
新劇場版シリーズは観ています。Qは公開当時劇場に観に行きました。
感想
あれから何年経ったでしょう。遂に完結です。
結論から述べると面白かったです。庵野監督のこれで終わらせるという意思を強く感じる物語展開になっていました。
いつも通り新たに出現する理解不能な新用語や怒涛すぎる物語展開など楽しませていただきました。また、映像表現も今作では様々な表現がされておりその点でも楽しめました。
個人的にカヲルくんが好きだったので今作は出番も多く,精神的に救われた様で安心しました。他のキャラクターもシンジくんの対話(戦い)により救われていて安心しました。
今作は新劇場版シリーズの完結というだけではなく、TVシリーズを含む全てのエヴァンゲリオンの完結作になっていたと思います。過去作の映像の流入やマリの過去の設定、過去作からの物語の引き継ぎなどTVシリーズや漫画版を観ていないと楽しめない展開がクライマックスに用意されていて、そこは庵野監督のエヴァ制作のプレッシャーとの戦いを想像してしまいました。私自身有名な名場面しか知らないので見逃していたカットもあったかもしれません。
アデショナルインパクトの場面で過去作の場面がそのままのトレースで描かれていく点についてはアベンジャーズEGの時の様な集大成観に浸らせてくれました。
シンジの決意促す第3村での場面はトウジとの再会、ぺんぺんまさかの繁殖⁈や加持さんの死など緩やかな田園風景と状況説明が交互になっていて見せ方が上手いと思いました。
アスカの正体判明やミサトさんがシンジ君のことを気にかけていたことがわかるなど驚きの展開も多数。
また、今作までシリーズを通して行ってきた人類補完計画についてを親切にセリフで語ってくれる場面はわかりやすくて良かったと思います。
ラストのあのカップリングは意外でした。
最後に終劇のテロップが出た時、終わったんだなぁという余韻に浸らせてくれました。
総評
全てのエヴァファンに必見の1本。
庵野総監督をはじめとする制作チームの方々、長い間制作お疲れ様でした。
伝説の最期を見届けましょう!
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