シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
「完結した」「最後まで観た」という感慨が最大を占めていて他の感想が湧いてこないな。あとは「シンジ君お疲れさま」って感じ。
そうかなとは思っていたけど、Qの時に周りの態度がやたら厳しかったのも、シンジ主観が反映されてたのかな。親父における人間社会と同じように。
納得ずくめの最終エヴァ
月曜日から今日まで我慢しきれずにアマプラで冒頭12分を10回くらい見てしまった。そのかいあって冒頭のバトルシーンは細かい部分まで堪能できた。マリのハンドルさばきは、何度見てもかっこいい。ジャイロスコープのような装置に吊るされながらエヴァ42A航空特化タイプを撃破していく。もうこのシーンだけで料金分は回収できた。ユーロネルフの復活シーンもしびれるが、トドメのエッフェル塔がまたエグい。iPhoneの画面でもクォリティ高さはわかっていたが、IMAXレーザーで見るともうエクスタシー。
冒頭のバトルシーンから一転して、ニアサードの生き残った人たちの拠点「第3村」に舞台を移す。ここでは、つつましいもたくましい生き残った人たちが登場し、綾波タイプ、碇シンジはそれぞれが心を変化させていく。このシーケンスから、徐々に心象風景が増え、1回見ただけでは消化不能なラストへと向かっていく。
エンドロールで流れる宇多田ヒカルの歌声をききながら、庵野監督は、本気でエヴァンゲリオンに決着をつけたことを実感した。エヴァンゲリオン=「庵野監督の私小説」の説に沿えば、壮大な親子喧嘩に舞台を借りて内面の葛藤をさらけ出したのだと思う。あまりのさらけっぷりに見ている自分の心もスッキリ。
碇ゲンドウが実現しようとしている究極の理想世界は、感情すらもゆるされない管理型デストピア社会のなれのはてだとも言えるし、実際、人類はそこに向かいつつある気がする。そんな世界は、まっぴらごめんなんだけどね。
生きたいわけでもなく死にたくもない状態から立ち直る碇シンジの心の軌跡には、すごく感情移入ができた。DSSチョーカーを見ただけで吐いてしまうトラウマ状態から立ち直るまでの過程が、同級生やアスカ、綾波タイプとのふれあいでゆっくりと変化していく。155分の長編になるのはしょうがないね。たっぷりと尺を使わないと納得できないから。
完全に理解するまでには、後2回は必要だと思う。それにしても、待ちに待ったかいがある作品だった。
少年は神話ではなく大人になった
シンジはシンクロ率が無限=インフィニティになり神になった。
神の力を得たシンジは全ての登場人物を補完していく。
補完され人の姿に戻り、地上に舞い降りるのは我々だ。
インフィニティの成り損ないとは、シンジになれなかった我々だったのだ。
全てと決着を付けたシンジは過去と決別し、時計を進め大人になる道を選ぶ。
そう、インフィニティとは「大人」のことだ。
少年は神話ではなく大人になった。
心は原始ではなく未来へ進んだ。
幸せはもう罪の匂いではないし、残酷な天使はもう居ない。
成長し前を向けたシンジは過去に囚われるのを辞め歩き出した。
最後のセリフは我々へ向けてのものだ。
「さぁ行こう」(現実へ)
完膚なきまでの終劇。
このエンドを見て尚カップリングがどうだ納得が行かない等とのたまうことこそ「インフィニティのなり損ない」なのではないかと、私は思う。
「さようなら全てのエヴァンゲリオン」と、
卒業の時がついに来たのだから。
なんつって。
エヴァの完結編としてこれ以上ない落とし所だったと思いますよ。
ぐうの音も出ないほど完璧に終わった。
そう思うのは長年追って来た故のものかもしれないけど、もう「1映画好きとしての視点」みたいな目では絶対に見れないので、贔屓目に見てエモくなるのも仕方ないかなと。
25年間追って来た人への最大限の感謝とサービス、そして「これでもう本当におしまいなんだよ」っていう容赦の無いシャットアウト。
現実は希望の光に照らされても尚残酷なのだ。
圧倒的説明不足の過去作と比べて、説明過多なのではと思うほど分かりやすい今作。
(いや、分かりやすくはないか。これを分かりやすいと捉えてしまうのも訓練されたヲタク感があって辛いな)
庵野からの「もう考察するな」っていう想いを感じたと同時に、それは否定や拒絶ではなく優しさと許容から来たものだなと感じた。あの庵野がこんなにファンサービスしてくれるとは思わなかったもんね。
最終的に描きたかったことも、辿り着いた結末も、結局は旧劇と変わらないのかもしれないけど、圧倒的に「生」の方向にシフトしていた。
そういう意味でも真に大人になったのはシンジでもファンでもなく庵野だったんだなと思いました。
最終戦で特撮やったのも、やりたいこと貫いたんだなって感じがして良かったよ。
これからも現実で生きていく為に、今日の日はさようなら。
大変面白かった。
でもすぐにもう1回とはならないかな。
卒業式には何度も出たいとは思えないからね。
心に残る一抹の寂しさも「青春」に似ている。
エヴァは青春だったんだなぁ。
エヴァの呪縛から僕も漸く解放された。
あの後じゃもうグッズを買うのもバカバカしい気持ちになる。卒業したんだもん。
そういう意味でも完璧に「終わった」。
いや、感想書き終えるとともにもう一度見たくなってきたな。
僕もまだまだインフィニティの成り損ないか🤷🏻♂️
ありがとう、庵野監督
TV版、旧劇場版を視聴したのが四半世紀前。
当時からずっとモヤモヤして続けていたことを
すべて、すっきり、きれいに片づけてくれた。
「良い作品を語るために多くの言葉はいらない」
そんな気にさせる映画だった。
・強くしなやかになった碇シンジ。
「涙で救えるのは自分だけだ。僕が泣いても他の誰も救えない。だからもう、泣かないよ」
は人として自立することができた証。
・旧劇場版で成り損なった、シンジの母親役を務め切ったミサト。
Qで14年の歳月を経過させたのは、そのためだった。
最期の戦艦特攻は泣けた。
・息子のまえで素直に「すまなかった」と謝罪できたゲンドウ。
ユイとひとつになり、新劇場版でもっとも救われたのは彼だった。
・ほかにも
「人間らしさを手に入れたレイ」
「新たな相棒を得たカヲル」
「ケンスケが心の支えとなったアスカ」など
すべてのメインキャラが救われた。
・さんざん空気と揶揄されながら、
シンジのパートナーとして重要な役目が与えられていたマリ。
物語の終焉とともに虚構は解体され、現実に還る。
彼らは大人になり、街に飛び出す。
そして最後に流れる宇多田ヒカルの『One Last Kiss』。
製作者も観客も、キャラクターでさえも、
「エヴァ」という名の呪縛から解き放たれ、
爽やかな余韻を残す、完璧な締め方だった。
大団円。
おつかれ様でした
色々と思うところもありますが素晴らしい映画でした。
完結おめでとうございます。
トウジとケンスケと委員長が生きていてよかった。
ニアサーで彼らも苦労したと思うけど一切シンジを責めず、むしろ本気で心配をしてくれている描写はなんだかホッとしました。
トウジとヒカリの子供を見ることができたのは感無量です。
個人的に旧劇から惣流アスカとシンジのカップリングが好きだったので残念に思う気持ちも最初はありましたが、かっこよく成長したケンスケが14年近く式波アスカを支えてたんだと思うとこれでよかったんだなと思えてきます。できれば破からQの間のエピソードもみたいなと思いました。
黒波さんの田植えや村の人たちの交流も良かったです。
最初はありがとうの意味も知らなかった彼女が、村で暮らすうちに自然にありがとうと言えるまで成長し、ずっと村に居たいと願うところは切なくて悲しくなりました。
加持さんがすごく英雄になってましたね。
息子の加持リョウジくんイケメンだったな。
でも父親と同じ名前つけられたら周囲にはややこしくないかな?
ブンダーに戻った後もQで敵意全開だったと思ってたクルーも実は(一部を除いて)そうではなく、ミサトさんもずっとシンジくんを気にしていたと聞いて涙が。やっぱりミサトさんはミサトさんだった。
シンジとリョウジくんのツーショット写真を大切に眺めている姿も特攻して槍を届ける時の「お母さん何もできなかった」も涙腺崩壊ポイントでした。
あとピンク髪の人...もっとヘイト溜めるかと思ったら案外普通の人だったとわかった。
鈴原サクラちゃん...もうこの子ヒロインでいいじゃんってなった。シンジへの感情がぐちゃぐちゃで重たくていい。本当に躊躇いゼロで撃ってピンク髪の子の存在を完全に食ってしまった。すごく好きです。
ゲンドウの独白は共感してしまった。
回想でちょくちょくマリっぽいのが出てくるんだけどゲンドウはユイ以外眼中にないのね。
なんか単眼になってたり脳みそこぼれたり人間やめちゃってたけどシンジとエヴァ対決してミサトさんの汚部屋で取っ組み合いしてる姿はシュールだった。
小さなシンジを抱きしめることができた時、ゲンドウは救われたんだなと思った。
その他にもリツコさん有能すぎる(居ないと詰んでいるレベルで)し、男前だし、日向さんと青葉さんは拳コツンするし見どころ多い。マヤさんの「これだから若い男は」もラストは意味が変わるのがいい。
式波アスカも一見シンジを突き放しているように見えてQのラストでシンジを助け出したり、見捨てず村まで連れて行ってあげるし、家出した後もちょくちょく様子を見に行ってあげたりでなんだかんだかなり献身的に面倒見てるなぁと思った。態度はかなりつっけんどんでキツめだったけど(笑)。
色々言われているレーションを無理矢理食わせたのだって食わないと死んでしまうっていうのがわかっていたからだし、食べろと言われて食べない人には物資が限られている中では、ああする他なかったんだと思う。
立ち直って戻ってきたシンジを見た時もつっけんどんだけどどこかホッとしてるように感じました。
補完シーンや和解シーンも良かったです。新劇の式波アスカはこれで良かったんだなと思えました。寄り添って頭を撫でてくれる人がいて本当によかったねアスカ。
シンジは、最初は目の前でカヲルくんが死んじゃってショックで何もかもを放棄していたけどトウジとケンスケとアスカや黒波たちとの交流で立ち直って覚悟完了してしまった。14歳なのにメンタル強いなぁと思いました。ゲンドウより大人だね。最後まできっちり決着つけたのはさすが主人公だなと嬉しくなった。ただ成長したシンジの声?が思ったより若くて声変わり前から声変わり後っていうより、声変わり途中のように感じてしまった。神木くんの声は嫌いではないけど普通に男性声優使えばよかったのでは?
マリ...一体何者?ゲンドウとかユイと同期だよね?貞本エヴァと若干設定変わってるっぽいし謎の存在すぎる。ラストではアスカやシンジが成長してることからエヴァの呪縛とかも無くなって年相応にみんな成長したのかと思ったけどマリは結構そのままだったな。ちょっとおしゃれだったけど。本当に謎の存在だ。この子もクローンだったりするのかな?でも綾波とも式波とも扱いが違うしなぁ。シンジくんのパートナーとしては文句はないのですが、謎の存在すぎて少しモヤモヤします。
そのうち設定資料集とかで明かしてくれるといいな。
気持ちが落ち着いたらもう一度観に行こうかと思います。まずは序からQを見直そうかな。
だいじょうぶだよ
期待以上の完結(ネタバレあり)
旧劇場版のトラウマをやっと払拭
してくれた感があります
すでに公開されていた冒頭の機械
と近代的なビル群とは打って変わっての誰もが予想外の前半
そして後半は悲惨だった旧劇と同じようでいて優しさに溢れた表現
で印象が好転!
ゲンドウがすまなかったとシンジを抱擁するシーンはまるで長年待たせたエヴァファンに監督が言っているようでした
それはあらゆる不満に対する謝罪になりますが特に旧劇でのアスカの気持ち悪いの一言で終劇した点
…このトラウマにつきます
直後このシーンを感動的にやり直してくれたのです!
自分はそれだけで十分でした
泣きに泣き、20年以上続いたエヴァの呪縛から解き放たれたようでした……
ケンケンが納得いかないってアスカファンもいるでしょうが、思春期の恋はうまくいかないもの…
大半の人が経験したほろ苦くも甘酸っぱい少年時の過去の恋として決別し、大人へと成長する過程…
それが旧劇の頃からエヴァを追ってすっかり大人になった自分にはたまらなく刺さりました
すべてがネタバレに。
テレビ版が、難解な終わり方をして考察されまくったのが25年前。
延期に次ぐ延期、コロナでも延期。
前作から9年待った僕たちには延期なんてちょっとした短いアトラクションだ。
それだけに期待度は大きく、ネタバレに敏感になる。
観賞後に出てくる人の表情も、映画館の近くのカフェでの会話、ネットの書き込み、全てが気になる対象に。
入口で貰える特典もある意味ネタバレに。
25年は長かった。だからこそ、完結したのか、しなかったのかもネタバレ。
「シン・」が付いた理由、面白いか面白くないか、わかったかわからなかったか、もう全てがネタバレの要素になる。
おそらく社会の全てが関係していて、世界が作品に侵食されていく感覚に襲われる。
これが、エヴァなのだ。
とりあえず、観ろ!
意外に大円団
TV最終回 前劇場版の最終回 なんじゃこりゃー だったけど、今回は大円団
説明不足的な所は相変わらずですが、よかったんじゃないでしょうか
最後はシンジ君も大人になった所で終了だから、何年後かなんでしょうね
2回観て欲しい。
1回目だけで理解出来る人は凄いと思います。オススメは1回観て、2回目観て、皆の考察を見るのがオススメです。
前半パートは実はまだ他に生きていたよ!から始まり、トウジやケンスケや委員長が生きていたのが嬉しかった。黒ナミが人間らしさを取り戻すしていくのは、ジブリ風のオマージュの様な感じがしました。シンジがカヲル君が亡くなったショックから立ち直り、ミサトさんの元に戻り、その後はゲンドウのインパクトを阻止しに行く。
個人的にはこの後の精神内の会話とミサトさんの特効がグッと来る感じでした。その後ゲンドウと会話で解決し、エヴァに飲み込まれたアスカ、レイ、カヲルの魂を探しに行き、それぞれの居場所に送る。この後が1回目と2回目で印象が変わりました。
アスカは人工的に作られた存在で、自分の存在価値を誰かに認められたかった。ケンスケが出て来て、1回目はカップリング?と思ったけど、2回目は親子関係に近いのかなと思いました。旧劇場のラストの浜辺の所でシンジから好きだったと言われて、照れていたのは、ちょっと改めて考える恥ずかしい、みたいな感じだったのかな???。自分で告白したのにね(笑)あの時は感情が無い状態だったからね。
カヲルが1番頑張っていたと言うか、裏の主人公みたいな感じだった。やはり破の最後の言葉通り記憶を持ったままのループしていた感じでした。加持さんと手を組んでヴィレを作った様な感じの考察が出来そうです。ただ、円環の理から出れたのかは謎ですね。出来れば出て欲しい。
レイもエヴァがいない世界に魂が送られたのだろうと思う。もしかしたら、TVラストのシンジとかがいる学校の転校生に行ったのかもしれない。
最後にシンジが自分の喉に槍を刺そうとして、全ての責任を取ろうとしたのが心に刺さりました。14歳でその覚悟は泣けました。しかし、初号機の中にいたお母さんに止められ、シンジの魂だけをどこかに送られたました。ゲンドウはユイを見つけて、これだけの事を起こした責任を親がとった感じですかね。
浜辺に送られ(アスカが居た浜辺かな)精神世界が壊れかけの時にマリがシンジを見つけ連れ戻す。
シンジが駅で目を覚ますと、マリが居て、シンジと手を繋いで外の世界に走り出す。その駅には、レイやカヲルやアスカらしき人が向かいのホームに立っていたりする。
あらすじと感想も入れたネタバレになりました。個人的には2回目でも全然面白い映画を久々に観ました!考察の所も多いので、答えが合っているのかは監督しか分からないて感じですかね。後、戦闘シーンが初代マクロスのオマージュみたいな感じでした。長くなりましたが最高の映画でした。自分もエヴァの呪縛から解放され気がします。ただこのコンテンツはずっと残ると思います!何十年後に庵野監督では無くても再度作れる様にワザと残したのかな?と思います。なので庵野監督のエヴァは終劇と言う事なのかなと思います。
もしこの長文を読んでくれた人がいたら、ありがとうごいました。考察の間違いや勘違いして所もあると思います。ただ、自分の思いを詰め込んで長文になりました。
シン・エヴァンゲリオンはいいぞ
興奮しすぎて視聴後鼻血が出た
そのテンションのまま感想書いていたら長文乱文になってしまったので
レビューと言うかただの感想文
再放送視聴組なので厳密にはリアルタイム視聴ではないが
TV版から劇場版一通り見てきている。
人生に良くも悪くも影響した作品
思い入れも相当にある
新劇場版のこれまでを振り返ると
エヴァ序:TV版焼き直し?ヤシマ作戦最高!新規要素もあるし楽しみ
エヴァ破:そうそう!これだよ見たかったエヴァは!次回どうなるんだ!
エヴァQ:どうしてこうなった( ^ω^ )まーた設定増えたよ、次どうするんだ・・・
エヴァQが風呂敷を広げまくって収拾がつかないような展開
「この状況からどうまとめるのか・・・」という興味
「エヴァもこれで最後だし・・・」というファンとしての義務感
正直映画としての期待度はそれほど高くなかった
「また実写出してきたり、みんな死んでしまえばいいのに、とかリセットするような展開かな」
「まぁゲンドウとヴィレの最終決戦が中心に描かれるなら、娯楽作品としては、十分楽しめるだろう」
なんて、軽く考えていたのが間違いだった
エヴァンゲリオン完結としてよくここまでまとめたと思う
手に汗握ったし、震えた
冒頭の戦闘で期待を最大限高めたのちの、
ニアサードインパクトの生き残りの村における碇シンジのメンタル復帰
やや鼻につく感じではあったが、レイの自我覚醒や、生命の営みの描写があったからこそ
Qで跳躍した展開が地に足のついた物語にまで引き戻された
ここから初見視聴の個人的なポイント
多すぎるので箇条書きする
・大人になった友人たちとの関係
・ペンペン!!!
・委員長!!!!
・トウジいいやつ
・ワンダースワンとグンペイ
・「ケンケン」呼びするアスカと、慣れた様子のケンスケ(!?これは)
・随所で演出されるコア化した鉄柱や月
・おなじみの鉄道フェチ描写
・『破』の海洋再生再生施設と同様のカバラがヴィレ実験地にもある。
・加持とミサトの息子
・名を与えられてプラグスーツがオリジナルカラーになり、LCLに還元される綾波
・「式波」シリーズ、"運命を仕組まれた子どもたち"
・逃げないでヴンダーに乗艦するシンジ
・尿から再生水、ヘイトを稼ぐピンク髪
・方舟、ヴンダーの入手経緯
・「スイカ」の種と加持
・最後の戦いに向かうヴィレクルー
・「先に大人になった」・・・あっ
・衛星軌道上に飛ばされた種子
・牽引される黒き月と空飛ぶジオフロント
・大気圏突入、からの南極の結界ダイブ
・ヴンダー兄弟機との戦い
・冬月老けたなぁ・・・+セリフが大物感あってかっこよすぎる
・「誘導弾全弾発射!」は無人在来線爆弾と同じ興奮
・エヴァ8号機、新2号機の戦闘
・ガンダムOOを彷彿とさせる大量のネルフエヴァ
・マゴロクEソードっぽい武器が熱い
・アスカ眼帯外してのモード999
・脳を拾って戻すゲンドウ、その目どうなってんの?(なんか元ネタあるのか)
・旧劇を彷彿とさせるようなエヴァ13号機の口に入るゲンドウ
・マミさんと化したトウジ妹、台詞がヤンデレ気味
・ミサトさん劇場版で撃たれがち、和解するミサトさんとシンジ
・何故か用意されているシンジ専用プラグスーツ
・マイナス宇宙で量子テレポーテーションする13号機、初号機にワープするシンジ
・髪が伸びた綾波レイ(ポカ波)
・シンクロ率無限大、覚醒する初号機パイロット
・封印呪詛が表面にあるゴルゴダオブジェクト
・心象風景はTV版を彷彿とさせる展開だが、説明があることに驚き
・イマジナリーエヴァンゲリオン(i号機?!)からの旧劇フラッシュバックでテンション爆上がり
・首なし巨大綾波リリス歩行カット前のピンク髪の発言で笑い、この台詞入れたのはとても良かった
・人間に残された2つの選択肢、そしてアナザーインパクト
・「錨」を下ろすかのようなヴンダー脊髄部分カット
・やはり面識のあるマリと冬月
・ミサトさんとネモ船長がかぶって見える
・主は来ませり(日本語だ!)
・旧劇は左目から出てくるが、新劇は右目に入る(ホルスの目?)
・ガイウス・カシウス・ロンギヌス
・親の顔より見た知ってる天井
・特撮カット、おなじみの背景で戦う2体
・主要人物との対話をしていく大人になったシンジ
・シンジを抱きしめるゲンドウ
・旧劇の終幕と同じシチュエーションでのアスカとの対話
・ムチムチの大人に成長した姿のアスカ
・渚司令、生命の書、真空崩壊まで続くループ
・レイ、NEON GENESIS、ここで、ああ、ついに終わるんだなぁと感じた
・旧劇おなじみの、"母に、さようなら"
・スロット演出に使えそうな連続エヴァ貫通シーン
・期待していた絵コンテ展開
・かっさらっていく胸のでかいいい女(そしてアスカ、レイ戦争が過去に)
・期待していた実写背景利用
・Beautiful World
・神木隆之介
混沌とした世界を個別の人物に合わせて調整する
エヴァの亜流と評されているラーゼフォンが頭をよぎったかな
漫画、アニメにおけるセカイ系というジャンルを確立させた作品として
主人公が最終的にすべての混沌とした状況を解消して終幕という展開は
納得できるし、インフレが進みすぎた展開を収拾するにはベストな方法だったと思う
3DCGを駆使した見ごたえある映像はすんばらしかった
個人的にはエヴァでガイナ立ちが見たかったかな・・・
マリとアスカが同じ色のプラグスーツ着ていたので
13号機対抗のダブルエントリーエヴァで
ガンバスターみたいな感じにならんかと
若干期待していたが、流石になかったな
初見感想は以上、あとは考察しながら楽しんでいこうと思う
「エヴァンゲリオン」の完結作として満足の行くものだったし、
また見たいと思える情報量だった
これまで夢中にさせてくれて、ありがとう
そして完結おめでとう
成長
碇シンジと一緒に成長してきた。そんな気持ちを強く感じた作品。
人と繋がることで生まれる苦しみ、悲しみ、喜びをエヴァンゲリオンという作品は上手に描いている。
エヴァンゲリオンに初めて触れてから20年近い月日が経ちますが、子である碇シンジと父親である碇ゲンドウ、両者の気持ちが理解できるだけの月日は今回の終劇を迎えるにあたり必要な期間だったのかもしれない。
本当に素晴らしい作品でした。
本当にありがとう
少年は神話になった
やっぱりエヴァンゲリオンだった。
ただいつもと違うのは決着・落とし前をつけていくところ。
物語序盤はあれ?どうやって畳むの〜?なんてヒヤヒヤしてたけど、そんなことなかった。
ちゃんとキャラの内面を掘り下げ、丁寧に救済していったと思う。
特にゲンドウはだいぶ拗らせていたけど、ちゃんとシンジとユイが救ってくれた。
思うけど、エヴァって世界一のお騒がせ夫婦の物語だよね笑
綾波も髪の毛伸びてて「ヒト」としてずっとシンジを想い続けていたんだなあ。
登場人物のエヴァからの解放は、同時に視聴者のそれでもある。アニメ放映時から今まで考察を幾重に重ねてきた人も救われてるといいね。
最後の引きも「エヴァ以外にも沢山のものが世界にはあるよー」と、そんなメッセージだったのかなあと。
まあ庵野監督はシンゴジラやったし、次にシンウルトラマン控えてるし、一足先にエヴァの呪縛から解放されてたり笑
ただ今後エヴァを見れないのかと思うとやっぱり悲しい。だから最後に、また会うためのおまじない。
さよなら、全てのエヴァンゲリオン。
p.s
ユーミンのVOYAGERは今作で重要なワード「縁」を総括した歌だと思うけど、庵野監督はじめスタッフからのファンおよび作品へ対するメッセージでもあるんだろうなあ。ファンも同じ気持ちだよね。いい曲。
青春の終わり、ひとつの時代の終わり
90年代にサブカルに関わった人間なら、誰しもがエヴァを通ったと思います。
かくいう自分も熱心なファンというわけでは無いですが、リアルタイムでTVシリーズを観て、旧劇、新劇場版も何とはなしに観ていました。
そして今回のシリーズの終わり。
今作は一つの大きな時代、つまり青春の終わりを象徴した映画でした。
どんなに熱心なファンであってもリアルタイムでなければ、放映当初から作品を通して作品の熱を感じ、青春を過ごした人の、この何とも言えない喪失感と切なさを感じることは無いと思います。
リアルタイムじゃないとファンとは言えないと言ってるわけでは無く、あの時代の空気を吸い、青春を過ごした人間だからこそ、「エヴァの終わり」は心に刺さるのです。
単なるエヴァ作品の終わりではないのです。
エヴァが終わり、90年代から続く長い長い青春時代が、今やっと終わりを迎えたのです。
自分はエヴァの熱心なファンではありませんが、それでも今回の「終わり」は、自分の中でも何かが終わったという感触が確かにありました。
エヴァンゲリオンよ。
おつかれさまでした。
ありがとうございました。
そしてさようなら。
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