劇場公開日 2021年3月8日

シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価

全1017件中、281~300件目を表示

4.0何を言われようがマリが好き

2023年3月24日
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鑑賞方法:VOD

劇場、BD、VODと3回鑑賞。少しずつ理解が追い付いてより楽しく観ることができた。イチ推しマリのイイ女っぷりが満載。それでもTV版+旧劇場版が好きなのは、作り手の思い入れが強過ぎるからかも。

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げっちゃん

4.0壮大!

2022年6月17日
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鑑賞方法:映画館

未公開アップロードしたままで忘れていたので、変な時にレビュー公開となってしまった。
俺は、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観ようと考えた。しかし、俺はエヴァを一つも観ていない。TVシリーズも劇場版も。時はちょうど黄金週間。録りためた中に、たしか「序」「破」「Q」いずれもあったはず。よし、一気に観て、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観る市民権を獲得しよう、・・というのが今回観た背景。

【序】
すごいなこのオープニング。あっというまに引き込まれる戦闘シーン。
登場人物が少ないからわかりやすい。
いわゆるメカ(設備、器具備品の類)のカッコよさが、心をくすぐる。
"使途" の異様な造形は、CG時代をフルに感じさせる。
ネブカドレザルの鍵とか、セカンドインパクトとか、初めて聞く単語のオンパレードなのに、ストーリーを追い続けられるのは、「それが当然」かのように、なんの迷いもなく進める点かな。まあ、アニメから延々と続く歴史があるからこそ、できることなのだろうな。
俺たち(50~60代)に、大友克洋がいるように、彼らには庵野秀明がいるんだなあ、と変な感心の仕方をした。
主人公とそれをとりまく女性たち。手ごろなお色気。

【破】
辛いのは君だけじゃない。
「ヒトマル」という読み方に象徴されている自衛隊(ミリタリー)感覚は受けそう。それも、それを美少女たちが言う。
思わせぶりな音楽。
科学の最先端な世界で、「純粋な精神エネルギーの具象化」という魅力的な現象。
「なぜ若者たちだけがエヴァンゲリオンに乗るのか?」という俺の疑問は解かれるのだろうか。
「シリーズものは、2作めが鍵」と言われる条件を見事に達成した出来のよさ。感心。

【Q】
前作の痛快さを忘れてしまったかのようなオープニング。
謎の少年カオルの登場。カシウスとロンギヌスの2本の槍。異なる槍が必要。第1使徒と第3使徒。アダムスの器。
前作にも勝る、謎のワードのオンパレード。その中で徐々に見えてくる、人類と使徒、それぞれの誕生の歴史。第1使徒であるアダムから生まれた、第3使徒以降の使途。そして第2使徒リリスから生まれた人類(リリン)。両者は、どちらかが生存し続けるために、相争う運命だったことがわかってくる。

ゲシュタルト(統一的全体像)。西洋的な思考は、ひとつひとつ分解してよくしていくことで最高のパフォーマンスを得る、という要素分解的な考え方。
一方、東洋的な思考は、全体をシステムとみてそのバランスを調整することで最高のパフォーマンスを得る、という全体像的な考え方。

自分でも、なにを書いているかよくわからなくなってくるが、「Q」をみて感じた気持ちはこんな感じ。哲学書か。

そして...【シン・エヴァンゲリオン劇場版】

冒頭の「・・・な人のために」の作りがしゃれている。ただ、これまでほんとに観ていない人にはどの程度わかるかな?
冒頭はさらに、パリ市街での戦闘シーンの映像は、「破」「Q」に比べてもまた一段とすごくなったね。
しかしこの戦闘シーンのBGMがなんと「世界はふたりのために」。シュールだね。この後も、音楽はずっとシュールなんだよね。ただ、それが、神話ともいえるこの大作をいっそう雰囲気のある映画にしているようにも感じられた。

さて、なぜ子供ばかりが搭乗員なのか、その理由は今回は判明するのだろうか?

敵(使徒)に対した搭乗員が「自ら群体を構成するとは」「人類の知恵の外にあるものだからね。エヴァ同様に」と語り合う。そうか、エヴァという人造人間は、人間が作ったものにもかかわらず、その技術は謎なのかな。エヴァ初心者にはすべてが新鮮だ、

女性上官が「(時間がないからといって)弱音を吐くな。これだから、若い男は(情けない)」と言うシーン。この言葉は、このシリーズに貫かれている傾向だね。強い女と弱い男。

そして戦闘の間じゅう叫び続けるアスカとマリ。彼女たちの声。オタク全開!って感じ。最後は「カチコミ、完了!」だもんね。

お、作者名等が示されるシーンで描かれた駅は、下北沢駅(渋谷側から見た絵)だろうか?

「序」時代の男友達ふたりが登場!大人になったふたりの方が魅力的、シンジとの関係もいい。
「心配のしすぎはよくない。信じて待とう」(ケンスケ)
庵野監督は、少年と少女や女性、成人男性との交流を描くのは上手だけれど、少年同士の交流はうまくないね。(本シリーズでは、シンジが人を避ける性格だから、ということでつじつまがあっているが)

この作品になって、少し説教臭く、エコロジー臭くなってきたな、という感触は、正直なところ、あった。

そして後半へ。

「ガキに必要なのは、恋人じゃない、母親よ」(アスカ)
女は闘う、ということも一貫しているなあ。

「私があんたを殴ろうとしたわけ、わかった?」(アスカ)
「何も決めなかったから。自分の責任を負いたくなかったから」(シンジ)

「シンジくんは、やすらぎと自分の場所を見つければいい。また会えるよ」(カオル)
「そうだね、カオルくん」(シンジ)

「4thインパクトの不可逆的阻止のために・・」このあたりのいかにも軍隊的な言い回しがウケる理由のひとつかな。

今回のエヴァ、特にアスカとマリのエヴァは、その無双ぶりが際立つね~
「ミサトさんが背負っているものを半分引き受けるよ」「僕は、僕の落とし前をつけたい」(シンジ)
「もういいよ、サクラ。明日生きていくことだけ考えよう」(新人)
「(シンジ、)父親に子供ができることは、肩を叩くことか、殺すことだよ」(ミサト)
希望の槍、カシウスと変わる

零号機と13号機の戦闘(ビル街での巨大な2体の格闘)は、来る「シン・ウルトラマン」を想像させてくれる。
戦闘シーンというか対話のシーンが、教室へ、寝室へ、ピラミッドのある風景へ、田圃へとめまぐるしくかわり、観ている我々が不可思議な感覚に引っ張り込まれる手法は、実相寺監督や、「2001年宇宙の旅」のキューブリック監督を思い出した。

「希望のゼロ、絶望の13。ふたつは対をなしている」(碇)

だめな刑事ドラマは、終盤に主人公がが「調べたらこういうことがわかりました(そこは見せないのかい!?)。これこれこういうわけだったんですね。だからあなたが犯人です」と語って終わる。実は、本作は作りとしてはそれに近いのではないかと感じる。それなのに、これだけ面白く、そして惹きつけられるのはなぜなんだろう? それともそれこそが庵野ワールドなのだろうか。

最後の最後に、"若い男ども" を立てたね~。

(ミサトは)命を捨て人類を生き残らせる。生き残った者に対して責任を負うリツコ。ふたりはいわゆるバディなんだな。そしてこの両方の役割には、男も女もないのだ、ということを伝えてくる人間構成。(みんな、これを観て、「前線で死ぬのは男、後陣を守るのは女」みたいな感覚を払しょくしていこう!)
「嫌われても、悪く言われても、エヴァに乗れればよい。居場所を与えてくれる。私をほめて」
ほんとは頭をなでてほしかっただけ。

カオルとシンジは、「デビルマン」のアキラとアスカリョウを思い出させるね。(映画じゃないよ、原作漫画ね。ここは決して勘違いされぬよう)
「涙で救えるのは自分だけだ。だから僕は、もう泣かない」(シンジ)
「(シンジくんは)相補性のある世界を望むんだね」(カオル)

「父さんは母さんを見送りたかったんだね。それが父さんが願った "神殺し" だったんだね」(シンジ)
「さよなら、すべてのエヴァンゲリオン」(シンジ)
いやすごい。これだけ観念的なアニメもなかなかないんじゃない。
さらに圧巻のエンドロール。宇多田ヒカルの主題歌2曲、フルコーラス!! この長さのエンドロールもなかなかない。充実感、まさに "最後" にふさわしいじゃん!!!

「なぜ若者たちだけがエヴァンゲリオンに乗るのか?」という俺の疑問は解かれなかった。だけど、それがなんだ、という気持ちで映画館を出た。

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CB

4.0パズルがハマった。

2022年2月11日
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仮想のような現実と、現実のような仮想…

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お.じさん

4.0本当の自分

2021年12月31日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

難しい

最後の駅のシーン。
意外と良かった。

個人的に
劇場版


Q
シン
にプラス、NHKのドキュメンタリー
「さようなら全てのエヴァンゲリオン〜庵野秀明の1214日〜」を鑑賞してこそ、完結としたい。

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ヒックス伍長

4.0文句なし

2021年12月29日
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楽しい

興奮

まあこれはすごい
すごいよ

大人になることの意義
これはすごい

むちむちのアスカにびんびん

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ばーど

4.0見る前はちょっと不安だったけれど、

2021年11月26日
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鑑賞方法:映画館

ちゃんと完結していて安心した。…というか、感慨深かった。テレビシリーズから見てる人。新劇場版の「序」から見てる人。最近になってDVDや何かで「序」「破」「Q」を見てきた人。それぞれで感じ方が違うんだろうな。そんなことを思いながらエンドロールを見ていた。

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くそさいと

4.0とりあえず何かスゴかった

2021年11月4日
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面白かった。
冒頭の戦闘シーンから始まり、
面白かった。

全部観終わった後の感想は、
何か良く解らなかったけど、
何かスゴいのは解った。

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丘の上ホライズン

4.0この映画は見る麻薬です。

2021年9月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

中毒性が非常に高いです。映画を観たあと一ヶ月くらいはエヴァのグッズを買いたくなる衝動に駆られます。

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taiyakikun

4.0イマイチストーリーがわからなかった

2021年8月31日
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鑑賞方法:VOD

イマイチストーリーがわかりませんでしたが、面白い映画でした☆

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hide1095

4.0にわかファンゆえ、解説サイトをいくつか読んでから理解、というか意味...

2021年8月29日
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にわかファンゆえ、解説サイトをいくつか読んでから理解、というか意味を把握した。全員が幸せになれる世界で、きれいな終わり方だったんじゃないかと思う。
あとさ「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」というキャッチコピーがすごく好きだと思った。

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とんこつ

4.0人類補完計画の答え合わせ

2021年8月23日
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Tbota

4.0やっぱりわからなかった

2021年8月19日
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興奮

難しい

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ジュリエッタ

4.0見終わって、監督のことが知りたくなった

2021年8月16日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

監督が誹謗中傷見て鬱になったのに涙してしまった…
多くの人を巻き込んだ、
シンジにそれはキツいよ…

痛くて苦しくなるアニメだったけど、一人じゃいい作品、いい人生は送れないって思った…

他人と関わったら世界が広がる。
オタクだったら一人の世界に浸らず、外に出たら、また一人の世界が広がるから、外に出てって大事なメッセージが監督が命を削って伝えたのがわかった。

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みたん

4.0完結

2021年8月15日
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鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

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ガブ

4.0これで本当のエヴァの終わり

2021年8月2日
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長かった。テレビ版の尻切れとんぼな終わり方に不満を残し、それなら旧劇場版で、全ての謎を明かすのかと思いきや、観客を置き去りにした終わり方。庵野秀明は反省したのか、それともエヴァでもう一儲けしようとしたのか、今までのモヤモヤをスッキリさせようと、落とし前をつけてくれた。でも私自身Qからかなり経っているので「このキャラ誰だっけ?」と、ある程度復習が必要だった。それにしても、ペンペンはあれから捨てられたにしては、繁殖出来たなんてたくましい。

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モトイ

4.0100億突破おめでとうございます

2021年7月21日
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Ryunoshin Nakamori

4.0終わるという凄さ

2021年7月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

難しい

新劇版のみ鑑賞済。
エヴァというコンテンツを終わらせた事に感動したし、よくQのあの内容から風呂敷を畳めたなと感心しました。賛否両論あるのはわかっていますが、個人的には満足です。少年から青年への成長をこれほどまで時間をかけて向き合った作品はなかなか無いのではないでしょうか。余白が有る終わり方だと感じたので、エヴァコンテンツ自体はまだまだ多く可能性があるのでは?

ともかく自分が生きている間に庵野監督が作品を終わらせてくれた事、見届けられたことに本当に満足です。ありがとうございました!

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tofu

4.026年付き合ってしまった、、、

2021年7月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ついにラスト。
アニメ版から観ているので、長い付き合いです。さすがに伏線やら謎を回収する気が無いのには慣れましたね。
常に、登場人物のなかで実は一番常識人のシンジ君がラストを選択するので、どのバージョンも同じようになるのはご愛嬌でございます。無事に終わって良かったです。
もう、二度とエヴァ作らんでくださいよ。

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鉄牛

4.0終わったなあ

2021年6月23日
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知的

難しい

 初めてみたのが中二の時だから20年以上前になる。正直あんまり興味はなかったけど、これで最後だしコロナでどこにも行けないし、久しぶりに映画館行くのも悪くないなくらいの気持ちで観てみた。
 20年も同じ作品を作り続けるのは根気がいるなあと言う思いと、これだけ話題になった作品を完結させるのは相当な苦労があったんだろうなと感じた。内容も深いが監督の、造り手の創造力の深さに驚かされた。難しい用語が多くて理解できない所もある為、評価は分かれるかもしれない。

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トシ
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