「色々すごい」シン・エヴァンゲリオン劇場版 でんすけさんの映画レビュー(感想・評価)
色々すごい
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まず、前半から綾波の可愛さ連発で悶えた笑。全体的に時間軸や設定が凝っているのは分かったが、復習が足りなかったせいか、中盤まで映像美がすごいぐらいしか頭に残ってない気がする。後半は、シンジとゲンドウの対話に入り、時間軸も一定になった気がして、話を飲み込みやすかった。特に傷つきたくなくて身動き取れない自分はシンジとよく似ていて、今回のシンジも自分を投影したようだった。あとシンジが父親ゲンドウの欠点を言い当て、ゲンドウ自身も、ただ妻ユイの胸で泣きたかっただけとやっと本音に気づくバカ親?。ただ、この親子構造は私の父親との関係とも似ているなと思った。私の親子関係も世にありうる話として映画が示してくれたことが、考え込みがちな私にとって、すごく嬉しかった。シンジをもっと理解したいと思った。
あと、感じたことと言えば、レイがおばさん達と関わることで、仕事やあいさつの大切さを学ぶ。私は、私も学んだと思った。
20代の私は、働くことの意義や、邪道でも仕事を全うする厳しさ、その意味。トウジから教えてもらった気がする。
責任感は、特にミサトさんに見習う。
駅のホームでのマリと話すシンジの見たことないくらいの垢抜け感、そこが集大成なんだと最後に思わせてくる所だった。
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