「一つの愛の神話の完成」シン・エヴァンゲリオン劇場版 SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
一つの愛の神話の完成
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ほとんどの物語は語られ尽くしていて、オリジナルなものは自分の人生だけ、と語った庵野監督。完結編を観終わって初めて、エヴァは父親、母親、監督自身の愛情の関係性と葛藤を聖書(私は児童向けの本を読んで知っていたので助かった)に寄せて描いた成長物語だったのだ、と理解した。全てのキャラクターやエピソードが綺麗にそこに集約されていた。
それにしても、この圧倒的なスケール感!ストーリーも構図も!
長いエンドロールも納得だった。
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