「おっぴろげ!」シン・エヴァンゲリオン劇場版 suquippyさんの映画レビュー(感想・評価)
おっぴろげ!
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今までは秘して花の如く、専門用語や曖昧な表現を散りばめ、ネットやムック本の考察に一喜一憂していたが、今回は違う。
専門用語はあるにせよ、それは飾り。
今までの秘密や曖昧なところをばっさばっさとはっきり明確に、そして具体的に回答を出していく。観客が尾ひれ手ひれをつけてあーでもない、こーでもないと議論していたことが恥ずかしくなるぐらいに。
メインの観客も良い年齢になったでしょう。
人生色々あったし他にやることも一杯あるでしょう。エヴァから卒業してもいいのでは?という監督の声が聞こえてきたように感じた。特に前半部の狙いはこれ。
そのぶん花火大会最後の連続花火の如く
がっつり映画は2時間半。(尺は二の次)
戦闘シーンてんこ盛り。これまでのキャラクター総登場。ファンが待ち望んだベストバウトあり。
もう秘して花はなくなり、後で語り合う楽しみはなくなった。
だけど花火のように見ている間は最高だった!
もうファンして心残りはない。
長年に渡る知的好奇心、スリル、ワクワクをありがとうございました。
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