「アニメ史に名を残す史上最高の傑作」シン・エヴァンゲリオン劇場版 らむさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメ史に名を残す史上最高の傑作
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※以下ネタバレ注意
印象としてとてもすっきりまとまっていた。そして何より、キャラクターはもちろん庵野監督のリアルでの25年の成長を描いた集大成としてとても見応えありました。
冒頭のパリ編はとても精巧なCGで戦闘シーンとしてつい見入ってしまった。そこからの第三村の40〜50分は、エヴァシリーズのファイナルとても意義がある。なぜなら、今まで庵野監督は市井の住民については全く描かず、あそこまで村人一人一人にフォーカスしたシーンはなかった。しかし、今までなかったそんな映像を上映時間の5分1くらい割いて何度も反復したことはとても良かった。
さらに、その後のレイのラストの流れも今までの旧作との繋がりをきれいに回収されており文句なかったです。一部の人から「レイいなくなるの早すぎ」と酷評してる人がいますが、そんなことはないです。結局、レイは恋人にはなり得ないし第三者だったという監督のメッセージに気づけていないと思います。
書けばキリがないのでこの辺で終わりますが、とにかく最後の(?)作品として完璧すぎるくらいでした。
ありがとう庵野監督。さよなら、全てのエヴァンゲリオン。
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