「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」シン・エヴァンゲリオン劇場版 我衆院信志さんの映画レビュー(感想・評価)
さらば、全てのエヴァンゲリオン。
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ある日父がDVDを借りてきた
そのDVDの名は「ヱヴァンゲリオン新劇場版:序」
それを家族全員で見る事になったのだが、当時中学2年生だった私はものの見事にその世界観にどハマリした
そこからは全てのメディアを漁り、あらゆるものを鑑賞し、遊び尽くした
エヴァンゲリオンを通じて多くの人たちと知り合えた
まさしくそれらは私の青春であった
泥臭く汚れていて、それでいて純粋で美しく儚い何か
今回の作品はそれら全てに決着をつけてくれた
旧劇をセルフオマージュしたシーン、漫画版でのマリ外伝の回収、それぞれのキャラクターの行く先、碇シンジという我々視聴者そして庵野監督の分身の旅立ち
私は今では大人になっていた。いや、なってしまった。だがどこかでまだ大人になりきれず甘えている自分がいる事も大いに自覚していた
そんな矛盾を断ち切ってくれて「ありがとう」
そして全てのエヴァンゲリオンよ「さようなら」
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