ダイ・ハード ラスト・デイのレビュー・感想・評価
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アメリカ人の父、ロシア人の父
ジョン・マクレーンの活躍は今作でラストになってしまいました。
舞台はアメリカからロシアに移ります。
前作では娘との関係がピックアップされていましたが、今作はジョンの息子ジャックと一緒に行動する話です。
内容的にはスケールの大きさは健在で、CIA、ロシアの大富豪父娘が登場します。
アクションシーンの派手さと迫力は前作には及ばず、ブルース・ウィリスのアクションも少なめで物足りなさがありますが、大富豪の娘イリーナ(ユーリヤ・スニギル)が、峰不二子のようなライダースーツ姿が格好良いです。
A GOOD DAY TO DIE HARD‼️
ありがちなB級スパイアクション映画。 もはやダイ・ハードでは無い。...
ありがちなB級スパイアクション映画。
もはやダイ・ハードでは無い。
浅くうす〜いストーリーに派手なアクション。それだけ。
家族の絆を描いたつもりかも知れないがそもそも今までのシリーズで家族とのエピソードが無いので感情移入のしようが無い。
100分長く感じたなー。
失速
これじゃない!
囚われた息子を救うためにロシアに向かったジョン・マクレーンの活躍を描く物語。
大人気シリーズ「ダイ・ハード」のラストを飾る物語。
流石にお金がかけていますね。カーチェイスにビル爆破、武装ヘリとの激闘・・・大迫力です。
アクション映画としては、とても良く出来ていると思います。
ただ、「ダイ・ハード」シリーズとしてはどうなのでしょうか?
このシリーズは一貫としたコンセプトがあったと思います。
凄腕だけど一介の刑事。そんな彼が大規模テロに巻き込まれて、愚痴を言いながらも一人で奮闘する。市民や家族を守るため、等身大より少し凄い刑事が、ボロボロになりながら闘う・・・それが面白さだったのだと思います。
でも、この作品では違います。家族を守るため・・・とは言え、ロシアに自ら赴き自らトラブルに巻き込まれにいきます。
そして、息子とバディアクション。
劇中では、関係ないロシア市民を巻き込みながらアクションが繰り広げられていて、不愉快にすら思えてきます。ジョンに車を奪われたロシア市民は、何の落ち度があって殴り倒されたのでしょうか?
別作品ならそれ程感じなかったかもしれませんが、「ダイ・ハード」シリーズとして見た場合、『これじゃない』感が大きく、低い評価を付けざるを得ませんでした。
私的評価は、やや厳しめです。
別の映画
老いをも楽しめるか
ダイ・ハードなシニアとジュニアの物語
映画「ダイ・ハード」シリーズ第5作にして最終作。
長年にわたり、「ダイ・ハードなジョン・マクレーン刑事」を演じて、先日 引退したブルース・ウィリスに拍手を送りたい。
ただ、この最終作、確かにアクション・シーンはド派手でワクワク感あるが、物語がアッサリし過ぎで、物足りない感があったのは惜しい。
ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)の息子ジャックが「ロシアで逮捕された」とのことでロシアへ行くジョン。
彼が乗る飛行機はアエロフロート。(自分も学生時代の卒業旅行でヨーロッパ行った時、費用を抑えるために乗ったことがあるロシア(当時ソ連)の飛行機だが、実際に乗ったのはかなり小さめで延々とソ連を空中から見下ろしながら乗った。)
ジョン・マクレーンがロシアに到着すると息子ジャックは裁判所に入るところ。裁判にはコマロフという政治犯もいたが、裁判所付近での爆破からジャックと政治犯の逃走劇……となるところへ親父ジョンが現れる。
そして、高速道路での(車を何台壊したか分からない)追走劇・閉鎖ホテルでの銃撃戦などのアクション・シーンとなる。そこで、ジョン・マクレーンが「ロシアでも、これか…」には笑える。
そして、舞台をチェルノブイリに移して、アクションが続く娯楽作となっていく。
政治犯コマロフの持っているというファイルは、ロシア権力者チャガーソンという男には致命的らしい…ということだが、これが命を狙い合うほど致命的なのかが良く分からない(^^;
本作では、ダイ・ハードなシニアとジュニアの物語であり、チョコチョコと(前作に続いて)娘ルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)も登場。
それなりに楽しめる娯楽作ではあった。
涙のラストデイ
殺人犯として裁かれる息子を救うため、マクレーンおじさんがロシアへ飛ぶ。
え待ってロシア?
【ストーリー】
ジョン・マクレーンの息子ジャックがロシアで殺人犯として身柄を拘束された。
娘のルーシーの見送りを受け、裁判が行われる現地の法廷にはるばるやってきたジョンだが、裁判所が爆破され、混乱のどさくさでジャックを救い出す。
だがジャックは同法廷に出廷していた元大物政治家のユーリ・コマロフを助け、なぜかジョンの助力をこばむ。
コマロフと共に逃げたジャックを、英語の歌を口ずさむ変なロシア人運転手のタクシーに乗り込み、ジョンは激しく追跡する。
ブルース・ウィリス最大の当たり役マクレーンですが、引退により続編はなさそう。
日本を舞台の新作の話題もありましたが、他の俳優が演じるぐらいならマクレーンおじさんにはこのまま安らかな老後を過ごさせてあげてほしいです。
ジョンとテッドのロシア珍道中
「ダイハード」として、世に出して欲しくなかった。
ド派手なアクション満載で、映画としては、体裁を整えているのかもしれんが、ストーリーがスカスカで、ラストなんて、青春ムービーみたいなエンドショット。
一体このシリーズはどこへ行ってしまうのか。
なんと言っても、このシリーズに不可欠なのは魅力的で、恐ろしく強い敵の存在。今作にはそれが欠如しています。息子のキャラクターも中途半端で弱い。
「16ブロック」とか、「スリー・リバーズ」とか、他にも、ジョン・マクレーンを意識したブルース・ウィリス主演の刑事モノはたくさんあった。でも、「ダイハード」の冠は載せていなかったのに。肝心の本家がこれじゃ、亜流の刑事モノも、もうおしまいですね。
好きだからこそ、苦言を呈しました。すでに続編の制作がスタートしているとか。しっかりして欲しいです。
2013.2.14
最後のダイ・ハード
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(原題:A Good Day to Die Hard)
『アウトロー』で悪役だったジェイ・コートニー出演
『4.0』がうーん・・・という出来だったので期待はしていなかったのだが
今回は前作のオタクくんみたいにトークでイライラしないのでその分マシ
ロシア、ウクライナという単語が並び、2022年現在微妙な気分になった
※ 批判的内容
続編ごとに出来が悪くなっていくダイ・ハードシリーズ
2作目まではそれなりにコンセプトもあり、納得の行く展開であったが
3作目からは単なるブルース・ウィリス主演のAAA級アクション映画と化した
ブルース・ウィリスにアクションが難しくなった時点で続編を作ることをやめるべきだったと思う
同様に主演作として作り続けているシリーズに『ミッション・インポッシブル』があるが
あちらは素晴らしいテーマ曲、仲間、お約束の展開があり、シリーズ作品としての楽しみがある
トム・クルーズが主演でなくともタイトルとして作り続けていけるだけの魅力がある
しかしダイ・ハードは初期からの流れ、お約束といったものが守られず
ブルース・ウィリス主演以外はジョン・マクレーンとテロリストの対立構造、
"テロリストとの通話"といったシーンだけ
本作に至っては一応全作通してあった"テロリストとの通話"がなくなってしまった
これがあまりにも残念すぎる。
代わりに第一作のセルフオマージュシーンはあるが、演出も何もかもとてもあの領域には至らない
カーチェイスシーンが凄まじい質だが、量が多すぎて胃もたれする、しかし本作の一番の見所
年齢的に厳しいのはわかるが格闘シーンが不足
全体的に暗めの画面で展開されてうーん・・・
ジャッキー・チェンの映画のようなアクションは良かった
敵の印象が弱すぎる
売りの親子の描写が取ってつけたような感じで感情移入が難しい
化合物27-4、噴霧するだけで放射能中和するとんでも物質の登場でうーん・・・中和の研究はあるけれど・・・
そもそも本作のコンセプトが良くわからない
ダイ・ハードを次代に続けるためのリブートならブルース・ウィリスは主演じゃなくてよかった
ブルース・ウィリス主演作の完結ならば、息子とのダブル主人公は望ましくなかった
『ダイ・ハード』としては微妙、アクション映画としてはそこそこ面白い
息子がいたんだ、
ギリギリ及第点かな?
それでも好きなシリーズなんです。
ロシアのエレベーターでも「イパネマの娘」が・・・
ロシアだってアメリカと同じ、タクシー運転手は英語も喋れるしフランク・シナトラだって歌ってみせる。歌を聴いてくれたから料金は要らないという気前のいい運転手のタクシーにも乗ってみたいものだ。そんなダイハードシリーズの第5弾。もうてっきりシリーズは終わったものだと思っていたのですが、第6弾『マクレーン』の製作が決まってるという・・・
ニューヨーク市警の刑事がロシアまで進出という、治外法権無視の世界かと思いきや、息子はCIAエージェントだと途中に明かされる。序盤から、ロシアの車を何十台も破壊しまくったマクレーン親子だったが、これじゃ罪がさらに重くなって終身刑どころじゃないだろうと冷や冷やさせられたのに、伝家の宝刀「CIAだ!」があったのですね。
冷ややかな目で見ていたのに、重装備ヘリとの戦いというアクションシーンにはさすがに興奮させられる。やっぱりダイハードだなぁと感心し、大物政治家と元大富豪コマロフの確執の原因となるファイルが何なのかとワクワクさせられるものの、ファイルなんて意味がなく、それがチェルノブイリに隠された濃縮ウランというから驚きだ。核をぞんざいに扱うストーリーにも辟易してしまうが、防護服を着ている悪人たちに比して無頓着なマクレーン親子。せめてスリーマイル島にも言及しろよ!と感じたのに、この親子は「ジョンと呼ぶな!父ちゃんと呼べ」などとトンチンカンな会話しかしていない。そんなバカ親子がコマロフ父娘を見て、「ほーら、娘に裏切られたぞ」などと勝ち誇った様子が笑える。
そんなとんでもストーリーではあったけど、クライマックスでの再びヘリと戦う親子のアクションはちょいと萌えた。もうウランが近くにあることすら忘れさせるほどだった・・・。ちょっと意味がわからなかったのは「髪の毛が抜ける」というセリフは放射能の影響もあるのかどうかということ。年齢的にも早すぎる気がしたから・・・。
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