「ラストではないだろう」ダイ・ハード ラスト・デイ aceさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストではないだろう
いきなり盛り上がってスタート。知性はないが火薬の量はタップリ。いつもはもめ事に巻き込まれるマクレーンだが、今回はもめ事に飛び込んでいく。運がいいのか悪いのか分からない遺伝子を持った父子。生きているのだから運がいいのだろう。肉体をバラバラにしてしまうような銃。いい意味でカーアクションとは言えないような装甲車とのバトル。「おれはヘリをおさえる」って、相手は軍用じゃん。「殺しに行こうぜ」という殺しを楽しむようなセリフはいただけない。原語がそうなっているのか、訳者の問題か。とにかく不快なセリフだった。作品の重量感はシリーズ最高だろう。でも、情緒はない。アクション的情緒は必要なのだ。
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