サカサマのパテマのレビュー・感想・評価
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高所恐怖症注意。
前情報なしで先ほど見たが脚が震えている。「空に落ちる」をそのまま体現した作品だからか、高所恐怖症の私にとっては終始びびりっぱなしだった。
なので、前もって注意しておく。この映画、「落ちる」シーンが非常に多い。高所恐怖症な方は心してみるように。
とはいえ、ストーリー、キャラは王道そのもの、非常に安定したストーリーテリングである。設定を難しくした分お話は簡単にしようという算段は、成功しているといっても過言ではない。
ビジュアルは上記のとおり。というかキービジュアルまんまである。音楽も可もなく不可もなし。
ラピュタに似ているという意見に関しては同意しておく。反重力要素ありの王道というと似通るのは否めない。しかしその認識で見ていると最後にどんでん返しを食らい、?マークが浮かんだまま終わってしまうかもしれない。そこを加味して☆4とした。
とはいえ作品自体は中々楽しめるものに仕上がっているので、ぜひ見ていただきたい。
前々から見たかったやつです!
ツタヤで借りてきました。前から気になっていた映画でしたが、なんだかんだで観れずにいました。
夏休みももう終わりということで、時間のあるうちにといざ鑑賞。
とても面白い内容でした。考えずにスッと見て楽しめる映画です。アニメの映画が好きな方は是非!
鑑賞後に気づいたのですが、YouTubeに違法ですがアップされてました…正直そっちで観れば良かったかな笑
パテマが幼すぎ
重力が反対に作用して空に落ちてしまうパテマ。普段は地下で生活しているが、ある日、地上に出てしまう。地上では空を忌み嫌うアイガが生活をしている。アイガのエイジとパテマは徐々に信頼を深め、サカサマの世界の謎に迫る。
重力の見せ方や空の描き方がとても面白い。基本的には、エイジの重力の方向で描かれているのだが、たまに上下を逆転させる。
アイガの長?のメンタリティがよく分からないのと、パテマが子供過ぎて、自分で考えて動いて無いのが勿体無い。
45点
映画評価:45点
アイディアも良く、画力もあり、ストーリーも良い!
だけど少し複雑
上と下を行ったり来たりしているのもダルくなるので、もっと誰が見ても分かりやすく作って頂けたら良かったです
敵役が超悪役だったのはプラスですが、主人公達がキッチリ逮捕した訳ではないのでスッキリ感が足りない気もします
今後に期待します
【Gyaoにて鑑賞】
反転した世界に少し酔うかも。
初鑑賞。空から落ちて来た少女と、地上に住まう少年の物語。音楽が神秘的で素敵です。特に、主題歌は透明感があって世界観にぴったり。少年の成長と、少女との心の交流がメインテーマかな。時々世界が反転し、どちら側にも「落ちていく」シーンがあるので、どっちがどっちかわからなくなって少し酔ってしまうこともありました(笑)
見上げる空は自由なのか、恐怖なのか。 2人の少年少女は互いの重力が...
見上げる空は自由なのか、恐怖なのか。
2人の少年少女は互いの重力が逆に働く世界で出会う。
この2人は、惹かれ合うようにして互いの距離を縮めているわけではなく、離れていくからこそ繋ぎとめようと必死にしがみつく。
そこに自由なことは何もない。だけどこの2人を見ていると自分よりも自由に見える。
設定オタクが一人で悦に入って作ったという印象
「空に落ちる」ビジュアルと恐怖感は良いが、他はあの大味な「アップサイドダウン」に劣る。一番の違いは作り手の熱量かな。説明なしに次々繰り出される複雑な舞台設定が興ざめ(設定オタクが一人で悦に入って作った印象)。
惜しい(´・Д・)」
作画もCVも、音楽?も素晴らしい・・
ただ、惜しむらくは脚本!!!
もっと噛み砕いて長くするか?
設定は御都合主義にして短くするか?
二択だったのでわ∧( 'Θ' )∧???
・・スピード感もストーリーな肉厚さも消えてしまってるような?
ま、でも、素敵な作品のひとつでは有ると思うのですが=(^.^)=?
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v③〜④
DVD買う度 ◎◎◎
モ1回見たい度 ◆
おすすめ度 ****
デートで見る度 ◇◇◇◇
◆ネタバレ無きあらすじ◆
重力による発電を試みた人類。
それが成功すれば、無限の良エネルギーとなるハズだった!
そう・・成功していれば!!!
時代が流れ〜
・・・・地球上では一人の少年が空を見上げていた・・。
時をかける少女】とテイストやクオリティが似てる感。
でも、サマーウォーズやオオカミ子供の〜】には、今一歩足りない感!てのが正直な感想(=´∀`)人(´∀`=)
でも、そこ以外は!おもろい作品になってるのでわないでしょ〜かぁ(^O^☆♪
ジブリっぽいってレビューもありますが、
私は全然違って爽やかな印象でした。
ジブリ、強いて言えば「未来少年コナン」の良さに似た味。
SFだから面白い。自由で新鮮な発想!
キュートな主人公、描き方がうまくて必要最小限に男女を意識させてくれる。
無駄にかわいかったり強すぎたり弱すぎたりエロすぎたり、、そんなのが多い中でちょうどいい主人公の男女。爽やかだ。
これは後味もスッキリ!
ラピュタっぽい
映画の進み方はラピュタに似ていると思う。
そして音楽はアリエッティのよう。
重力の向きがたくさん変わるので最初は慣れないが慣れるとそこが面白い。
ストーリーは結構ありふれた感じだけどさかさまの設定が面白い。
話の主要キャラがかなり少ないので見やすいけど少し物足りなさも感じる(えいじのクラスメイトなど)。
結末が意外で驚きを感じることが出来ると思う。
反転して反転して反転したその先に…
異世界の冒険ファンタジーと少年少女の淡い恋という、「ラピュタ」的な王道物語なのだが、何とも不思議な世界観のアニメーション映画。
地下世界の少女パテマは、ある日、立ち入り禁止区域の縦穴に落ちてしまう。その先は、空のある地上世界、パテマにとって上下サカサマの世界だった。そこでパテマは少年エイジと出会い…。
身分違いはよくあるが、本作は重力違い。
パテマにしてみればエイジがサカサマで、エイジにしてみればパテマがサカサマ。
時折映像も上下サカサマになり、あれ、どっちがどっちだっけ?…と頭の中がくるくるするが(笑)、まずこのユニークな世界観に惹かれる。
かつて重力からエネルギーを得ようとするも失敗、重力が反転し、人々は地下に潜った。
一方、重力の反転から逃れた人々は地上世界で絶対君主による管理社会を形成、空とサカサマ世界の人々への嫌悪を叩き込まれる。
重力も立場も違う世界の少年少女が出会って、物語が始まる。
二人には数奇な縁が。
パテマの憧れの探検家ラゴスと、空への挑戦中に事故死したエイジの父。
この二人に導かれるようにして、パテマとエイジは出会う。
パテマとラゴスは禁止されている地上世界へ興味を抱き、エイジと父は禁止されている空への憧れを抱く。
異世界同士の出会い、“落ちる”かもしれない一歩を踏み出した時、二つの世界が大きく変わり始める…。
“空”がキーとなっているだけに、青く広がる(パテマにとっては底無しの)空の映像が美しい。
キャラクターでは、エイジはちと無個性だが(そういう設定なのだけど)、天真爛漫で好奇心旺盛でその合間に弱さと芯の強さを見せるパテマがキュートだ。
こういう作品は悪役が必須。地上の管理社会アイガの独裁者イザムラが、稀に見る超ヤな奴!(笑) ベテラン声優・土師孝也氏の怪演もハマってる。
吉浦康裕監督の名は覚えておいて損は無い。
「イヴの時間」も見なくては!
ついでに、まさかのネタ被り「アップサイドダウン 重力の恋人」も見ておこう。
いいねぇ、いいねぇ、最っ高だねぇ‼︎
独特の雰囲気。独特の世界観。(ちょっとジブリ臭が漂ってきたのだが。特に悪いとかではなく
私はこの監督の作品は初めて観たのだが、完成度が高い高い。
ただちょっとキャラが薄かったかな…で☆−0.5
普段何気無くみてる空。普通は見上げるものだが、逆に、落ちる。底なし沼のような感覚。それが上手く表現されてたのがこの映画の強みではないか。
やはり日本が誇る「アニメーション」は美しいな。
設定がすごく良かった
本編を見て、凄く設定が面白いなと思った。
しかしキャラクターがイマイチだった、特にイザムラというキャラクターの性格が悪すぎるなと思った。
設定が面白かったので見ているうちにどんどん気になってしまう映画だった。
見たあとた映画の広告チラシを見てエイジがサカサマになっているのがそうゆうことだったのかと思った。
面白いけど、単体で完結して欲しかった…。
イヴの時間が面白かったので見に行ったんだけど期待以上の出来でハラハラワクワクしながら見た。
アイガ国民とサカサマ人の視点を交互に見ていくうちにどっちが地上なんだろう、もしかしたら今地上だと思ってる方が実は空なんじゃないかって言う不安に襲われるほど没頭して見てた。
ただ、予告編の情報しか知らずに見たからか本編通しても解明されない謎があったんだけど、これはパンフだったり別媒体の作品を読めば解るんだろうか…。
観客は蚊帳の外
消化不良。この言葉につきる。
監督の過去作品ペイルコクーンを思い出しながら、そっちのほうがよかったなあと溜息してしまった。
退廃的な文明、閉じられた世界から出たいと願う主人公。憧れていた外の世界からきたアイテムによって、その思いは強くなる。いよいよ世界に出てみると、観客にはどんでん返しが待っている。
つくりはだいたいそんな感じで一緒なのに、パテマよりコクーンのほうが、トリックの面白みがあった。
キャラクターを通じて映画の世界を見ていきたかったが、観客はあくまで第三者として思考を巡らせなくてはいけなかった。味方は誰で、追っ手はどんなやつで、どこに帰らなくちゃいけなくて、と普通の映画なら考えなくていいことを、地面があちこちすることも合わせて考えなくてはいけなかった。それ以外の、この世界ってどうなってるんだとか背景や裏を考えながら映画を楽しみたかった。
たとえばパテマとエイジが逃げたときにたどり着いた発電所(?)。エイジが「空の上は罪人の行き着くところとか言って、ただの発電所じゃねえか」など一言説明を言ってくれるだけで、観客は状況の推理に気を取られなくて済んだ。わりと王道をいく映画だからこそ、そういう観客への配慮も大事にして欲しかった。鬼ごっこが終わったなら、まずは安全確保と状況整理を。
監督の過去作品イヴの時間でのラスト、マサキがテックスの行動を推理するシーンは見ていてとても気持ちよかった。状況を理解し、キャラクターが行動する。そのスピード感が、今回感じられなかった。感情移入ができなかった。
エイジは社会に抵抗しながら、空に憧れて、それでどうしたかったんだろう。
俯瞰して自分たちの世界を見られればよかったのか。父親の夢を自分が代わりに叶えたかったのか。世界の真実を知りたかったのか。
他にも、じいさんが最後にもってたメールの内容や、アイガに捕らえられた人物の生死、わからないことが多い。
メディアミックスで語るつもりで映画に謎を残すのは戦略としてありかもしれないが、一つの作品として完結できない技量不足に見えてしまう。
かなり期待してたいたのでとても残念。
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