桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
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残らず。
小説を読んでないので、映画を観てみた。
小説を読めば良かったのか…
私としては映画から何も感じられず、残らず…物語を通して何が言いたいことなのか掴めなかった。
桐島を常にみんなが追って行くので、いやでも観てるこっちも桐島を追って行きたくなるんだけど、まぁー出て来ず…
観てて、不完全燃焼って感じだし、桐島が部活辞める理由も良く分からず、元々の人間関係があやふやなのに中途半端なところからまた、中途半端に高校生の人間関係が崩れていく様だけを観せられた、そんな印象。すっきりせずに終わりますねぇ。
でも、高校生の女子ってそうだよなぁーって思うシーンがちょこちょこあってそこは共感出来たかなと。
小説はまた違うのかなぁ。
小説、邦画の典型的パターン
邦画だから許される仕組み。
まさかの桐島出てこない、桐島をめぐってのお話。
1人1人違う思いを抱えて生きているがこんなにも桐島をめぐってぐるぐるするのは高校生だからであると思う。
そして話がとびとび。小説だと面白いが映画にすると二時間で完結するには無理があると思う。
やはり小説、漫画を映画にするのは考えものだと改めて考えさせられた作品。
ロメロのゾンビは見た事ないけど…
面白い!高校という限られた時間特有の不自由な自由さが描かれていて。自分もつい高校生に戻ったような気持ちで観ていました。
俺の場合は、この映画の中では吹奏楽部の部長の立場かな?あの子の複雑な切ない気持ち、スゴく共感してしまいました。
イケてるグループへの憧れ。入れないことへの劣等感。しかし、自分のいるグループ内ではそれなりの地位におり、不自由はない。けと、それゆえの歯痒さ。
桐島は出てこない
桐島はまだかまだかと待ちわびましたが最後まで出てこなかった。
全員が屋上に揃うまでの盛り上がりに掛け、最後は腑抜けだった。映画だったらもう少し日常が歪んでいく様子を観たかった。
たまに 学生時代こんな気持ちだったなとふとしたときに思う瞬間があって、そゆのは良かった。
ぐだぐだだけど、どこか温かみのある映画
曜日毎のセクション区切り
セクション毎に主人公というか着目する人が決まっているのだが、同じ場面をある人に着目してその少し過去や少し未来まで、情の変化がわかる程度に展開
映画部はヒエラルキー最下層ながらも最後は運動部らヒエラルキー上位層に噛み付く
ドロドロした女子4人グループでは言葉ではなくビンタで本音を伝える、まあ伝わってないが(笑)
バドでなかなか伸び悩むサブヒロインの子もそれを受け入れそれでも頑張り続けることを決意(そこまではいってないか
その子が頑張る姿を見続けてたバレー部の小泉は、桐島というバレー部の大黒柱が抜けたバレー部でも強くあり続けることを誓う
野球部の幽霊部員となっていた東出は、桐島の力になれずもどかしく思う、また3年で引退した後の野球部元部長のドラフトまではという頑張り姿、そしていつまでも自分を誘い続けるその姿勢に心を少しずつ動かされる
決め手は古〜い使いにくいフィルムを手に映画撮影をする前田(神木)、彼は映画監督にはなるわけないじゃんと言う
その言葉に東出は心動かされる
これで映画は終わり
んー。原作の方が良かったかなー。
確かに高校生活あるある。ちなみに私は派手目の子らと絡みつつも、自身は結構普通女子だったから、ブラバンの子がチャラい男に恋してる姿わからんでもない。(゚∀゚)
だけど野球部の男の子が良かったよ〜、間違いなくモテるねえ♡
ぽっかりあいたなにか
分からないけど、最近の日本の映画を観ると、なにかぽっかり自分の中でなんとも言えない感情になる。
ストーリーの内容は結局何が
言いたかったのだろう。
私にはいまいち何かが伝わってくるような内容ではなかった気がする。学生の気持ちの葛藤?
神木くんと東出さんの共演がすごく新鮮に感じた。
青春学園映画の終結。わかる人にはとことんわかる
全編を通して描かれる誰も心の内を言葉にしない、という最近の映画には無い凝った造りになっていて、こちら側が考えて観なければわかりません。
何でもできる宏樹が最後、、、というフィナーレにただただ圧巻でした。
サルトル?の嘔吐や、ナッシュビル、ゴドーを待ちながらなど
吉田監督が考えたもの全てをわかるわけではありませんが、映画→小説→映画という順で観たらいかがでしょうか。
人間模様が醍醐味
桐島は結局顔を出しません。でも桐島が部活をやめる、それだけの出来事でここまで作品を作り上げるなんてすごいと率直に思いました。桐島の親友、部活仲間、彼女たち、映画研究会のみんな、席が後ろの女の子…いろんなところでそれぞれドラマがいくつもあって、複雑な人間模様を描いています。
若者目線にたったストーリーで、共感できる学生も多いのではないでしょうか。
ひとりひとりの感情を探れば探るほど面白いし、その複雑な感情こそ人間的だと思います。普通に見てしまうとただの高校生のお遊びに見えるかもしれない。でも、登場人物ひとりひとりの中に入って考えれば何十倍も面白いドラマになると思いますね。
ぜひ原作を読んでみたいと思う作品でした。
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