「カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。 桐島という神...」桐島、部活やめるってよ Y.Yukiさんの映画レビュー(感想・評価)
カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。 桐島という神...
カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。
桐島という神を失い、ヒエラルキーの上位層という立ち位置にも疑問を抱いていた東出くんは、学校社会のヒエラルキーが崩壊した後の屋上で、神木くんの8mmカメラの前に曝され、ありのままの自分、絶対的な自分が無いことを明確に、ヒエラルキー下位層の神木くんに突き付けられ、また改めてはっきりと自分で意識することで、涙してしまいます。
しかしそんな東出くんの携帯にはまた神からの誘いが。見えない神か、見えている現実(野球)か、東出くんが現実を選択してくれていたら良いなあと思いました。
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