「バレー部の桐島が部活をやめる」桐島、部活やめるってよ nok0712さんの映画レビュー(感想・評価)
バレー部の桐島が部活をやめる
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バレー部の桐島が部活を辞める。
この一見何でもないことがそれまでお互いに何の干渉もしていなかった学校生活、バランスを保っていた人間関係に波紋を拡げていくことになる。
展開はドタバタコメディの流れであるが、次々と時限爆弾が爆発していくような展開に終始飽きさせなかった。
青春は爆発です。
群像劇の体なので何処かでぶつかるのだろうとは思っていたけど、まさかゾンビ映画撮影だとは思わなかった。
その後の場面で映画部の面々がバレー部の前で座っている辺り、かなりボコボコにやられたんでしょうね。前田のイメージの中では勝っていたけど。。
「戦おう。ここは俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で活きていかなければならないのだから。」吹奏楽部も映画部もバレー部も、みんな相容れないのだから、自分の居場所は自分で勝ち取らないといけない。
ただ、屋上で衝突した場面でバックに存在感を示していた吹奏楽部はあの
場面での頂点だったと感じています。
「今の良かったよね。」はそういうこと?
部活動時間である夕方の時間帯を多様していることがボロボロと壊れていく調和の不安定さを引き立たせていて、映画の雰囲気をすごく良くしている。
さらに「告白」のときもそうだったけど、橋本愛の透明感のある存在感が儚し美し。彼女の佇まいがこの映画そのもの。
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