「桐島、部活やめるってよ」桐島、部活やめるってよ ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
桐島、部活やめるってよ
部活動を中心とした高校生活物語。
本編中、タイトルの桐島は一度も姿を見せない。
そんな桐島に登場人物は翻弄されていく。高校生活もまさにそのようなもので、見えない何かに向かって生活している。
部活動だって将来役にたたないかもなのに、何でやってるのか分からない。
だけど映画部、バレー部のみんなや野球部のキャプテンのように今を精一杯生きてる。見えない何かに向かって。途中で何かに挫折したりしながらも、それすらも成長の糧にして生きる。
高校生活ってそういうもんかも。
最後の東出昌大の涙は、そんなことに気付き、今の自分を恥じたからではないか。
スクールカーストとかをリアルに描く。
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