「知的な題材を知的に撮る」桐島、部活やめるってよ チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
知的な題材を知的に撮る
うーん、どうしてだろう、観終わった後、微妙に自分の中で違和感が残るんですよね・・・ 視線の向く先の描写で、それぞれの登場人物の気持ちを表現するなんていう基本的なことをしっかりとこなしている気がしますし、同じ時間を様々な登場人物の視点から反復するという形式も映画的(あ、あの場面のあの人は君だったのね的な意味で)だったように思います。
でも・・・なぜか・・・すんごい面白いわけではなかったですね・・・はい・・・。
思うに、あんまりにも全ての登場人物をフラットに描き過ぎたんじゃないでしょうかね。どうみても主役は神木君だし、それであれば神木君と「あの娘」との関係性をもっと中心に描いても良かったように思いますよ。っていうか、やっぱり画面で一番輝いていたのは「あの娘」だったわけで、もっと「あの娘」を観ていたかったっていうのが本音ですかね。
あとはやっぱり、このニュアンスの映画は、有無を言わさぬショットが撮れているかどうかにかかってるんじゃないかなぁって思いましたですね。その意味では、あのショットとか、あのショットとか、もうちょっと長めにすれば良かったのなって思いましたですね。
うーん、それと、クライマックス後のシーンはやや説明的で蛇足的な感じがしましたし、やっぱりちょっと全体的に知的にすぎるんだと思いますね、この映画って・・・
えー、なんか、ダラダラと書いてますね・・・はい、すいませんです・・・。
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