「いつか訪れる“子離れ”準備映画。」おおかみこどもの雨と雪 ウシダトモユキさんの映画レビュー(感想・評価)
いつか訪れる“子離れ”準備映画。
“おおかみの血”というのが例えば『前科』とか『身心の障害』を象徴した表現だとしたら、わりと普遍的なお話になってくる。
親がその境遇を呪ってないなら、子供たちはそれを受け入れ育ち、そしてそれぞれに生き方を選んで行くんだろう。いつの間にか訪れるその時に、ちゃんと背中を見送れる親でありたいと思わせられた。
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“おおかみの血”というのが例えば『前科』とか『身心の障害』を象徴した表現だとしたら、わりと普遍的なお話になってくる。
親がその境遇を呪ってないなら、子供たちはそれを受け入れ育ち、そしてそれぞれに生き方を選んで行くんだろう。いつの間にか訪れるその時に、ちゃんと背中を見送れる親でありたいと思わせられた。