「小賢しいバカ親を嗤う映画」おとなのけんか arlecchinoさんの映画レビュー(感想・評価)
小賢しいバカ親を嗤う映画
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凄く面白かったです。4人が素晴らしい演技で、役にぴったりハマってました。
被害者の子供の両親:
アフリカを救おう、みたいな人道活動をしている文筆家の「自分は正しい」女(J. フォスター)
好人物で子煩悩だが頭はちょっと弱い水道屋の夫(ジョン. C. ライリー)
加害者の子供の両親:
子育てに無関心で、製薬会社の不祥事をもみ消す仕事をしているゲスな弁護士(C. シュルツ)
おっとりした風の、うわべは良識家だが酒癖の悪い単なる親バカなOL(K. ウィンスレット)
4人(人物設定自体がほんと絶妙です)の立場とか関係性が目まぐるしく変わっていくところがメチャ面白い。親同士が愚かな諍いを続けている中、子供は子供でわだかまりもなく仲良しだし、ハムスターは彼なりに元気にやっている、というラストシーンがまたよかったです。完成度高いですね。
風刺がきつくて笑えない人もいるかもです(笑)
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