「踏みつけられても芽は伸びる」ふがいない僕は空を見た Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
踏みつけられても芽は伸びる
クリックして本文を読む
オムニバス形式で綴られる「生」を描いた作品。いずれの主役も好演。特に田畑智子は、やってることを考えると、そのキャラは本来同情しがたいものであるが、芯の強い存在感で、生きていくことの性、罪を犯しながらも生きていく姿を体現しており、キャラへの嫌悪感を打ち消してくれる。
窪田正孝のパートは印象的なシーンが多かった。チラシをばらまくシーンやおにぎりを貪るシーン、虐待された女の子の悪態シーンなど。
不幸な要素が多く、見てて少し疲労感も感じた部分もある。窪田、原田パートはもう少しコンパクトにしても良かったのかもしれない。
コメントする