ラバーのレビュー・感想・評価
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タイヤヒトコロスイミナイ
アメリカの荒野でタイヤによる殺人が行われる。意味はない。景色が綺麗。タイヤの音とか質感とか転がり方とか最高。この映画を高評価しない人間はタイヤから人生をやり直してみてはどうでしょうか、映画を観る価値がありません。人はなぜ。この映画を。見ない。観ると。人。贅が。かわ。?る
理由は無い
タイヤに魂が宿って、どんどん人を殺していく話。
実際に観ている私達と映画として観られているタイヤと出演陣。
映画の冒頭にしつこいぐらい「理由は無い」とエンドロールでも念を押される。この映画自体理由は無い。
タイヤに魂が宿るのも、殺しても別のものに再度宿るのも全て「意味は無い」よく映画をみていても理由を追求し、これはどういう理由でこうなったのだろうかと思ってしまう人間心理を上手く使った作品だと思いました。
個人的には面白かったです。
意味なんてない
砂漠に棄てられた古タイヤに命が宿る。
念力を持ち、次々と人を襲う…。
えっと、色々とツッコミ所あるが、順々に。
まず、命が宿ったタイヤ。そう、タイヤ。あのタイヤ。
映画史上初! 後にも先にもタイヤを主人公(?)にした映画。
で、そのタイヤが人を襲う!
はい、もう、おバカです。
よく企画通ったなぁと感心する一方、よく撮影したなぁとも感心。
SFXは使われてるとは言え、タイヤが一人でコロコロコロコロ動いたり、止まったり、お見事。
水溜まりの水を飲んだり、モーテルでTVを見たりシャワー浴びたり(!)、生きてるみたい…とまでは言わないけど、シュールな擬人化。
念力で破裂する小動物や人間のグロ描写。
シッチェス印のカルトな怪作でこれは面白そう!…と思ってたら、ちょっと波に乗り切れなかった。
アイデア負けと言うか、もっと弾けても良かったかと。
淡々とシュール。
勿論、人も登場する。
タイヤに襲われ、タイヤと戦う(?)人たちはいいとして、シュールなのは殺人タイヤを傍観する謎の一行。
“映画を見る側”を具現化したって事だよね??
ラストも別の生きた○○○に変わって、何処までもシュール。
言い出したらキリないけど、そもそも何で殺人タイヤ?
それはきっと、冒頭の警官のこれまたシュールな映画うんちくが全てを語っている。
意味なんてない。
↑意味なんてない表現こそ、最大の表現。
意外とこれ、深いかも…?
シュールでマニアック
予想以上にマニアック、普通の映画好き程度の私レベルなんかでは、さすがにこれを見て面白い!とまでは言い難かったですかね・・・。
ただ、こんな映画、今まで見たことなかったのは間違いない事実なので、マニアックな作品を見てしまった変な満足感は妙に得られた映画でした。
しかし主人公がタイヤって、アニメのファンタジーならまだしも、実写映画でタイヤが主人公なんて、よく考えたもんだ。
タイヤが意思を持ってコロコロ転がって、人を念力で殺めたりする図は、地味に凄かった(笑)
しかも微妙に成長していると言うか、感情を少しづつ出してくるところに、妙に惹かれたりもするんですよね。
でも成長期物にあるような感動はかけらもない、あくまで殺人タイヤ、とは言えホラー色が強い訳でも無いので、本当に掴みどころの無い映画でした。
大作映画に飽き飽きした方や、マニアックな映画を好む映画通なら見て十分楽しめそうですが、普通にこれを見て楽しむのはちょっと厳しいかも。
何に対しても理由は無い、意味不明がモットー的な映画なんで、真面目に見ていたら、バカを見ます(苦笑)
ハリウッドには作れない映画を作ってやったぞと言う気概は感じましたが、個人的な満足度としてはかなり微妙ですかねぇ。
ただ、タイヤが何故か女子に興味あるところなんかは、結構ツボでしたけど。
奇妙で馬鹿馬鹿しいが何故か惹かれれる
まず、最初に企画で良く通ったなあと思うほど
テーマが馬鹿馬鹿しい。タイヤが人を殺す?
突っ込み所やグロなスプラッタシーンも多数。
つまらないと思いきや何となく最後まで
観てしまった。通常、映画には監督以下、
制作側の意図が見えますが、この作品は
それが読めない。また、そこが惹かれれる
理由なのかもしれない。
あまり、一般にはお薦め出来ませんが
完勝後、不思議な感覚を味わいたい方には
良いかも知れません。居ないかそんな人(笑)
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