「いくつになってもあの頃の私がいる」サニー 永遠の仲間たち sonjeさんの映画レビュー(感想・評価)
いくつになってもあの頃の私がいる
学生時代の友達ってこういうものでしょう~!
と、ストレートに共感することの出来る作品。
私は女子高だったのでこの明け透けない感じのノリはわからなくなかったです(笑)
大人になって、苦味も辛味も知って、色んなことと折り合いつけて生きている彼女たちの日常が、ある一つのことをきっかけとし動き出します。そして、忘れていた過去の自分と対話をし、もう一度向き合った時、気づき心に射す陽光が見えてくる。。
年を重ねても 好きなこと(もの)は変わらず、そこにある ということなのだと思いました。遺影の前で、懐かしいポップナンバー♪に乗って、晴れやかに踊る彼女たちが最高にきまっていました!
【 追記 2021.7 】
8年振りの再鑑賞は、中盤から最後まで鼻の奧がツンツンして、涙が込み上げてくること度々。ラスト間際のダンスはやはり最高でした ( ; _ ; )
前回よりも☆⤴︎⤴︎の理由は、やはり自身が歳をとり、8年間の間には母の死や従兄弟の死、身近な人達との別れを経験した事が関係しているのは確かです。
思い出は、より思い出となり、輝きを増し、大切なものが一つ又一つ去っていく、別離の必然を理解したからこそ、わかることもありますね。 私にもSUNNYと呼べるようなキラキラした宝物のような時間があの時や、この時や、確かにあったということを自覚できるのは大概、未来の自分なのかなと。 だったら、今を、大切に生きなければね。
大切に思うことを、大切な人達を、そして素直に自分に向き合うことを。そんな気持ちにさせてくれた、この映画に感謝です。日本版SUNNYを観るにあたっての再鑑賞ではありましたが、予想以上の満足度、おすすめしたいです🎞
コメントする