劇場公開日 2012年7月14日

「海のシーンは映画的だった」苦役列車 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5海のシーンは映画的だった

2013年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

テレビで日本アカデミー賞見てたらこの映画の映像が流れ、
以前に西村賢太がボクらの時代って番組で話してたのを思い出した。原作は未読だが、観てみたいと思ったのはそんな理由。

私小説が原作なので主人公=原作者と理解してないとまったく共感できないかもしれない。

最初からクズな主人公は目覚めたりせず最後まで屑のまま。
想像していた以上の事は起こらず堂々の地獄めぐり。
自分に重ねて見てしまい、かなり重い気分になった部分も。
背中で語るラストも、結局自分でやるしかないという結論。これは重いよ。
森山未來は愛されにくい役を全力でやってた。

あとマキタスポーツが凄く良かった。この映画のために作られた役だろうか?
前田敦子は可愛く撮れてました。

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散歩男