ザ・マペッツのレビュー・感想・評価
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ツッコミどころ満載(笑)
マペットと人間が普通に誰にも違和感を持たれず兄弟ってところで、まだ見ていないけれど『テッド』を連想。
悪役の石油王がトランプ氏をもっとハンサムにしたように見えるのは私だけ?
そして、ミュージカルにありがちの群舞。『ラララランド』や『スラムドッグ$ミリオネア』を連想しちゃうよ。
ただ、古い映画だから、ダンスの見事さは比べようがないけれど。
他にも、あそこにもここにも豪華カメオ出演が。
主要なメンバーだって、アダムスさんとか、ブラントさんとか、その後超大作で主役級で次々と出演される方々が、こんな役…とワクワクしちゃう。
物語は子ども向け。
元々の『マーペット』がそうだったのか、クレイジーキャッツをほうふつさせるような、いやひょうきん族のような、ほとんど勢いの寸劇とショーとのドタバタハチャメチャ。しかもご都合主義だらけ。
「マペットのような人間」「人間のようなマペット」をテーマにした歌は、それだけを聞けばとっても意味深い楽曲なんだけれど、突然そんなテーマを歌い上げるから、楽曲からおいていかれてしまう。
いつも一緒だった双子の兄弟が、それぞれの道を歩み始めるなんてテーマは、別に人間の双子だってあり得るわけだから、マペットと人間という取り合わせなら、別の見せ方してほしかったよ、なんて思ってしまう。
そう、主要なテーマがこの双子のそれぞれの人生と、ハリウッドでよくあり勝ちの落ちぶれたスターの復活が交差していて、こなれていない。残念。
それでも、
人間のカップルに触発されて、マペットのカップルが一歩踏み出すなんて粋な展開もあり、
負けを認めた引き際の格好良さは見習いたい。
そんなこんなで、細かいことに目をつぶれてマペットの世界を堪能できる人なら楽しめます。
ゲストもたくさん!
心がほっこりする存在
カーミット、ミス・ピギー、ゴンゾ…人気の人形キャラクター“マペット”によるミュージカル・ファンタジー。
マペットたちが表情?リアクション?豊かで見ているだけで楽しい。
映画の方もディズニー印だけあって、とにかくハッピー。
人間とマペットが共存している世界なんて、人間とアニメキャラが共存している「ロジャー・ラビット」みたいで、それだけでワクワク。
ミュージカルでもあるので当然登場人物が突然歌い出すが、どの曲も明るい曲ばかりで、こちらも楽しい。(クリス・クーパーのラップには驚いた!)
このノリに乗れれば最高。
乗れなかったらお子様向けで退屈極まりないが、そもそもミュージカル嫌いやファンタジー嫌いな人はまず見ないでしょう?(笑)
この物語、マペットのウォルターの物語として見ればハートフル。
憧れていた“ザ・マペット・ショウ”のスターたちと共演。
支えてくれる、励ましてくれる友が居る。
自分の居るべき場所がある。
何の取り得もないと思っていたけど、ウォルターの熱意が、“マペット・スタジオ”の危機を救う。
マペットは過去の遺物なんかではない。
久しぶりに見た彼らはやっぱり楽しいし、面白い。
それは映画にも表れている。豪華なゲスト出演者なんて、マペットが好きだから集まった筈。
心がほっこり温かくなる存在、それがマペット。
日本だったら、「ひょっこりひょうたん島」かな?「にこにこぷん」かな?(笑)
楽しかった
『テッド』と違って、人形が当たり前に生きている世界で人形と仲がいいからと言って子供扱いされないどころか、人形の中にはビジネスの世界で成功しているセレブまでいるのが面白かった。
急に歌が始まるミュージカルなところがとても楽しかった。ドラム担当の人形が、怒りとドラムがセットになっていると言っていて、いざ演奏が始まるとドラムプレイは激しい割にそれほど激しい曲調でなかったのは肩透かしだった。とても上手だった。
石油が出るから劇場を取り壊す、買い戻すが物語のポイントとなっているのだが、新しく劇場を作って移転するで解決する問題じゃないかと思った。あのおじさんがドケチだったのかな。仲間は確かに大事だけど金も大事だなと思った。
Eアダムスはイマイチ垢抜けない?花開かない?
豪華ゲストとマペットが同率の作品。
マペットといえば、やはり「セサミストリート」くらいしか…^^;
なんだけど、日本でもこのキャラたちが出ていたTV番組が
あったような気がする。
ので、カーミットやミス・ピギーはなぜか覚えていたなぁ。
なんか…可愛いのねぇ、マペットって。
微妙にリサガスを動かして台詞を言わせてる我が日常(爆)を
照らし合わせても、きっとこういう世界観、嫌いじゃないなぁ~
なんて思っている自分がいるので^^;
まぁ~今作に登場する、エ!!と思うほどビッグな俳優陣を
見たりすると、いや~皆さんお好きねぇ~が分かると思うけど。
主人公二人が可哀想なほど(爆)
すべての見せ場がマペットに持っていかれてる作品。
かといって、歌のシーン&ダンスシーンなどは総勢で躍りまくる
ので楽しめる(アカデミー歌曲賞をとってるし)
ただ、やっぱりなぁ。。物語自体は至って子供向け。。
Eテレでやってくれそうな、無難で楽しめるお話なんだけど、
懐かしいと思える人とそうでない人では温度差がありそう。
まぁ少なくとも、豪華なゲストスター達は楽しめているようで☆
C・クーパーからJ・ブラックまで、まぁ~出るわ出るわ(爆)
その他にも天然記念物級のスターがゾロゾロ出てきますんで…
(元々マペット・ショーは豪華ゲストと共演する番組だったので)
もし物語が退屈でも^^;
そっち方面で目を養い、歌に魅了され、楽しめること請け合い。
…なぜ今、マペットなのか?
という疑問が湧かないでもないけれど、拘らずに楽しめる作品。
(ウォルターの顔、さまぁ~ずの三村とフジの伊藤アナに似てる)
ほんわかニコニコ
人間とマペット(操り人形のぬいぐるみ)達が当たり前のように共存している世界。
数十年前に一世を風靡した、カエルのカーミット等のマペット達が、今は封鎖になってしまっている「マペット・スタジオ」を自分たちの手で取り戻そうと奮闘する姿を描いたお話なんだ。
そんなあり得ない設定+ちょいちょいミュージカル仕様で結構笑っちゃった。まさかの涙ポロリもあっちゃったよ。
マペット達は、いわゆるCG映画みたいに精巧な動きをするワケでもなく、黒目が動いたりもしない、ホントに人の手で動いてる感満載の「ぬいぐるみ」なのに、
何故あんなに引き込まれるんだろう?なんて魅力的なんだろう!
懐かしさだけじゃないんだよな、きっと。
この心地好さは「温もり」ってヤツかしらね?
あ〜楽しかった!
ん?…というより「ハッピーな気分になった〜!」って方が正解かな?
見終わったら、ほんわかニコニコだよ。
チキチンッ♪
無駄に豪華
この作品、1980年代からアメリカでロングヒットのテレビ番組 『マペッツ』を知らないと 面白味が伝わらない感じです。 『セサミストリート』と『マペッツ』の違い(あるのかな?)も分からない私には、カエルのカーミット以外は 「見たことある、かも…」程度の知識で マペッツ同士の再会シーンや ウィットにとんだセリフにも うまく反応できず(理解できず…)。
準主役?で エイミー・ぽっちゃり・アダムスと ジェイソン・シーゲルがミュージカルしてます。 エイミー、産後太りが戻らないようですね。 ダンスは上手いけど、からだ 重そう(笑) ジェイソン…大人のラブコメの方が 似合ってます。。
テレビ局の人役で ラシダ・ジョーンズも出演。 あと、悪役で有名な クリス・クーパーがミュージカルしてたのは ミスマッチで笑えました。
マペッツたちを盛り上げるべく立ち上がったセレブレティたちが 大勢カメオ出演してますが、気になるのはそこだけ、かも。。 『サンシャイン・クリーニング』つながりの エイミーとエミリー。 エミリーとは『ガリバー旅行記』つながりの ジェイソン。 そしてエミリーの旦那。 『ハングオーバー』の ザックとケン、ウーピーに セレーナ、二ールなどなど… なんだか、無駄に豪華。。
マペッツをご存じの方ならもっと楽しめる作品だと思いますが、その他の方は… DVDでいいんじゃないかなぁと思う、3.0(内 0.5は カメオ評価)。 昨年上映された『スマーフ』と 似たりよったり、ですね。
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