「サイレントの入り口として」アーティスト ホノろさんの映画レビュー(感想・評価)
サイレントの入り口として
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サイレントはずっと疎遠だったけれど、それが最新作コーナーにあったことと、ノミネートということから借りてみた。
初めは何が起きているのか読み取れず入り込めなかったけれど、空白を読むような感覚なのか、話に入っていってた。そこから、ジョージ役のジャン・デュジャルダンの笑顔がモノクロに輝いていて、だんだんと画面から目が離せなくなってしまった。
役者の表情仕草でだけこんなにも物語が拾えるのかと驚くばかり
ジョージがこれから役者として映画でどう表現していくのか、トーキーとどう関わるのかハラハラしてた。
そして今だからこそのサイレントの中の音の入り方に衝撃。
初体験だからこそかいろんな事を考えさせられた。
それまでサイレント、トーキー、カラー、3Dへ発展という認識をどこか考えていたのかも。使われなくなったサイレントだけれども、今でも好奇心をくすぐる表現方法なのだと感じてこれからのサイレントにわくわく!
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