スープ 生まれ変わりの物語のレビュー・感想・評価
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泣いて、そして世界を好きになる
次男は小さいときから大人っぽい子供でした。本人には言っていませんが、ある人から「高僧の生まれ変わりです」なんていわれたこともあります。
それを100パーセント信じたわけでは勿論ありません。でも、なんで私みたいな出来の悪い母にそんな子供が生まれてくるんでしょうと思っていました。
その次男があるとき「ねえ、お母さん、生きていても死んでいても同じなんだよ」と言ったことがあります。
なんのことか、ずっとその意味がわかりませんでした。でもこの映画を見てその言葉を思い出したのです。
たくさん泣きました。そして、こんな世界に住んでいることを幸せだと思いました。
想像より面白かったです
父が誕生日に娘に贈った赤いバラ、同じバラを今度は父の墓に手向ける娘、さらに同じバラを父の生まれ変わりの高校生が嫁ぐ娘に贈る、このつながりが隠された合図のようでなかなか良かったです。ただ娘さんが墓に供えるバラは向こうの父には届かないのですね。せつない話です。
素晴らしかった。
原作本を読んでいたので、そこからこれだけのストーリーを考え出す想像(創造)力はすごいなと思いました。本で読んで想像していたあの世が映像化されて自分もあの世を体験できているみたいで楽しかった。ただ原作本読んでないとわからないところもあるような。大御所俳優の演技も当然すばらしかったけど、思っていたより若い俳優の演技もすばらしかった。時空を超えた親子愛など色んな場面で涙が出たけど、笑えるところも多くて楽しかった。
素敵なお父さん
ストーリーも役者さんも凄く良かったです。娘を思う気持ちがラストシーン‥号泣です。それとあの世のイメージが変わりました。こんな世界だったのか!と今までの情報がひっくり返りました。スープを飲まないつもりでしたが悩んでます。
驚きのノンフィクションベース!
一緒に観に言った友人が「あの世がこの世と変んないじゃん…よっぽど予算が
無いんだねww」と言ってて、逆に笑ってしまいました。
いやいや、あの世とこの世に差異が無いからこそ、死んだことに気付けないんですよ、と。
予算がないから公園でロケしたんじゃないですってばwwww
また「飲み屋とかディスコがあるのが意味わかんない」と友人。
いやいや、あの世に何故飲食店等が営業してるか意味がわからないことの表れですよ、と。
テキトーなあの世描写ではナイんですってばwwwww
ってか、「俺(友人)君ってば、あの世の存在を信じてるの?」とあたくし。
「いや、信じてナイよ」
「何某かの電波や放射線みたいになって、周波数帯を漂うっては理解できるかもだけど」
と友人。そのワリにはアタマの中に、あの世の思い込みがビッシリ入っていて驚く。
わからないことを、わからないから、わからないように描写演出してるのに、
「客がわからないのなら映画の手落ちだ」って風潮はよくないですよね。
今の映画界、原作本読まなけりゃぜんぜん中身が理解できないなんて作品はザラなので
この作品の仕上がりは何の問題もナイハズです。
むしろ、原作本愛読者の多くが、こうして高評価してることがこの映画の愛され度であり
本質であり、原作取材本の確かさの表れなのかもしれません。
後半はとにかく号泣でありました。ドラマとしても秀逸です。
これが真実であり、この映画の功績により、こうした現象が現世に増えてくるのならば
まさに地上天国のはじまりなのかもしれません。
おもしろかった。
初めて映画を観た時、感きわまったのは、スープを飲める場所のシーンでした。渋谷が娘に再会したくて、そのためにスープを回避して生まれ変わろうとするんだけれど、自分がもし死んでスープのことを覚えていた時に遭遇するであろうをことを疑似体験して見てたこともあるのかなって思いました。スープを飲めばこれまでのレールに乗ることができるんで、生きるって大変なこともあるけれど、安心できるところもあると思います。スープを飲まず生まれ変わることは、未知な体験だからちょっとこわい気がするけれど、渋谷が湖に飛び込む時、何か来るものがありました。
『生まれ変わりの村』を読んで、あの世からこの世に生まれ変わる時、突然消えるみたいなことも知ってたのだけれど、映像で見て初めて、不思議なことだと思いました。「一体どうなっているのか」ってセリフがあるけれど、どんな仕組みになっているか。今、生まれてから死ぬことは当たり前になっていて、あらためてそれを問うって日常あまりないと思います。もし、「スープ」の情報が常識になる時代が来たら、それはずっと未来の話かもしれませんが、映画で観た不思議だという気持ちも普通には持ちえないかもしれない。だとしたら、この変わり目の時代に生まれることが、根源的な問いを持つチャンスなのかもしれません。
映画を見ながらよく笑いました。生まれ変わった石田が修平(渋谷)に、「酒もたばこも我慢してやっているんや」みたいなセリフは、まじめなシーンなので笑えるところでもないかもしれませんが、かわいい女子高生にそう言わせていたりして、映画全体でも、そういったシーンが随所にあり楽しいです。
2時間はあっという間でした。
スピリチュアル系の話に興味がある人は必見
「映画は面白い!」が大前提としてあって、その上で自分にとって「感動があるか?」「ためになるか?」 を基準に映画を鑑賞しています。
『スープ』はスピリチュアルに興味がある人には必見な作品です。
あの世にいきなり行ったら、一度でも想像したり考えていなければ、その人にとって驚きの連続でしょう。
僕自身はそういう世界に興味があるので、多分何も考えていない人よりかは驚きは少ないと思っていますが、この映画はそういう事に多少の心得がある人間を驚かせる話が描かれていました。
「魂がある」「あの世がある」の先の話はあまり考えたことがなかったので、「へぇ〜」と思いました。
もしかしたら、『スープ』はスピリチュアル系の分野に一石を投じる作品なのかも知れません。
スープ 生まれ変わりの物語
原作の実写化をどう表現するかと思ってましたが、原作はノンフィクション、映画はフィクションという珍しいパターンだと思います。映画を観てこんなに涙が止まらなかったのは初めてです。ただ原作を知らない人には難しいかもしれません。ストーリーでは所々、原作者の見方が散りばめられています。何度か見るなり、原作を読まれた方がいいでしょう。映画では個人的な範囲で事は進んでいきますが、スープの話が世界中に広がったら世界がどのようになるのかわかりません。
幸せな気分になれる映画です。
原作は事実を書いてあるので、これを映画で、どの様に表現するのかが楽しみでした。あの世の状況を上手くドラマ化されて、分かり易く表現されています。また、笑い有り涙有りのストリー、映像の綺麗さ、雷のシーンの迫力には感動しました。さらに、場面展開がリズミカルで2時間、ずうと見ていて飽きません。素晴らしい映画です。特に、ラストシーンの娘さんの結婚式の場面は涙を堪えるが大変でした。次回のスープの続編が楽しみです。
スープ 生まれ変わりの物語
とても難しいテーマを親子の情愛を絡めて分かりやすく涙あり笑いありの物語に作り上げられ、スープを飲む・飲まないは観る側の判断に委ねるところがとてもよかったと思います。
観終わった後、爽快感が残りました。
「スープ」は生きて行く私たちに大きく一石を投じた出来事ではないかと思います。
来世が楽しみになる♪
見終わって、私はスープを飲みたくない!と思いました。この世で得た知識を来世へ持ち越せるなんてステキすぎます。ファンタジーでなく、実話の「あの世のスープ」今、この世を生きてる人々皆に見てほしい映画です。笑いも涙もあります♪ラストは涙があふれます。
アクション洋画好きの私でも感動した!
良く行くショップで勧められて
チラシをもらったので見てきました。
邦画を映画館で観るのは何年ぶりでしょうか。
アクション洋画好きとしてはあまり期待していませんでした。
冒頭から暫くは、
場違いな映画観ちゃったかなぁ、と居心地悪かったのですが、
いつの間にか大笑い、感極まって嗚咽を漏らす人(私です汗)
この年になってずいぶん長い間泣いたことはありませんでした。
涙ぐむことはあっても、
涙が頬を流れ落ちるなどということはありませんでした。
ハンカチを持って涙を拭きながら、とても晴れやかな気分でした。
スープを飲むか否か・・・よ~く考えてみます。
スープ 生まれ変わりの物語
この映画は、伝える映画だと思いました。
「池ポチャ」の役目がある気がします。ちょうど、池の中に石を投げるとすこじずつ広がって、最後には、岸にたどりつきます。そんな感じです。
考えさせられるような映画でした。
予想外の感動
そんなに期待して観に行ったわけではありません。
仕事帰りたまたま時間があったので観たという感じ・・・
それなのに何?泣けじゃない!笑えるじゃない!
とにかくめちゃめちゃ心揺さぶりまくられて劇場をあとにしました。
スープ 生まれ変わりの物語
単純そうで、でも独特で、ついつい引き込まれてしまう映画です。
観ているときもそうですが、見終わってから より引き込まれてしまうというか・・。心の片隅にいつまでも引っかかって、消えない・・そんな映画です。私の中では、久々のヒットです!
楽しめる深い映画
ジャーナリストの原作を映画化したと聞いたので、どんな映画かと思いましたが、笑いが随所にあり楽しめました。しかも現実に立脚した深刻なシーンもあり、内容が深いとも感じました。また、娘との再会シーンでは思わず泣いてしましました。
スープがキーワードになっていますが、これは人生(後の人生も含めて)のノウハウかも知れません。。。飲むか飲まないは本人の自由だけど、子供たちにこの情報は教えてあげたいと思いました。
映画では、あの世の知り合いが一カ所に集中して生まれ変わっていますが、それには無理があると感じました。
エンディングの後まで楽しめる映画です。
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