劇場公開日 2012年10月27日

「泣きました。」終の信託 未散さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5泣きました。

2012年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

終末医療のお話で、折井が患者の江木さんの意向で尊厳死を望んだ時、色々な事情で家族には託せない事を理解し、折井は医者としてでなく管を抜いたと思います。それは許される事では無かったがそうせざるを得なかった。特に死が近づけば表現出来ないけれど、ちゃんと聞いている、判ると江木が話すのを聞き、私ごとながら義父が亡くなるとき、運悪く主人が腸閉塞で入院していて、わりと名の知られた人でしたので、私では葬儀は出来ないと思い外国に出張している義弟が帰るまで生きていてねと頼みました。もちろん返事できる状態で無かったのですが、義弟が面会した日の夕方に亡くなりました。だから泣けてきて感謝しました。家族を亡くした人には判る映画だと思いました。

未散