「美青年の不敵な笑みにゾッコン。」少年は残酷な弓を射る ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
美青年の不敵な笑みにゾッコン。
ずっと観たかった映画の1つ。
冒頭の真っ赤なペンキの色に圧倒されて始まった映画。
赤い部屋には孤独な一人の女性が横たわっています。
そこから徐々に始まる回想シーン。
愛の溢れる夫婦の映像が続くのかと思いきや、一人の少年の登場により物語は一変します。
その青年の名前はケヴィン。
美しい美貌を持ちながらも鋭い感性で、母親の心をズタズタに切り裂いていくのです。
最高の愛に包まれていると信じていたのに、最悪の悲しみが家族を取り巻いてしまった残酷な結末…。
何が彼をあんな残酷な人格は変えてしまったのか。
最後までわからないままです…。
そして、この映画はとにかくエズラミラーさんの美しさで完成されている映画。
彼の切れ長のウルウルとした瞳に引き込まれます。
残酷な事件を起こしたにも関わららず、それでも彼を愛おしいと思ってしまう自分は一体…、変態なのかもしれません。
サイコパスの雰囲気を漂わせる、彼の異常な行動と表情に注目です!
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