「緊張感、最高」アルゴ CBさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感、最高
キネカ大森、名画座で観賞
緊張した。脱出劇は、どうしても手に汗握る。黄金のアディーレ然り、大脱走然り。
カナダ大使もCIAメンバーも、凄い人は確実に凄いのだなあとの思い。
仕事とはいえ、自らの危険を考えると、「人を救う」という使命感なしには考えられない行動だ。
まあ、こんな凄さを見る機会のない世界の方が幸せなのだろうが。革命直後のイランの緊迫感がひしひしと伝わってきた。
文化の違いがこんな悲劇を招いてしまうのは、イスラムのせいばかりとは言えない。
アメリカが民主主義絶対と考えすぎ、そうでないものを排除しよう、民主化しようと考えることから悲劇は始まっているように思う。
とか、難しいことを書いてしまいそうだが、映画の醍醐味は、緊迫感とそこからの解放、それを実現させる意思の力とチームワーク。
コメントする