ノア 約束の舟のレビュー・感想・評価
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【豪華キャストを配し、ノアの箱舟伝説を映像化したダーレン・アロノフスキー監督だが、やや脚本の練り方が足りなかった作品】
ラッセル・クロウを筆頭に豪華キャストを配した作品。
期待を持って、劇場に足を運んだ。
箱舟に乗り込んでいく動物達の姿(VFX)や洪水のシーン(VFX)はそれなりに見応えがあった。
が、ストーリー展開がかなり分かりにくく、キャラクターたちの関係性も上手く描かれていない感が残ってしまった作品。
<2014年6月28日 劇場にて鑑賞>
ノアの慈悲によって我々はここにいる
意外と分かりやすい
言わずと知れた「ノアの方舟」を現代の最新技術と大胆な構成で映画化。聖書が絡むと解釈がめっぽう弱くなるが、ファンタジックなストーリーで意外と分かりやすい物語になっている。旧約聖書を熟読していると物凄く楽しめるのか、あるいは怒り狂うのかは分からないが、本作を鑑賞してまず思うのが、神々の酷さである。失敗作の人間を洪水をもって根絶する。ノア自身も神の尊重第一主義であり、基本はもがき苦しむ罪なき人々は乗船拒否。見捨てるシーンもあった。実際、旧約聖書等をかいつまんで見てみると、万能の神という一般的に思われているイメージがだいぶ変わってくる。結構しくじるし、結構冷たくて心が狭いのである。人間は神々の容姿などを模して作られたとされるから、そういうものなのだろう。
舟に大多数の野生動物のつがいがやってくるシーンは圧巻の一言であり、方舟も現代のCG技術があれば大迫力の作りだ。そして、ここに岩のような体表を持つ堕天使というファンタジー要素が入ってくる。どうやら神々の意思に背き、人間に協力をしてしまったが故に堕天使となった模様だが、かなりいい味を出すキャラクターであり、人一倍感情移入出来る存在感抜群キャラであった。
終盤の展開は、賛否が分かれそうだが(実際かなり揉めていた)神が人間を試し、受け入れられた事で未来が広がっていったように思えるが、ある程度の信仰心が無いと何となくモヤッとしてしまうだろう。私のような人は一つのSFファンタジーとして観るべきだろうか。
うむむ、やっぱり厄介だなぁ
壮大なスケール
新しい
「ノアの方舟」伝説が映像に・・
「ノア」を観て・・
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