劇場公開日 2013年2月1日

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「脱・ジェイソン・ボーン」アウトロー かせさんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0脱・ジェイソン・ボーン

2022年6月13日
iPhoneアプリから投稿

全米のベストセラー小説の映像化。

ペンシルバニア州ピッツバーグで、狙撃手によるものとおもわれる無差別銃撃殺人が発生。
犯人として逮捕された元軍人・バーの求めで、元憲兵隊の主人公ジャック・リーチャーが呼ばれる。
友人もいないバーがただ利用されただけと見抜いたジャックは、バー担当の弁護士のヘレンと二人で事件の裏を捜査し黒幕にせまる。

この映画の素晴らしさは、登場するキャラクターたちを会話、エピソード、そしてカメラでじっくりと描いた事。
ジェイソン・ボーンシリーズ以降の、手持ちカメラでの目まぐるしいカット割のアクションから脱却し、分かりやすい画角とアクションを明確に撮影した点です。
人物たちの匂い立つような存在感と、うわついた所のないストーリーやアクションが、この映画を特別なものにしています。
クライムアクションとしての新たなる地平を拓いた今作、狙撃の細かな設定も正確で、ガンアクション好きにも胸を張っておススメしますよ。

かせさん