劇場公開日 2013年2月1日

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「昔の冒険小説っぽい脚本が新鮮」アウトロー Yukさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0昔の冒険小説っぽい脚本が新鮮

2021年1月3日
iPhoneアプリから投稿

昔の冒険小説っぽい脚本が近頃では新鮮。裏切りとどんでん返しと派手な銃撃戦と爆発で街中が滅茶苦茶になるダイハードなヤツを期待した人は物足りないと言うでしょうが、硬派な原点回帰なクライムサスペンスの秀作。

トム・クルーズは元憲兵隊の少佐で格闘と射撃の名手。金より名誉を重んじ、正義感のあまり通りすがりのゴロツキを叩く風来坊という、アメリカ人が100%好感を抱きそうな役どころ。ロザムンド・パイクもフェロモン強めのはまり役。そのほかの脇役もしっかりしている。射撃場の親父がロバート・デュバルだったりする。

リーチャイルドのシリーズは3冊くらい読んでいて、上手く映画にしたら面白そうだと思っていたけど、これは期待以上の出来。この次に製作された2作目は作風が軽くなっていて、ちょっとレベルダウンか。3作目も是非チャレンジしてほしい。

Yuk