「脚本をもカバーするケイト・ウィンスレットの力量」とらわれて夏 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本をもカバーするケイト・ウィンスレットの力量
個人評価:3.7
人質と犯人との愛を描くという、他にも何本か見たような設定だが、少し違うのは母親が奪われてしまうという息子側の目線も描いている点だろうか。
わずか5日間の出来事で、ここまで関係が進むのは違和感があり、惹かれ合ったお互いのバックボーンの伏線の描写も分かりづらく弱い。しかしながら作品として見入ってしまうのはケイト・ウィンスレットの力量に他ならない。
また息子役の眼差しが常に悲哀を帯びており、役柄によく合っていた。
ちょい役だがJ・K・シモンズが出てくるのが嬉しいところ。
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