惑星のかけら

劇場公開日:

惑星のかけら

解説

3人の女性監督が女性ならではの視線で「女性の恋とセックス」をテーマに撮り上げた「ポルノチック」シリーズの1作。「映画番長」シリーズ第2弾で瀬々敬久監修の「エロス番長」シリーズの1作「ともしび」(2004)を手がけた吉田良子監督が、渋谷の街で出会った男女の一夜の刹那的な恋を描く。母親の再婚を嫌い、帰らぬ父との思い出を求めてかつて住んでいた渋谷の街にやってきた少女・和希は、元恋人を思い続ける青年・三津谷と出会う。和希は三津谷と行動をともにするうちに、ひとりの女性を思い続ける三津谷の姿にひかれていくが……。

2011年製作/73分/R15+/日本
配給:スローラーナー
劇場公開日:2011年11月26日

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映画レビュー

4.0三津谷は元カノを半年間ストーカーし続けている男。 変な男だが根はやさしい。 そんな二人が出会った一晩の出来事が映画の中でつづられている。 映画は性的な描写がいくつかあるのでR15+となっている。

2022年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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動画配信で映画「惑星のかけら」を見た。

劇場公開日 2011年11月26日

2011年製作/73分/R15+/日本
配給:スローラーナー

帰りたい家がない女の子、和希は渋谷で道行く男に
「一緒にいてくれませんか」と声をかけ続ける。
彼女は多部未華子を幼くしたような感じ。

三津谷は元カノを半年間ストーカーし続けている男。
変な男だが根はやさしい。

そんな二人が出会った一晩の出来事が映画の中でつづられている。

映画は性的な描写がいくつかあるのでR15+となっている。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

5.0少女の呼吸を捉える長回しとシンプルなボーイミーツガールと終わってくれない世界。

2022年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画には2種類あって、誰が見てもわかるようにセリフ・感情表現・説明的なカット割り・感情を盛り上げる音楽を使った定食みたいな映画と、説明を省いて、見る人の思考と想像力にゆだねる映画がある。
前者の映画を好きな人はたいてい後者を嫌う。
この映画は後者。一見無駄に見える長回しも、一見意味不明に見える人物像も、見る人を選ぶのだろうが、僕にはどんな定食映画よりも美味しく見える。
排泄物のように汚い渋谷の一夜の絶望的なボーイミーツガール。でも決して世界は崩壊してくれない。少女の呼吸リズムを捉えるような長回しで、ある種の心の痛さを表現することに成功している。
そしてこのエンディング。僕は大好きな映画。
読み替えれば「神を信奉し続ける男と、神に見放された少女との、背徳的な逢瀬と絶望」とも読めるので、楽しい映画だと思います。

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ヤノトシオ

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