プロメテウスのレビュー・感想・評価
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映像も斬新さに欠けるが、脚本が決定的にだめ。
SF映画ファンにとって、プロメテウスへの関心が高かったのは、これがブレードランナー以来のリドリー・スコットによるSF作品であること、そして、それがエイリアンの前章、もしくはそれに関連する作品であるというこの2つによるものだった。
かつてエイリアン、ブレードランナーという2作によってその後のSF映画のルックを決定付け、未だにほとんどのSF映画がその2本のビジュアルの影響下にあるという偉業を成し遂げた監督が、自ら自分の原点の映画の一つであるエイリアンに関連する作品を作る。ひょっとして、そこには私達が未だ見たことのない、新たなSFのエポックメイキングとなりえるビジュアルが展開されるのではないか。そのことから来る期待感が多くの映画ファンにはあったはずである。
結論から言うと、その期待は完全に裏切られている。
ロケーションこそすばらしいものの、これが何か新しい世界観を提示出来た映画かというと、リドリースコット自身が過去に自分の作り出したイメージを超えられていないし、超える気もなく、職人的に与えられた脚本をこなした感がいなめない。過去のインタビューやメイキング映像、書籍などを通して、彼の作品へのこだわりを知るものにとって、このこだわりのなさは、リドリースコットに最早作家性は望めないのか、という気さえしてくる。これが70歳を超える巨匠の作品ではなく、最近のSFX工房上がりの新人監督が撮った映画だと誰かに言われても、前情報さえなければ信じてしまうだろう。
まず、一番大きな問題点は、これがエイリアンの前章か、独立した物語か、あいまいなままにしている、そして恐らく、それをあいまいなままにしておこう、という判断だ。そのために、はっきり言って、「じゃあ素直にエイリアンの前章を作れよ!」という気になる。なぜエイリアンに似せた生物をエイリアンに似せた設定で、「別のSF映画」としてオリジナルの作品を作った作家がやる必要があるのか?理解に苦しむ。
プロメテウスに無くてエイリアンにあるもの。それは、想像力の働く余地である。
エイリアンの一作目が怖いのは、エイリアンがほとんど全体像で登場しないという事。それは当時の技術的な問題ではなく、演出である。観客が自分のイマジネーションによって、恐怖感を高める演出がエイリアンにはあった。プロメテウスでは、CGによって全てを表現してしまうこと,あるいはクリーチャーを明るい船内で見せてしまう事で、観客のイマジネーションが失われてしまった。スペースジョッキーの一作目の存在感も、そこにかつて何かがあったことを想像する事でより高まった。それが起源を掘り起こし解釈が決定してしまったことで、元々のイメージの象徴性やイマジネーションが奪われる形になってしまったと思う。
はっきり言ってこの作品で優れている美術は、過去のギーガーのデザインによる、エイリアンの美術のパートである。
あの巨人のデザインにしても、元のギーガーのデザインがすばらしいのだから、そのまま生かしてエイリアンや巨神兵のような外骨格のある宇宙人とすれば良かった。
中途半端な解釈や新しいクリーチャーのデザインを入れるぐらいなら、HRギーガーの画集をそのまま再現するぐらい、惑星の世界観を巨大でおどろおどろしいものに統一した方がよかったかもしれない。
各プロダクトや美術のデザインは洗練されていても、プロメテウスには、かつてのリドリースコットのSFにあったような一つのコンセプチュアルな統一された世界観がない。
プロメテウスは、プロットに関して言うと穴だらけだ(もしくは私が見逃しただけで、ただわかりにくいだけなのか?)。オリジナリティは低いにしろ、映像のクオリティがA級なだけに、B級のプロットとのギャップが際立つ。
例えば、なぜ強酸で顔の溶けた地質学者の乗組員がゾンビになるのか?録画された立体映像で巨人の宇宙人たちが逃げ込もうとしているのが、なぜ自分達がコントロール不能になった危険な生物兵器のある部屋の中なのか?評論家の町山さんが話していたように、縦に転がってくる巨大なものがあったら、横に逃げるのが普通の考えだ・・。
更に、一番不可解だったのは各キャラクターの動機。
例えば、序盤で地質学者が主人公が気に入らなくて怒り出し別行動を取るが、そこまで気に入らない理由がよくわからず唐突に感じる。目の前で起こっている事が人類で始めて体験することばかりなのに、自分の分野でないという理由から全く関心がないのは不自然だ。
社長やデビッドは、何人も船員が殺されている状況を見聞きしていて、宇宙人が生物兵器を持ったまま地球に来る予定だったのを知りながら、なぜ、まだのんきに「巨人の宇宙人は善玉」と信じているのか?しかもその巨人が人間の延命治療を施せるかどうかというのは、巨人と話せる事と別問題。巨人が「んな事できねえよ。」と言えば終わりである。その為にあんなよぼよぼの社長が一緒に現場に来る必要はあるのか?宇宙船で待機するか、地球で報告を冷凍されたまま待てばよいのではないか?
また、キャプテンが自分のクルーと自分の命を「人類の為」とあの一瞬で判断して捨てる事が出来るのはなぜなのだろうか?彼らがそんなに選りすぐりの強い精神性を持つ乗組員という描写はどこにもなかったと思うのだが・・。
そしてやっぱり極めつけは主人公。次から次に起こる出来事に「私達は間違っていた・・。」と泣きながら言い、しかもあんな事やこんな事を体験した後、「あいつらの住んでる惑星に行こうと思う」って・・。どう考えても「なぜ?」とたずねるデビッドの方が普通の人間の感覚である。
一つ思うのは過去の映画のキャラクターのステレオタイプのイメージに頼りすぎなのだろう。描写をせずに、こういうキャラクターなら、ヒロインにつっかかりそうだとか、キャプテンなら勇敢に命をかけられるだろうとか、最後まで作りこまずに観客に投げてしまっている。そのためにキャラクターの感情の流れに一本筋が通っていないと観客は感じてしまう。
なんでこんな事になったのかと考えれば、それは脚本家の力不足というしかないと思う。
プロメテウスの脚本家デイモン・リンデロフはカウボーイ&エイリアンも担当していたようだ。あの映画も非常にムラのあるプロットだった。(カウボーイ&エイリアンに関して言うと、そもそも普通ならありえない、ばかばかしい設定を、ゴーストバスターズやMIBのように、自嘲的ユーモアで笑い飛ばせる要素がたくさんあるのに、シリアスに書いている時点でセンスがない。)
LOSTの脚本を担当したという事で、この脚本家を評価している人もいるのだろうか。だが、はっきり言ってテレビシリーズの「次から次に謎が出てきて、次回の展開が気になる」という作りは、物語を終わらせる責任をとらなくてよい。普通の映画の「話に整合性を持たせて、2時間で物語を収束させ謎を回収する」という技術とは別だと思う。JJエイブラムスはともかく、この人はそれが出来ていない。
エイリアンファンは観るべき!
エイリアンのプロローグという位置付けで始まった企画の割に、CMは人類誕生の秘密という点ばかりに焦点を当てたものだったので、期待した内容と違うかもしれないと、期待半分不安半分で観てきました。
結果としては、観て良かった!
エイリアン冒頭に登場する謎のエイリアンの意味がはっきり理解できたし、それが人類誕生に係った課程を知るのは感動的、そしてさらにそれが人類絶滅を企む意図は不明なものの、そのために作った生物兵器が結果的にああなったとは……。
とにかく、映像が素晴らしい!仕方なく3Dで観たのですが、天体図のシーンなど数カ所は3Dで観て良かった!と思えるハイクオリティさ。
主役の女性には全く感情移入できませんでしたので第2のリプリーにはなりえないと思いますが、あの後の続編が是非見てみたい作品でした。
うすうすは気づいていたんですがね~。
うすうすはエイリアン関連だとは思っていたんですが。。。。
最後のあのエイリアンはないでしょ・・・・。円谷プロの方がいんじゃないですかね。
解釈がよく分からないんですが自分なりに思ったのが
人間もエイリアンと同じでエンジニアによって作られたもので、エイリアンと同じ兵器みたいな感じ?
あまりに人間は強いんで、あるいはこいつらまずいと思ってエイリアンを作った?
あ~~~間違った見方をしていると思うんでで誰か分かりやすい解釈教えてください。
「エイリアン」前章としてみるべき
宣伝では「人類の起源」がうんぬんと言っていますが、個人的に気になったのはやはり「エイリアン」とのつながり。
アメリカでも、事前にはあまりそのへんはハッキリさせていなかったように思いますが、そこはやはり見る前に楽しみが減ってしまってはということでしょうか。日本の宣伝は完全に「エイリアン」と切り離して、前述の「人類の起源」がどうこうとあおったように見えますが、やはり「エイリアン」前提の映画だなと思います。
「エイリアン」1作目に登場したスペース・ジョッキーはなにものだったのか、なぜあそこで朽ち果てていたのか、今回の惑星は「エイリアン」冒頭の星とは別の場所ですが、スペース・ジョッキーたちは何をしていたのか…。いろいろとつながりや直接は描かれない背景を想像すると楽しいです。
もちろん、「人類の起源」についても、人間そっくりのロボット(デイヴィッド)を作った人間も、実は人間も作られたものだった…かもしれないという描写なんかはありますけど。進化論でもなく、聖書に書かれたように神が創造したものでもなく、、という。
今回、脚本に「LOST」のデイモン・リンデロフが参加していますが、「LOST」同様に、ファンがあーだこーだと推論したり、語り合ったりできる描写や設定をちりばめ、知的好奇心を刺激する作品だなと思います。その点で面白いと思いました。主人公の体内に宿った生物が、やがてエイリアンに変貌していくという示唆も、「エイリアン」シリーズ踏襲してますし。スペース・ジョッキーに寄生したことで、あのエイリアンの形がだんだんとできあがっていったのだなと思うと面白いです。
「エイリアン」シリーズが好きな自分は楽しめましたが、これを単体で見てどうでしょう?
エイリアン
惑星の砂嵐の映像に、ハムナプトラを思い出した。ドラゴンタトゥーのノオミ・ラパスに、シェイムのマイケル・ ファスベンダー、麗しのシャーリーズ・ セロンと俳優に不満は全くないのに、もうひとつ展開に心惹かれない。エイリアンはクリーチャーもリプリーのキャラクターも傑作だったけど、だからといって二番煎じを観に来たつもりはなかったので、いいとこ探しになってしまった。ドクター エリザベスの医療処置と彼女と船長とのある約束が果たされた結果は好き。魂のない彼の言葉は不思議と印象に残った。
だめだこりゃ…
気の利いたストーリー性もないし…もう内容がムチャクチャです。
映像効果に興味ある人は3Dで観ればその面では楽しめるかもしれません。
あまりのくだらなさに途中で寝てしまいました。
見なきゃよかった…。
2流・・・イヤ3流ホラーです。
僕はあまり見た映画の事を悪く言いません。
その作品ごとに必ず良いトコロがありますから・・・
ですが・・・
この映画に関しては言わせて頂きます!
「金返せバカヤロー」って感じです。
・・・強いて上げますと・・・
乗組員バカ過ぎ。
あと、エンジニアとの接触はもっとファンタスティックにして欲しかった・・・
てか何でいきなりキレる。てか何で巨人。てか何でマッチョ?
意味がワカンネー。
後さー・・・微妙に主人公がブスでオバサンなんだよね・・・
・・・ラブシーン・・・全く萌えませんでした・・・
手術シーンもさー・・・何で他のクルー来ないの?
日本の政治家よりバカだろ!
ただ、かなり頻繁にグロがあります。
そっちが目的なら評価はかなり変わると思います・・・
やはり映像は凄いので。
しかし、自分としては「人類の起源」を求める映画だと思っていましたので・・・
「金返せ」感しかありません。
まぁ、2作目(既に制作決定)を見たら評価が変わるかも知れませんが、
単体として見た場合、☆1つです(正直1にも満たないが)
壮大なテーマの割に虚しい後味
「あの宣伝文句が無かったとしても」前提のレビューです。
巨匠の作品だけあって、終始画面から“それっぽい”雰囲気は出ているのですが、なぜか退屈してしまいました。
人類の創造主を探す、というのがキャラクター全員の一応の目的なのですが、このキャラクターの描き方がいまいち浅かったように思えます。
なので、ただでさえ不鮮明なまま終わってしまったその“起源”への不満に加え、人間ドラマに対する虚無感が残りました。
それと
私の映画を観る力が及ばないのかも知れませんが、やはり説明不足な点が多かったように思います。
特にあの惑星の生物たち。
もちろん未知の物に対していきなりキャラクターたちが全貌を理解する必要はないのですが、なんというか…
SFの世界ならそのSFの世界なりの最低限の論理を、観ている側に示してほしかったです。(作中ではアンドロイドが一人で勝手に理解してますが)
ひとつ例を挙げれば、最後に誕生した“アイツ”。
「ここに繋がるんだ!」っていう狙いは分かるんですが、
なんでアレとアレがかけ合わさってそうなるの?っていう論理がまったく分からない。
分からないようにしたのかもしれませんが、それが説明できる根拠があれば、もっと「そうだったのか!納得!」っていう感動を覚えられたのに…
と、(勝手に)残念な気持ちです。
気になるところが不鮮明なまま終わってしまい、なんだか観終わった後は虚無感でいっぱいでした。
意味不明の「なんちゃって」映画
「遊星からの物体X」、「トータル・リコール」、「アベンジャーズ」と観て来て「この夏のSF映画はなかなかよくできている」と、最後にとっておいたこの作品を楽しみにしていたのに、まさかリドリー・スコットの映画で、ここまで手ひどく裏切られるとは思ってもいなかった。
評価は1だが、これはそれ以下の選択肢がないからであって、本当は0どころかマイナスでもつけたいところだ。まだ観ていない人には「こんな映画は観に行ってはいけない」と、声を大にして言ってあげたい。映画を観てこんなに腹が立ったのは久し振りである。
そもそも散々「人類はどこから来たのか、その起源は?」と前宣で煽っておいて、「なんちゃって、実は本当のテーマはエイリアンの起源でしたチャンチャン」というのは、まるで詐欺ではないのか。製作者や配給会社はこれを恥とも何とも思わないのか。
冒頭異星人のDNAが拡散して行く描写はあるが、これが「人類の起源の謎を解く」ということなのか。世界各地に残された壁画からその恒星系を目指して調査隊が赴くが、その恒星系にしてからが他の銀河にあると言われたかと思うと「8億キロ(2667光秒)の彼方」みたいに言われたりして、全くいい加減(翻訳が悪いのかもしれないが)だし、調査隊が目的の惑星に着いてからも母船ごといきなり着陸したり、未知の生物に対してまるで野良犬や野良猫に対するように安易に接して挙句に噛まれるとか、有り得ないほどのいい加減さで話は進む。
圧巻は体内にエイリアンベビーを宿したエリザベスが、自動手術機械で開腹して摘出した後、ろくに縫合もせずホッチキスでバンバンバンと仮止めしただけで、養生もしないまま元気に走り回ることだ。本当なら傷口が開いて、出血多量で死んでしまうだろうに、時々うめき声をあげるだけとは・・・。
ストーリーの流れに全く必然性(リアリティ)がなく、人物描写も薄っぺらいものだから、本来もっといい味を出してもいい船長も影が薄いまま特攻をしかけて終わってしまう。人類を誕生させた異星人がなぜ地球人を呼んだのかも謎のままだし、観終わった後の満足感が全然ない。
リドリー・スコットは一体何を思ってこんな作品をつくったのだろうか。
TVCMは詐欺で訴えられそう
くっだらねーホラー映画でした。金の無駄遣い? わくわくするSF的謎解きを期待して映画館へ向かったのは私だけなのでしょうか? まず目的地の惑星に着いていきなりダイブしちゃう時点でヤな予感が。未知の惑星なら衛星軌道上で1週間くらい精査して人工物がありそうな地点にアタリ付けたりしないのかしらん? ご都合主義で母船がいきなり目的地と目と鼻の先に着陸しちゃうもんだから世界が広がらないったらこの上ない。
着陸してからも目標地点まっしぐら。いきなり巨像のお顔と対面。アニメDALLOSのパクりみたいな像に椅子から転げ落ちそうになる。しかも巨像に何の意味も無い。ピラミッドの頂上には誰が彫ったんだか巨人の顔があって嘲笑を誘う。その後も予想通りの展開でアニメ・マンガズレした日本の観客には物足りない。みんながグロいっていう子宮摘出シーンもいきなり腹切り横かっさばきで腹直筋って知らないのかようモードで苦笑しか出ない。
その後もつじつま合わせのプロットと使い古された演出でもう食傷気味お腹いっぱいです。この映画唯一の収穫はスコットランドのスカイ島へ行きたくなった事ぐらいかな。監督が巨匠すぎて周囲が口挟めないとこんなんなっちゃうのかなあってのが素直な感想でした。
作り直してほしい
正直駄作でした。
ビジュアルを褒めている方がいらっしゃいますが僕的には違うなぁ…。
たしかに小綺麗なんだけど無機質でまとまりすぎというか。
エイリアン1、2を越えるならH.R.ギーガーの画集、ネクロノミカンの世界をもっとうまくてんこ盛りにするなどして感動や想像力の喚起を与えてほしかった。もっとすごい絵がいっぱいあったはず。
もともとこの映画、エイリアン1に登場したスペースジャッキーという謎の宇宙人の死体から着想して作り始めたようですが、皮肉にもそうした本編とは関係ないのにワクワクさせてくれるような謎に満ちたギミックが今回はなかった。
エイリアンの卵もあんな無機質なものではなく旧作の方が不気味で美してインパクトがあったと思います。
創造主のデザインもイマイチ。知性も理性も深みも期待感も感じないしただの色白なプロレスラーです。
次回作ではゾロゾロ出てきて喋ったり殴ってきたり(笑)するのかなぁ?ぜんぜんワクワクしません。
エイリアンもタダの巨大なタコにしか見えなかった。
斬新さゼロ。
色々な方も言っておられるようにストーリーや人物も破綻が多く、納得がいきませんでした。
キャラ立ちしてそうな恋人や社長や役員を発展させるわけでもなくあっさり殺すのももったいないし意味もない。
アンドロイドも目的はあるんだろうがそのわりに非合理的な行動をするし、1のようにビックリするようなどんでん返しがあって何をしでかすかわからない冷酷な怖さや、2のような頼りがいがあるわけでもない。
最後に船長と数人が特攻するが動機も確信も薄いままで突っ込まれてもおいおいってなるし…。
主人公も魅力がまったくない。
学者としての好奇心で最後に創造主の母星に旅立つが、最初もう地球に帰らなきゃとか言ってたような…中途半端で信念がない。
リプリーは企業にもエイリアンにもタイマン張るようや強さや信念があり、ギリギリの状況下でなんとか問題解決する姿勢に憧れたものだ。
次回作は日本を舞台にして全編日本画風テイストのCGでタイムマシンで色々な時代にワープしながら八岐大蛇はエイリアンだったとか平安の世の鬼や魑魅魍魎はエイリアンだったとかしてやっつけていく話なら色物として見たいと思います。
酷い
評価を☆1としましたが、以下がないので仕方なくです。マイナスがつけられるなら★100点をつけられます。映画を観に行ってこれほど落胆した映画はないです。
エイリアン1への…云々のコメントを頂いたので追記。
「人間の起源」と宣伝文句にあった知的好奇心を満たしてくれるわけでもなく、当時のエイリアン1や2のようにリアルな気持ち悪さや登場人物達の魅力に入り込む余地もないのが今回の作品。最後に産まれるエイリアンの姿…せめてエイリアン1に忠実にしてほしかった。
裏ヴァージョン
気になった点を幾つか…。
まず、アンドロイドに感情がある事について。微笑みましたよ、彼。アッシュもビショップも笑わなかった(はず…全作品劇場公開時の観賞のみ故に記憶が定かではありません。間違ってたらごめんなさい)のに…。
次に、今回の異星人の造型について。もろ女性器形状でしたね。それに、生殖関係の問題を考えていくと、クィーンという存在はどうなるの?
そして、愛について。[エイリアン]は極力愛というキーワードをわざと排除してましたが、今回は愛のオンパレードでした。
以上の事を考慮して、私はこの映画を[エイリアン]の前日譚でも焼き増しでもなく、裏バージョンだと思うのですが…。何せ、あるシーンでは[エイリアン]の曲がそのまま使われてましたしね(これはとても嬉しかったです)。
結果的に良かった♪
3D字幕版を観賞しました。
ここのレビューで酷評が多いので自然と期待値低めで臨んだせいか、全体的に好印象で観終えました。
ストーリー的には『?』な部分も確かにありました。
1.最初に現れた異性人(エンジニア?)は何処にいて、なんで自ら黒い物体を飲んだのか?
2.複数の古代遺跡から同じモチーフが発見されただけで、どうやって目的地である惑星を特定できたのか?
3.デビッドが、謎の黒い物体をクルーに飲ませたのはなぜ?
など、まだまだありますがそれを帳消しにするぐらいの映像美でしたし、その謎を自分なりに考えるのも楽しいですよ。
皆さん、リドリー監督のかつてのヒット作『エイリアン』と関連、もしくは比較したレビューを書いていらっしゃいますね~^^
序盤のコールドスリープから目覚める描写などはそのままだし、未知の惑星で謎の生物に襲われるシーンの緊張感は私も懐かしささえ感じましたから、当然だと思われます。
でも、そこにばかり囚われていてはいけないと自分は感じてます。
その部分は監督のファンサービスというか、自身の作品へのオマージュとしてさらっと流した方が、この作品をより楽しめると思います。
それよりも根底に流れるテーマや、哲学的な思索の入り口を探して見ましょう^^
人を創ったのは、やはり人。
それがいわゆる、私たちが呼ぶ神なのでしょうか?
もしそうであるなら、自らの似姿のアンドロイドを創った人間も彼らから見れば神なのでしょうか?
「う~む。。。分からない。。。」
でも、楽しいw
続編も決まったらしいので、公開までタップリ楽しみます♪
迫力る巨編もちとガッカリ
結論から言います。
要は、R・スコット監督は「エイリアン0=ゼロ」を撮りたかったということなんだね。
それは、ご本人が、なのか、それとも製作サイドの要望なんだろうか。
宇宙旅行ものといえば、キューブリックの「2001年」にトドメを刺すわけ(僕が思ってるだけね)だけど、それには遥かに及びません
3Dで見せて、驚かせて、興奮はさせてくれるけど、それ以上の映画ではないね。
ま、ソンはしないけどね。
@TOHOシネマズ錦糸町
字幕はやっぱりあの人か…
3D字幕で観てきました。
予想通り、噂通りのダメ映画になってました。
ダメな部分は沢山あるのですが、まずはいい所から。
昔多かった不自然な3Dがかなり減り、自然な立体感を楽しめました。自然過ぎて慣れちゃいますけどw
セットや劇内でのCGなどがよく作られていて、流石と思いました。
エイリアンのノストロモ号とドアなどの作りが似てて、期待が高まりました。
ダメなトコ…いっぱいあるなw
途中から変な字幕だな…と思い、半分くらいで確信。
ラストでやっぱり「字幕:戸田奈津子」w おばあちゃん、もう引退しようよ。メチャクチャだったよ。今回もw
例えば、「システム(系)」を「銀河」と訳してた。 まさか他の銀河まで行ったのか?w
ストーリーが完全に破綻してる。意味不明な箇所が多すぎ。
人類の起源は? アンドロイドは敵じゃないの?サンプルを地球に持って帰りたかったんじゃないの?
エイリアンとは別の惑星?創造者の最後はコックピットで死んでないとエイリアンに繋がらないよね?
善人なのか悪人なのかの描写も曖昧で各キャラの個性がちっとも伝わらない。
説明不足で、唐突過ぎてびっくりもしない。
社長が生きてた?で? 娘でした。ふ~~~んって感じ。
なんかいっぱい色んなスペシャリストを集めたようだけど、それが全然生かされて無い。
ご都合主義的過ぎる。
遺跡に星座が書いてあると、なんで人類の起源だと思うの??思考回路が謎過ぎる。
人類は既に地球外生命体とコンタクト済みなの?クルーの誰も驚きもしてなかったけど…
エイリアンにベロチューやベッドシーンなんていらいなあ…って思ってたら妊娠ですか…へ~
人類の起源じゃなくて武器(エイリアン)製造惑星だった!!よく気付いたね、館長さんw
いきなり腹縫って血まみれの女が部屋に入ってきても全然誰も驚かないとか…w
社長すぐ死んじゃうし、何しに出てきたw 殺すならもっと最初から出しといた方がよかったんじゃない?
船はもう一機あった!!! 100機あってももう驚かないよ^^
怖さは手術のシーンがピークかな。(まさかの尻すぼみ)
さあこれからどんどん怖くなるかと思って期待してたら映画終わっちゃいました^^
なんか、全体的にバイオハザードでも観てたような感じでしたねw
エイリアンの序章と呼ぶには繋がりが破綻してるし、どうしたかったんだ、この映画は?って感じでした。
そういう意味ではこの映画はエイリアンシリーズでは無いです。そんな面白い映画じゃないんで。
途中から気付いた
テレビでバンバンCMやってたので、前知識全く無い状態で鑑賞。
なんとなく、「嫌な」気配は感じてたのだけども、
「人類の起源」なんて言われたら男なら見ちゃうでしょ。
んで、途中から
「あれ…なんかこのシーン見覚えあるなぁ…」
「これ、エイリアンで同じような宇宙船とか乗り物とか、なにパクリ?」
とか、悶々とし始める自分。
そりゃそうだよね~、種の起源って、エイリアンの方かーい!
キャッチコピー付けたやつマジでむかつくわ~。
マジで、コレ見に行くならエイリアンを復習してから行けば良かった。
そしたら面白さ倍増かな。
自分みたくCMだけみて映画館いくと、なんだかとっても
騙された気分で、誰かに文句を一言言いたくなる可能性大です。
んでも、映像は凄かった。
IMAX3D字幕版で鑑賞したけど、感動。
みるなら絶対3D版を~♪
もやもやが残る
3D吹き替え版を鑑賞しましたが、 最大の不満点=女性主人公の日本語 吹き替え力不足(剛力女子)。鎮痛剤ぶち打って腹かっさばいて・・・
あと知的なところも要求される肝の人物を人生経験未熟なアイドルにさせるなんて酷い。顔の骨格がぜんぜん違うから駄目なんだ。
西洋人でも東洋人でも顔の凹凸あご、唇の厚さなどからイメージ出来ますよね、だいたいの声質が。そこがずれてる。やはり熟練した声優学校を出た人にやって貰ったほうが、見ている方としては楽しめるのではないか。
2つ目不満、他の人も言ってますが ‘人類の起源”?どこに出てくるの?
答えは コンティニュー、次回作で? 冒頭のシーンは何だったの?
もやもやが続きます。バイオハザードのように続きます。きっと。
良かったところ=映像美。 社長の最後の言葉(唯一の笑いどこ)。逃げ る時なぜか倒れて来る方向へ逃げて死ぬ人。
日本のキャッチコピー駄目だろ…
自分は予告でチラチラ見える映像で薄々感じてたけど《人類の起源》ってキャッチフレーズで観に来た観客は怒ってなかった?
自分の隣で最後まで観ていた老夫婦はブツブツ文句言って出て行きました。
素直に「エイリアンの起源」とかサブタイトルに「エイリアン episode0」とか小さく入れとけば良かったのに(-o-;)
確かに人類の起源を探しに行く事がきっかけだけど、次第にズレ始めて…あらあらいつもの展開にf^_^;
映画チラシに《巨匠リドリー・スコットが地球上の あらゆる概念を覆し、空前絶後の衝撃を呼ぶ》…なんて煽り文句まで書いてあるけど「どこが概念を覆し?」と問い掛けたくなる。
この日本での広報がなきゃ気持ち良く観る事が出来たかもしれないが、エイリアン episode0と銘打って上映してたら老夫婦みたいな観客からお金を取れたかどうか…
ある意味興行の為の広報としては成功だったのかな?
リピーターを切り捨ててるけど…
まぁ今後の興行成績で広報の良し悪しが問われるでしょう。
では映画としては?
先程も述べましたが、概念を覆す事なく「エイリアン」のリドリー・スコットでした。
映像は綺麗でセットも素晴らしいです。
ドキドキハラハラ感やキャスティングは監督違うけど「エイリアン2」っぽいですね。
「エイリアン」の新作として観に行くならお勧めです。
2番煎じ?
最初予告編を見たとき
なんだか見たことある宇宙船だなぁ
と思っていましたが丸っきりの「エイリアン」だったんですね。
映画の創りもそっくり
ストーリーではなくて
1.主人公が女性で美人ではない
2.主人公以外全滅
3.主人公がエイリアンを産む
4.あまりに無謀な行為からエイリアンに襲われる
う~ん、もう少し変化があってもいいんじゃないでしょうか?
主人公の女性が不美人なのは、多少でも女性の客を呼ぼうということでしょうか?
初代エイリアンと違いあっさりとストーリーが進んでいくのは子供にも判り易くなっているんでしょうか。
お化け屋敷のような得体のしれないものへの怖さはなく単にエイリアンに襲われるだけです。
これも女性への配慮でしょうか?
ちょっと観客へ媚びすぎのような気がしました。
しかし全体を通すとまぁまぁストーリーも出来てるし迫力ある映画で楽しめたと思います。
私のように昔ちょこっとエイリアンを見たくらいの人にはぴったりの映画でしょう。
もうひとつ言えば美人のお姉さんが主役なら男性客ぞろぞろ来るでしょうが・・・残念です。
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