「リドリー・スコットの帰還‼️」プロメテウス 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコットの帰還‼️
殺す事も出来ない、そして感情の入り込む余地のない完全無欠の生命体、エイリアン‼️リドリー・スコット監督による一作目で、リプリーをはじめとするノストロモ号のクルーたちが遭遇したのは、そんな恐ろしい生物だった‼️しかしそれは宇宙船内が舞台だったからであり、続くジェームズ・キャメロン監督の傑作「エイリアン2」では銃で簡単に殺せるし、地球で言うところの蟻や蜂のようにクイーン・エイリアンを中心にコロニーを形成する生物で、その目的は種族繁栄であることが判明‼️そんなエイリアンの起源を描いた作品がこの「プロメテウス」‼️創造主であるスコット監督によるこの作品は何度観ても違和感というか納得出来ない‼️以前のシリーズ作、「エイリアン3」や「エイリアン4」そしてAVPでも「エイリアン2」の設定が踏まえてあったのに、今作と続く「エイリアン・コヴェナント」を観ると、人的に、正しくはアンドロイドが実験を繰り返して作り出した生物兵器という設定になっている‼️いくら創造主だからといって「エイリアン2」で定石となった設定を覆すのはどうなんでしょう⁉️私のように一作目よりもキャメロン監督の二作目が圧倒的に好きな人間は余計に納得がいかないんじゃないでしょうか⁉️ただこの怒りの感情は、本作を「エイリアン」の前日譚として観ているからで、「エイリアン」と関係のない一本のSF映画として観ると良く出来てると思います‼️作品の内容は他の方がレビューされておりますので割愛‼️ただ現実味のある秀逸な近未来像を見せてくれるSFX映像はさすがリドリー・スコット監督でした‼️
エイリアンは俺(リドリー・スコット)のもの❗️的な…(笑)
新作もプロデュースして。
ジェームズ・キャメロンもターミネーターを仕切り直しさせてますし、「コヴェナント」「プロメテウス」そして新作は別路線と受け止めるしかないですね。
「…2」ファンには忸怩たる思いですが…。