「「エイリアン」ファンほど期待しない方がよい。」プロメテウス sigeさんの映画レビュー(感想・評価)
「エイリアン」ファンほど期待しない方がよい。
娘婿が監督するとの噂が流れた頃から
楽しみにしてたのに・・・見事に期待は裏切られてしまいました。
今年はじめ頃にyoutubeで流出した
特報が一番萌えたかな・・・。
“人類の起源”など言い始めた辺りから
怪しいと思っていましたが、
案の定、“大風呂敷を広げた割には・・・”という映画になってしまいました。
「LOST」の悪い部分(煙に巻くようなところ)のみが
際立って、スリリングさは皆無。
別に「エイリアン」の二番煎じを求めるわけじゃないですけど、
ファンなら観たいじゃないですか、ビジュアルホラーを。
本サイトでコーナーを持っていらっしゃる
小西氏はどのように感じられたのかな。
ぜひ感想を伺いたいな。
海外版Blu-rayの発売情報を見ると、
監督お得意のディレクターズカットは今回ないようで、
ますます落胆しております。
しかし、良かった点もあります。
マイケル・ファスベンダーの役は魅力的で
次作でも見てみたいかな。
特にOPのシークエンスは素敵すぎます。
ピーター・オトゥールの雰囲気ありますよ。
あと、3D演出は「アバター」以来の立体感です。
やはり3DはSF映画との相性が一番良いと思います。
エンドロールの最後にウェイランド社の意味が分からなかったが
大した意味はないのかな。
この出来では「ブレードランナー」続編もあまり期待できませんな・・・。
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