「なぞり描き」プロメテウス Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
なぞり描き
プロローグは わくわくドキドキさせられて期待がふくらんだのに、ストーリーが進むにつれて「その時代で その格好?」「お約束の それ?」「あっそ…」と 後半は流れが読めてしまった気がしました。
人気の俳優陣をそろえてみたものの、皆さん個々の代表作キャラを引きずっての出演。 冷たいシャーリーズ(『スノーホワイト(2012)』)、裏表ありありの ファスベンダー(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011)』、強いのか弱いのか微妙な ノオミ(『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011)』など。
演技も演出も悪くないのに どこか受け入れられないのは 知っている作品を上からなぞっているように感じるから。 後半に至っては“似てる”というより“同じ”で 「壮大なスケールはどうなった?」と聞き返したくなるようなリドリー監督の真骨頂とも言える 〇内での撮影。 解説や宣伝に「エイリ〇ン」の文字が踊っていますが、絶対に外せませんので。
私は2Dで観たのですが、3Dを鑑賞された方の意見も 聞いてみたいです(内容より エンタメ重視の上で 3D効果を知りたいです)。
P.S. ローガン・マーシャル=グリーンは やっぱりトム・ハーディに似てるなぁと思いました(カッコいい!!)
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