「リドリー・スコットの驚異」プロメテウス 海月さんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコットの驚異
あのヒッチコックでさえ、我等の黒澤明でさえ、70歳を過ぎて創った映画にはささやかなキラメキ程度しかなかったのに、リドリー・スコットはすでに74歳にして、バリバリの最先端SFメジャー映画を創る!これは驚異以外のなにものでもない。
「エイリアン」や、単なるアクション映画の「エイリアンズ」と比べてどうこうなどは、映画ファンだったら無粋の極み。
最先端の技術を使いながら、歳を重ねた醸造された豊かな味わい、これが分からなくっちゃ。
なんでも「ブレード・ランナー」のPart2を計画中だとか。完成した時は恐らく80歳に近くなるというのに!この映画人としての精神を見るべし。
我らが市川崑という凄い人もいますけどね。
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