幸せへのキセキのレビュー・感想・評価
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課長~っ「幸せ」じゃなきゃダメですか
山岡
「課長、なんで今回も「幸せ」なんですか?」
課長
「おお、山岡か。あ~ケツかいいの。あんな、お前はまだアレじゃけ、しらんけどの、この業界の・・・」
ズキューーン
山岡
「か、課長っっ!! だ、誰か、誰かっ!」
部長
「なんやっ!うっ課長っ・・・。眉間に1発。間違いないっ、あの男の仕業だ」
(気を取り直して)
「山岡・・・お前、課長となんの話をしとったんなら?」
山岡
「今回の新作『WE BOUGHT A ZOO』の邦題が『幸せへのキセキ』になった理由を教えていただいてた最中だったんですが・・」
部長
「ぐっっ、お、お前、その話最後まで聞いたんかっ?」
山岡
「いえ、その前に課長は・・・」
部長
「そうか。いいか、山岡、それ以上その邦題については詮索すんな。課長のようになりとうなければな・・・」
山岡
「(心の中で)なんだ、この部長の言い回しは?いったい「幸せ」にはどういった秘密があるんだ・・・」
部長
「(心の中で)この男もいらんことしよるのう。あの男に連絡せにゃいけんかのう」
あの男
「・・・・・・・」
2ヶ月ぶりの劇場鑑賞。なぜコレ?と言われたら、ホームでほかにいいのやってなかった、が正解である。ギドク先生の「弓」の呪いからは特に無理なく抜け出せたような気がする。というか別にギドク先生が悪いわけでなく、それをみた俺が悪いわけで。
まあ、久々、ということも多分にあろうが、結構面白かった。
果てしなくバリバリのファンタジーなので、カリカリしてはダメである。ファンタジーの中にあるちょっとしたリアルの見せ方が最高に楽しい。
改装修繕費を試算したあとのデイモンが一人叫びやつ当たる姿をスタッフは「ありゃ逃げ出す」とヨハンソンに話した後に、聞こえていないけどデイモンは我に返り、やつ当たった樽を元に戻す姿にヨハンソンはニヤ~って笑う。
人はダメなときはやっぱりダメだ。
だけどもそんなときでもその人らしさを失わない、ということはどんなにすごいことか、どんなに勇気づけられることか。
俺自身本当にそういう人はすごいって思うから、ヨハンソンのニヤケ顔はリアルに共感できるんだよ。
この映画にでてくる人はみんなファンタジーに出てくるキャラクター。それはここにでてくる動物もまったく同等。
生活観も危機感もまるで感じない。
だけれど、こういう気持ちでいけたらいいよね、という点はズバっズバっと心を突いてくる。
きっかけはファンタジーであれ、キセキであれ、なんであれ、立ち上がること、立ち直ること、立ち直る勇気や喜び、美しさを気持ちよくみせてくれる。
いささか伏線やセリフがあざとい、ラストがやりすぎ、て気も2ヶ月前なら思ったかもしれないが、2ヶ月ぶりの映画でこれなら、ちょうどイイネ、イイネ。
でもそれを差っぴいても、これはほんとに見てよかった。
何一つ共感できない男にリアルを感じるなんて、キャメロン・クロウの味ってそうだったよ、そういえば。
素晴らしい映画でした。
マット・デイモン主演の作品はいい作品が多くて、また泣かされた。 動...
マット・デイモン主演の作品はいい作品が多くて、また泣かされた。
動物園にたくさんの人が来てくれるところとか、ディランがリリーにびしょ濡れで会いに行くシーンとか、うまくいって良かったねぇって感情移入して泣けてくる。
好きな映画だった。
心温まる映画
いつもはどんでん返しが好きな映画ですが、この映画は最初から明らかにハッピーエンドになるということがわかってしまうような雰囲気でしたが、素直に受け入れられる映画でした。
全体的に心温まる映画でした。あと、天使のような子役の少女が可愛すぎます。
安心な邦題で観る人、観ない人
よくある邦題につられて観なかったが、明るい気持ちにさせてくれる安心感を求めて観てみた。
でも、「動物園を買う」ってほうがよほど興味深い。
美しく優しい人がやけに多く、俳優も贅沢だ。監督の力だろうか。
マット・ディモンとスカーレット・ヨハンセンだったら、途中戦いシーンがあるかも?と思わせないでもないんだけども。
20秒の勇気
マット・デイモンは今作のような良いパパ役がめちゃくちゃ似合う。
重い内容でもマットが演じると重くなりすぎない。
所々ふふって笑えるところあった。
無垢なダコタ・ファニングとませてる7歳の女の子がすごい可愛かった。
私も10歳頃母を亡くしたが、中高生くらいの頃に亡くした方が辛かった気がする。だからお兄ちゃん役の子が可哀想だった。
スカヨハとの関係も曖昧なままで良かった。すぐ付き合ってたらなんか違うと感じてたはず。
20 seconds encourage. Why not?
セクシー過ぎる13歳。ませすぎの7歳。
8年前に見た、ハート温まる系の映画。マット・ディモンにスカーレット・ヨハンセン、ステファニー・ショスタク、未だ子供感のあるエル・ファニング。この映画のラストが好きで好きでたまらないので、感想文を書いておこうと思います。
物語は、はずみと勢いで動物園を買っちゃったコラムニストのシングルファーザーと二人の子供達と、動物園のスタッフ達が織りなす、動物園再興までのドタバタ劇。英国のコラムニスト、ベンジャミン・ミーの実体験に基づく「We bought a Zoo」が下書き。
妻を亡くし"突撃リポーター"としての生活に限界を感じていたベンジャミンは、人生を子供達と共にリスタートするため、田舎に家を買おうとしますが、その家とは、経営者が亡くなった後、閉鎖状態にあった動物園なのでした!から始まる、家族再生の物語り。
ベンジャミンは子供達を連れて街に出かけます。訪れたのは、妻のキャサリンと初めて出会ったレストラン。子供達を連れて中へ入るベンジャミンは、明るい陽の差す席が並ぶ窓際の一角で足を止め、ディランとロージーに言います。
「ここが、お前たちの物語りの始まろうとした場所さ」。
何かを思いついたベンジャミンは店の外に走り出て、大きなガラス越しに店内の子供達に大声で話しかける。
「パパがここを歩いていて…立ち止まった。そこに、その席に、今までの人生で一番の美女をみつけたから。話しかけたかったけど、いきなり見ず知らずの男から声を掛けられても相手にされないと思った。そこで20秒だけ勇気を出すことにした」。
ベンジャミンの口癖に微笑む子供達。
「店の中に入ったら怖気付いたよ。でも、まだ15秒ある」
キャサリンが座っていた席をドキマギしながら見つめるベンジャミン。子供達の方へ視線を向け、もう一度、席に向き直ると、そこには微笑むキャサリンがいた。
子供達にも亡くなった母親の姿が見えています。
「ママだ」。つぶやくディラン。
「ハーイ、ママ」。小さく声を掛けるロージー。
勇気をだしたベンジャミンの言葉は、強がりの逆説。
Why would an amazing woman like you even talk to someone like me?
「なぜ君みたいな素晴らしい女性が、俺なんかと話そうとしてるんだい?」
Why not?
「どうしてダメなの?」
「20秒の勇気」と「Why Not?」は父ベンジャミンが何かと言えば子供達に掛ける言葉。この口癖は、家族の物語りの始まりとなるものだったのよ、でお終い。
このラストは、未だにサイコーに好き!
動物園再建を宣言するベンジャミン。倒木でせき止められていた街の人達の姿を見つけたディラン。辛口の監査監が認可してくれた場面。などなど。何故か印象に残る映画で、ちょっとポッチャリなエル・ファニングと、らしさ全開のヨハンセンの姿も記憶に残る佳作でした。
20 seconds of courage!
原題は"we bought a zoo"(動物園、買ったどー!)だそうです。妻をなくした2児の父(モテモテ)が、家庭・仕事での行き詰まり感から新たな生活を求め、仕事を辞め、新居への引越を考える。ある物件を気に入るが、入居の条件は併設の動物園の運営。迷った結果、入居を決めるが、そこは未知の世界。仕事でも、家庭でも、たくさんの問題が。。
特に長男は妻をなくしてグレているところに輪をかけて、望んでもいない生活を受け入れる必要があった。最悪である。
数々の父親との衝突の中、父の悩みを知り、徐々に心を打ち明けるようになる。ついには恋愛の相談までも!
息子の悩みに対し、父したアドバイスは”20 seconds of courage"。どんな難局を乗り越えるにも、20秒間恥じらいをこらえ、勇気を出して挑戦しろ。そうすれば新しい世界が開ける!、と。それは、父が今は亡き母に声をかけた時、ぐっと20秒我慢してカフェに座る美女に声をかけた時のエピソードからだった。
20秒の勇気、、それは恋愛だけではなく、生きていく中での様々な問題を解決する魔法の言葉だと思いました。まず一歩を踏み出す勇気を。ほとんどのことは20秒もあれば、十分なキッカケは作れる。
そう思わせてくれる、とても良い映画でした。
奇跡の感動物語!
気になったので見てみました!かなり良かったです!でも動物園付きの家を買うって凄いな~w
そしてこの映画実話に基づいた映画なのです!
あんな短期間で動物の事何も知らない人が何人かと協力して糞デカイ動物園を完成させるとか凄いな~ww 是非オススメします!
ある動物園をめぐる奇跡と軌跡
実話に脚色を加えたハートフルな映画。 妻を亡くした悲しみから立ち直れない男 が失業し、同じように悲しみから心を閉ざしている長男と、明るくムードメー カーな幼い娘をつれて心機一転引っ越しを決意。 心惹かれた物件は、実はオーナーがいなくなった動物園で――。というお話。
衝動的に動物園を買ったベンジャミンが、素人のオーナーとして動物をどう扱っていくかという運営ノウハウよりも、ベンジャミンが妻の死をどう受け入れ、乗り越えていくかという心のドラマの動きに焦点が当てられている。
マット・ディモンが等身大の男を、こっ てりでもなくあっさりでもなくまさに丁度いい自然体の演技で魅了する。 開園準備へ四苦八苦しながらも、時間が空くと妻のことばかり考える。 悲しみを忘れるため勝手に奮闘する父との溝を感じ、孤独感を強めていた長男ディランとの情感のこもった口論の場面は思わず落涙。
キャメロン・クロウ監督の作品はどこか青春の刹那的な雰囲気が漂って好きだ。 陽の光、芝生に遊ぶ動物の美しさ、雨が葉にしたり落ちる様子がきらきらして。 小さな動物園という世界を守る小さな喜びというか。 動物たちを眺めているあいだの小さな幸せというか。 初めて動物園に訪れたベンジャミンの感動が、手に取るように観客の心に入ってくる。
この映画が平凡にならないのは、ベンジャミンとケリーが簡単に恋に落ちず、 最後までベンと亡き妻の心の絆を大切に扱っているところ。 辛くて行けなかった思い出のレストランで、子ども達の前で「出会ったとき」を再現するシーン。
ラストで初めて、ベンが困ったとき「それじゃいけない?」と言う口癖が、亡き妻と関係していたことがわかる。
他の登場人物もやり過ぎないほどユニークなのもいい。したり顔で抜き打ち検査に来る天敵 「フェリス検査官」の不思議な手の動き (これは後にケリーとベンの内輪ネタに)。 後先考えず余計なことばかり言うベンの兄。 飼育員たちがなぜか全員70年代ぽかったりとか(監督の趣味かも)。
この映画は、【あの頃ペニー・レイン と】とに通じる爽やかさがあった。 一般人が動物園を買うといういかにも映画的な荒唐無稽なお話を、てらいのない瑞々しさで描ききった。
父と息子と娘
父親という難しさを知った。
周りの人を惹きつける力を持っているが息子との関係が良くならないというむず痒さがあったと思う。
最終的に全てがうまくいくハッピーエンドな映画。
実話に基づくヒューマンドラマ
妻と仕事を失い、反抗期の息子を抱える男が、廃墟となっていた動物園付き住宅を購入した。開園に向けて、紆余曲折ありながら、仲間と力を合わせて準備し、息子とも心を通わせていく。
ベタな展開だが、ツボを押さえており、安心して見られた。息子が恋に落ちる娘役の女優が可愛い。『20秒の勇気を持て』という台詞が心に残る。
どこに辿り着こうと、ワクワクするのが冒険だ
映画「幸せへのキセキ」(キャメロン・クロウ監督)から。
妻(母)を亡くした悲しみを乗り越えていくために、
閉鎖されていた動物園を買い取り、そこに住むことで
家族の絆を再確認し、共に生きていく物語であるが、
残念ながら、私は家族より動物園スタッフとの絆について
気になるメモが増えた。
もう一度、皆に親しまれる動物園として開園するには
莫大な資金が必要になることを知っているスタッフに彼は宣言する。
「僕らは現代の冒険家だ」「偉大な動物の後援者だ」。
そして、妻が死ぬ前に残してくれた財産を「冒険資金」として使い、
最後に、こういい切った。
「(冒険が)どこに辿り着こうと、ワクワクするのが冒険だ。
これからの冒険を楽しもう。みんなを愛してる」と。
そう、このワクワク感を与えることが、リーダーの仕事。
漫画「ワンピース」のルフィみたいだな、とメモに付け足した。
結果(辿り着いた先)は、(目標)目的地とは違うかもしれないが、
この取組みこそ、皆に誇れる冒険だ、というメッセージが響いた。
「正しい行動は、誰にもジャマできない」
それが冒険にチャレンジする人たちの根底に流れているのかも。
トラと息子と恋愛と。
原作本の存在はまったく知らなかったのだが、
なんともストレートな原版タイトル「僕達は動物園を買った」
に触発されて、ちょっと調べてみた。
今作の内容も素晴らしかったが、実話はもっと素晴らしいと
彼のインタビュー記事を読んだだけで、そう思った。
閉園されれば殺処分される動物達を彼が救ったのである。
実際には奥さんが生きていた頃、この動物園を買っている。
(奥さんはすでに脳腫瘍と診断されていた)
大反対されて(汗)、資金繰りも大変だったそうだ(今もそう)
それでも動物の研究の為になると目的が明らかな彼に対し、
当初は反対していた奥さんも同意してくれたのだそうだ。
開園に向けて皆で頑張っている最中、ついに奥さんは倒れ、
再オープンの前に40歳の若さで亡くなってしまう。
遺された彼と子供達、飼育員たちの葛藤と熱意は、今作で
描かれた通りなのだろうと思う。
ド素人が簡単にやってのけるレベルではなかっただろうが、
よくぞ頑張ってきたものだと、未だに挑戦し続ける彼の
熱意と動物への弛まない愛情に、やはり私は感激してしまう。
…近けりゃ行きたいけど、遠いんだものなぁー(汗)
さて映画版の方は、亡くなった妻を忘れられない夫と子供達、
心機一転で田舎へ引っ越そうと物件を探していた矢先、
破格の好条件(見た目は)で理想の住まいを探し当てたのだが、
なんとそこは…動物園付き(まずないけど、普通)だったのだ。
このままいけば閉園となる動物園を(もちろん従業員付き)
娘の喜ぶ顔が見れたから~♪と買ってしまう主人公。スゴイ。
こういう後先考えない選択って、絶対オトコのやることだ(爆)
しかしこのベンジャミンというお父さん(いい味出してるマット)の、
飄々と頑張る姿はとても清々しい。いかにも~な人情劇で
描かれる唐突なドラマチックさや盛り上がりには欠けるが、
淡々とした日々の積み重ねと…重要な資金繰り(これが一番か)
寸でのところで亡き妻に救われ、無事に開園へとこぎ着ける…!
そう、いってみればただそれだけの、シンプルなお話なのだ。
そこへ様々な葛藤や恋愛問題(これが必要か不要か?)を絡め、
更には極上の音楽(K・クロウといえばこれよね)が流れる中で
家族の温かみや有り難さを笑いと涙で包んだような物語だった。
もちろん極悪人は、ひとりも出てこない。兄も敵役もいい奴だ。
息子と父親の和解のシーンが一番よかった。
親に愛されたいと拗ねてしまう反抗期の息子は確かに扱い辛い。
ここは母親の分、父親がうんと甘えさせてあげなければ難しい。
子供にしてみれば、なんで妹ばかり可愛がって、オレのことを
嫌うんだ?としか思えないんだよね。動物園と子供とどっちが
大事なんだ!?と聞かれればもちろん…だが、親の一大危機を
子供だって、ちゃんと見ているのだ。素直になれないもの同士、
ちょっとしたキッカケで歩み寄る「トラ」の絵も上手かったなぁー。
(スカヨハもいい味出してるわ。石田えりみたいな風情を出してる)
ほんわか
映画館でみてきました。
公開されてからかなりたってたので平日昼間の映画館では女性のみ8人程度しかいませんでした。
実話とのことで、さすがアメリカ。
動物園付きの家が売りに出されるということにもびっくり。
主人公ジャナサンミー役のマットデイモン、奥さんをなくし、子育てに疲れるパパを熱演していました。
子ども役の二人もお兄ちゃんの葛藤や妹の純粋さ、丁寧に描かれていました。
残念だったのはスカーレットヨハンソンが飼育員には最後まで思えなかった。。。。だって綺麗すぎるんだもん。
でも奥さんとの出会いを子どもに説明するラストシーンとっても良かった。
これ何の話だっけ?(;・∀・)
妻を亡くしたジャーナリストをしていた男が、心機一転新しい場所に引っ越そうとして、ついうっかり休園中の動物園付きの一戸建て住宅を買ってしまい、そこからその動物園を再開しようと奮闘するという実話に基づいた映画だけど・・・
途中からどんどんどんどん「これどういう話なんだ?」という不安が頭をもたげてくる(;´∀`)
原題が"We Bought a Zoo"(動物園を買いました)というタイトルなのに、邦題が『幸せへのキセキ』というださい名前に(;・∀・)
奇跡と軌跡をかけてるんだろうけど、これ原題の直訳で良かったんじゃないか?
話を簡単にまとめると、ジャーナリスト稼業が上手くいかず廃業して、動物園付きの家を買って心機一転再出発をしようとするも、思春期の息子に手を焼き、動物園のスタッフともなかなか意思疎通が図れず、貯金を切り崩しながら動物園の再建を進めていくも貯金が底をついてしまい、どうしようか・・・と途方に暮れた頃
亡き妻が残していた金を元手に再建を進めて、何とか動物園再開に漕ぎつけていき、本人と息子の恋愛も成就してハッピーエンド( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
という至って単純な映画
単純な映画だから駄目だ( ゚Д゚)ゴルァ!!なんて言うつもりは毛頭ありません(ヾノ・∀・`)
子役2人の演技は非常に素晴らしいし、マット・デイモンやスカーレット・ヨハンソンの演技もいいんだけど・・・
腑に落ちない点がいくつも(;´Д`)
まず息子言うこと聞かな過ぎじゃねえか???
学校じゃ数々の問題を引き起こして退学処分になるんだが、思春期だろうが母親を亡くして寂しいからとかいう言い訳は通りませんダァー(゚ω゚)bメッ!!
わざとらしい暗い絵を描いて「この子の心は闇に閉ざされている」みたいな設定はちょっとねえ~(´ェ`)ン-・・
しかもその描いた絵を問題視してる学校は、他の生徒の絵と一緒にわざわざ展示もしてるし(;・∀・)
つうか絵のタッチが何かどこかで観た感じだし(笑)
動物園に越してきて、近所の女の子と仲良くなっていく過程は、思春期の淡い恋愛関係が上手く表現できてたとは思うけど・・・
わざわざ外でそういう暗い絵を描くのもわざとらしいし、それがだんだん明るい絵になっていくという設定もねえ~(・ω・)
それから虎の安楽死のシーンで、主人公のベンジャミンは安楽死に反対してるけどどうにもこうにも無理だということになって最後安楽死をさせる決定を出すシーン
なぜ息子が一緒にいるんだ?ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
今まで絵ばっかり描いてたのに、そこで初めてその虎の絵を描いて、その絵が動物園の看板に使われるという流れだけど・・・
今まで何の関心も示さなかったのに急に親父と一緒に並んで檻の前に座ってて、そこで色々恋愛のこととか話して虎の様子を心配そうに見るのは・・・直前まであれだけこじらせてたのに不自然じゃないか???
そして動物園として開園できるかどうかを検査する検査官だけど・・・
スタッフの話しぶりから相当横柄で悪質な人間だという人物像だけど、いかにもっていう感じの横柄振り(;´Д`)
柵の高さが短いだの距離が短いだの強度が弱いだの色々検査をするけど・・・
これ至って普通だろ??
だって猛獣を扱うんだから安全は万全にしないとダァー(゚ω゚)bメッ!!
つうか動物園の検査って検査員1人でやるのか???
結構広さがありそうなのにそれを1日で1人で見るのはおかしいだろ~ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
さらに2度目の審査で何とか合格するけど、あんな簡単に書類にOKって書くだけなのか???
持ち帰って審議にかけてから許可の通達をするのが普通だと思うんだけどね~(´・ε・`)
そして猛獣と言えば、動物園の熊が檻を破って道端をのっしのっしと歩いてる現場に出くわすシーン。
普通に考えて、あれは一大事だろ????
なのに車の中でじっとしてて息をひそめてって・・・車の窓壊して前足で襲いかかってこないのか???
さらにその後麻酔銃を撃って動物園に戻すけど、そこで主人公が出くわして襲いかかろうとするも、何とか手なずけるっていう・・・
絶対無理だそんなの(´゚д゚`)アチャー
熊は恐ろしいんだぞ!!!!
大正時代に北海道で起こった超巨大ヒグマに何人も食い殺された「三毛別ヒグマ事件」をちょっと調べただけでも、いかにむごたらしい事件だったかがすぐ分かる。
年間何人も熊に襲われて死んでるし。
とにかくこの動物園、全体的にメンテナンスが行き届いてないし檻も錆びついたり壊れかかってたりしててほんとみすぼらしい(;・∀・)
こんなので認可なんか降りるか!!!( ゚Д゚)ゴルァ!!
検査官を「あの野郎はいちゃもんばっかりつけやがって・・・」とかスタッフは言ってるけど、動物を可愛がって愛着を持つのはいいけどさ~脱走したら元も子もないだろうが!!!ヽ(`Д´)ノ
現に熊が脱走してるしな。
つうか園長がいないのに何で動物園を休園してまでスタッフはそこに残ってるんだ???
つうかその給料どこから出てるんだ???
夜は併設のバーでみんな楽しそうに盛り上がってるし∑(゚ω゚ノ)ノ
予告編で「亡き妻との約束を・・・」とか言ってるけど、何を約束したんだ?
その辺本編では全く出てこないし(;´∀`)
「告白するのに20秒の勇気を持て」という下りはいいとしても、ラストで主人公と奥さんが最初に会ったシーンの再現と言うか過去にさかのぼったシーンなのか分からんけど、そこでそれが語られる。
たまたま奥さんが座ってたレストラン沿いの道を歩いてた主人公が、窓越しにその奥さんを見つけて、こりゃあ可愛い!!(∩´∀`)∩ワーイと言わんばかりに店に入り、そこで話しかけたという馴れ初めらしいけどさ~
それはいいんだけど・・・
主人公「なぜこんな僕の相手をしてくれるんですか?」
妻「いけない?」
・・・( ゚Д゚)ハァ?
つうかお前が最初に話しかけたのに何この質問???
さらに奥さんも何この台詞???
それがまあ「なぜ動物園を買ったんだ?」の回答「いけないか?」伏線回収にはなってるんだろうけど・・・
全っっっっっ然意味分からん┐(´д`)┌ヤレヤレ
ここは「なぜ君は僕と結婚してくれるんだ?」「いけない?」っていう感じにすれば良かったのに(゚∀゚)
付き合う馴れ初めは関係ないだろ?
あとなぜ再建に15万ドル足らないと言うのに、奥さんが残した遺産8万ドルで可能になったんでしょうかねえ?
開園で客を待っててもなかなか来ないのに業を煮やして観に行ってみると、前日のハリケーンで大木が倒れてて来客が立ち往生してたので、それを倒れてる大木をよじ登って客を迎え入れて・・・
強引だし危険(;・∀・)
全体を通して見ると結構いい話だし出来も悪くはないんだけど、細かいところが雑だと思う。
もう少し細部に気を遣ってどんどんブラッシュアップしていけば、もっといい映画になったと思う分残念。
温かい光が差すステキな作品。
実話をもとにした作品とのこと。
どこまでが実話で、どこからが作りものなのか、わからないけれど、押しつけがましくなく、暖かい心になれる心地よいステキな作品だった。
半年前に妻を亡くし、その傷からはまだ癒えていないベンジャミン。
傷が癒えていないのは、14歳の息子も7歳の娘も同じ。
そんな時、息子のディランが非行に走り、心機一転、会社を辞め、街をでる決意をする。
新しく買った家には、動物園がついていた。
娘の無邪気さに、動物園も買い取る決心をするが、予想をはるかに超えた苦難が待っていた。
ライオンやトラ、グリズリーなどの大型の動物達には、近寄る事さえ、怖いことだ。
慣れない動物との関わり、財政難、次々と起こる困難。
人間とは違う視点で見つめなければいけない、野生動物の死。
でも、献身的なスタッフ達と、心を通わせ、廃園同然の動物園を再建していくことは、家族の問題をも、乗り越える力を与えてくれた。
今から思えば、開園再開に必要な農務省の審査を○●させるために、あの≪いやなヤツ≫は、事前に来たのだろうか?!?!
街の人たちの何気ない温かい言葉、≪あの動物園が好きなの≫ ≪動物達を救ったのね≫
亡き妻の≪なんでいけないの?!≫
兄の勇気を出させてくれる力強い言葉≪20秒の我慢≫
とても心地良い作品だった。
たくさんの動物達の登場も癒しを与えてくれた。
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