「どこに辿り着こうと、ワクワクするのが冒険だ」幸せへのキセキ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
どこに辿り着こうと、ワクワクするのが冒険だ
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映画「幸せへのキセキ」(キャメロン・クロウ監督)から。
妻(母)を亡くした悲しみを乗り越えていくために、
閉鎖されていた動物園を買い取り、そこに住むことで
家族の絆を再確認し、共に生きていく物語であるが、
残念ながら、私は家族より動物園スタッフとの絆について
気になるメモが増えた。
もう一度、皆に親しまれる動物園として開園するには
莫大な資金が必要になることを知っているスタッフに彼は宣言する。
「僕らは現代の冒険家だ」「偉大な動物の後援者だ」。
そして、妻が死ぬ前に残してくれた財産を「冒険資金」として使い、
最後に、こういい切った。
「(冒険が)どこに辿り着こうと、ワクワクするのが冒険だ。
これからの冒険を楽しもう。みんなを愛してる」と。
そう、このワクワク感を与えることが、リーダーの仕事。
漫画「ワンピース」のルフィみたいだな、とメモに付け足した。
結果(辿り着いた先)は、(目標)目的地とは違うかもしれないが、
この取組みこそ、皆に誇れる冒険だ、というメッセージが響いた。
「正しい行動は、誰にもジャマできない」
それが冒険にチャレンジする人たちの根底に流れているのかも。
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