「温かい光が差すステキな作品。」幸せへのキセキ りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
温かい光が差すステキな作品。
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実話をもとにした作品とのこと。
どこまでが実話で、どこからが作りものなのか、わからないけれど、押しつけがましくなく、暖かい心になれる心地よいステキな作品だった。
半年前に妻を亡くし、その傷からはまだ癒えていないベンジャミン。
傷が癒えていないのは、14歳の息子も7歳の娘も同じ。
そんな時、息子のディランが非行に走り、心機一転、会社を辞め、街をでる決意をする。
新しく買った家には、動物園がついていた。
娘の無邪気さに、動物園も買い取る決心をするが、予想をはるかに超えた苦難が待っていた。
ライオンやトラ、グリズリーなどの大型の動物達には、近寄る事さえ、怖いことだ。
慣れない動物との関わり、財政難、次々と起こる困難。
人間とは違う視点で見つめなければいけない、野生動物の死。
でも、献身的なスタッフ達と、心を通わせ、廃園同然の動物園を再建していくことは、家族の問題をも、乗り越える力を与えてくれた。
今から思えば、開園再開に必要な農務省の審査を○●させるために、あの≪いやなヤツ≫は、事前に来たのだろうか?!?!
街の人たちの何気ない温かい言葉、≪あの動物園が好きなの≫ ≪動物達を救ったのね≫
亡き妻の≪なんでいけないの?!≫
兄の勇気を出させてくれる力強い言葉≪20秒の我慢≫
とても心地良い作品だった。
たくさんの動物達の登場も癒しを与えてくれた。
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