「ファミリー・ムービー」幸せへのキセキ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
ファミリー・ムービー
原題『We bought a Zoo(直訳:動物園を買ったよ)』。 家と古ぼけた動物園をセットで購入したベンジャミン父ちゃんは 動物園の園長となり、家族再生と 動物園の再開を目指す…という実話を基にした作品。
家族で観るのにいいと思います。 ストーリーも、特に激しい流れはなく 終始おだやか。 一言付け加えるなら フィリップ・シーモア、ちゃう、マット・デイモンが オッサン過ぎるのがNG。。。
動物園の飼育員(ズーキーパー)・ケリー役に スカーレット・ヨハンソン。 かなり見なおしました。 本作品を選んだことも、お色気封印で カントリー・ガールを演じてるところも、スカジョ、立派! そしてキュート! これからもっと“演じる役”に挑戦してほしいです。
ベンジャミン父さん役の マット・シーモア・デイモン。 もうどっちがどっちなんだか…(マットです)。 妻を亡くし 失意のどん底にいるベンジャミンは 残された二人の子供たちの心の変化に どう対応していくのか…というところがポイント。 演技派のマットには 朝めし前な感じですが、もう少し…痩せて・髪切っても よかったんじゃない? 画的に花がないというと ストレートすぎるかしら(でも 否定できない、、『ボーン…』やってた人に見えない)。。。
個人的に注目したのが 娘・ロージー(7歳)を演じた マギー・エリザベス・ジョーンズちゃん。 大人びた表情が艶っぽい、でも小さくて、ポイント押さえて笑顔をくれます。 『フットルース(2011)』にも出演していたそうです。
その他、エル・ファニング(『スーパー・エイト』)、トーマス・ヘイデン・チャーチ(『スパイダーマン3』)、コリン・フォード(『PUSH 光と闇の能力者』)も出演中。
特別な演出を期待せず、ファミリー・ドラマと考えて観れば (キャスティングも豪華ですし)楽しめると思います。
余談ですが、実在する動物園は 英国の「Dartmoor Zoo」です。