劇場公開日 2012年4月7日

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「絶対的傑作」タイタニック(3D版) レプリカントさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0絶対的傑作

2019年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

当時、全世界同時公開でいわゆる全米興行収入第一位などのふれこみは一切無し。もともとキャメロンファンなので観にいったが、SF 作品ではないので多少不安ではあった。しかし映像の絢爛さと役者陣の魅力でぐいぐい引き込まれた。そして映画史に残るクライマックスの沈没シーン、このスペクタクル映像には正直、度肝を抜かれた。映画鑑賞で至福の時間を過ごせた数少ない作品となった。
記録的なヒットとなったため、映画通ぶった人間から批判されもしたが、大衆受けしたから批判するなどナンセンスである。そもそも映画は大衆芸術であり、製作者はいかに大衆の心を掴むかに尽力を尽くすのである。結果、大衆受けすればそれは成功なのである。
ただ、今の日本映画界ではレベルの低い映画がヒットしている。これは観客のレベルの低さが反映してのことだろう。有権者のレベルが低いとその国の政治家のレベルも低くなることと同じである。

レプリカント